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太平洋戦争における情報戦
開戦前にアメリカが日本の暗号解読に成功していたというのは有名ですが、最近の研究によると、日本も開戦前にアメリカ、イギリス、中国の暗号を完全解読していたことが分かったそうです。昨年末のNHKスペシャルかなにかで知りました。 この最近の研究内容について詳しく書かれている書籍をご存知でしたら紹介してください。
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「その時歴史は動いた」でやってましたね。 神戸大・簑原助教授が新史料を発見しました。 雑誌「諸君!」2003年7月号に簑原氏が新史料と日本の情報戦について寄稿しています。 お近くの図書館で「諸君!」バックナンバーを閲覧出来るかと思います。
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- chaff
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「この最近の研究内容」というよりも一次情報ですが、 作家の阿川弘之氏(志賀直哉全集や小説「井上成美」「山本五十六」が有名ですね)は実際に海軍省で暗号解読に携わっていたそうで、彼の随筆の中にも時折当時の様子が紹介されています。(氏は中国部だったそうです) なんでも、中国に関しては大戦途中までは「かなり遅れた」暗号を使っていたそうで、解読は楽勝だったとのこと。 アメリカがせっかく高度な暗号を使っているのに、その内容を中国が平易な暗号で「通訳」してくれるので、彼らは随分助かったそうです。 戦争途中になってさすがに中国も最新式の暗号に切り替え、阿川氏らは頭を抱えることになるのですが... とかいった内容だったと記憶しています。
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とても参考になりました。 ありがとうございます。
- bottan
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たしか、解読していたのではなく解析した結果、予想が ほぼ当たっていた と思います。進駐した米軍情報将校も 自軍にスパイがいるのではないかと疑ったほど。 大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 文春文庫 堀 栄三 (著)
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