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英詩読解確認:The slaty stone slept in its tinged and aboriginal iron.のironの意味
こんにちは、いつもお世話になります。 現在、英詩を理解できる出来ないにかかわらずゴリゴリ読もうと努力中です。 そして、Iain Crichton SmithのCollected Poems(詩集)のat the firth of lorneを読んいるのですが、(久しぶりに、分からない箇所が1つだけの詩でした。) ~~~~~~~~上記の詩の一部引用~~~~~ Nothing had changed:the world was as it was a million years ago. The slaty stone slept in its tinged and aboriginal iron. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ タイトルの通り、ironの解釈に悩んでいます。 何も変わっていなかった: 世界はそのままに 100万年前のまま。 粘板岩 は眠る。染められた太古のiron(枷?、鉄?、硬い物?)の中で。 その後、詩は、空の描写、海の描写と続きますので、タイトル文はここだけで理解しないといけないのだと思います。 ironは一体何を意味しているのでしょうか? 「its=粘板岩の」だと思うのですが、ironが意外と意味が沢山あり、粘板岩は、堆積岩の一種らしいので、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88 ギューと圧縮されできた事を、手かせ、足かせを付けられた状態に例えて、「iron=枷(手枷、足枷)」かな?と思うのですが、、、勘ぐり過ぎでしょうか? 教えてください、よろしくお願い致します。
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こんにちは。zatousanのお褒めの言葉がうれしくてまたまた参上です。 The slaty stone slept in its tinged and aboriginal iron. このironですが、tinged 「色の付いた」もiron を修飾しているところから、抽象的概念ではなく「鉄」という物質を指しているのではないかと思いました。ただそのまま「鉄」では当てはまりませんので、このように考えてみました: 「その粘板岩は赤く染まった母なる鉄鋼床で眠っていた」 調べてみたところ、鉄鉱石は酸化鉄が堆積して作られるものもあるようで http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%9E%E7%8A%B6%E9%89%84%E9%89%B1%E5%BA%8A こちらにこういう記述もあるんですよ。 >鉄鉱層の生成年代は縞状鉄鉱床より新しく、古生代から中生代で、当時の陸地周辺の浅海に堆積したと考えられ、頁岩・砂岩・石灰岩などと一緒に産出する。 この「頁岩」というのは粘板岩の種類です。 また、この写真からも分かるように、酸化鉄の堆積によってつくられた鉱床なので色は赤いですよね。 原文にはiron としかなくて、鉱床にあたる単語のbedはありませんが、slept という語があるので連想できなくもない。 aboriginalは native と同義ですので、「母なる」と訳してみました。
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- tjhiroko
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あ、字を間違えてました。 「その粘板岩は赤く染まった母なる鉄鋼床で眠っていた」 →「その粘板岩は、赤く染まった母なる鉄鉱床で眠っていた」
補足
わざわざ、ありがとう御座います。 達人の真剣にも似た鋭さと、共にこんな一面もあるんですね!(^^
- KappNets
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slept in its (tinged and aboriginal) iron 直訳すれば、強さ/硬さ/決意の中で眠った、となります。 永遠の姿を保つ岩石の中に神や人の強い意志にもつながるような「強さ」を感じ取っているのではないかと思います。抽象的な詩というものの訳し方はそもそも難しいのですが「力の中で眠った」よりは「力強さの中で眠った」とでもすればやや正解に近いかと思います。
お礼
達人、再度の御回答ありがとうございます。 inとironの解釈で、これほど悩んだのは初めてです。 inを「(ある条件の)中で」、なのか、「(位置的な)中で」なのか? ironの意味が分からないだけで、、、本当に全く分からなくなってしまいます。 >slept in its (tinged and aboriginal) iron >直訳すれば、強さ/硬さ/決意の中で眠った、となります。 こうなるのですか! なんだか、詩を見ていると、本当に英語の難しさを感じます。 普通の文章なら、inやironに無数の意味があろうが悩みませんが、これは、本当に難しかった、、、。 なんとなく、No3様の解釈の方が正解のような気がしますが、本当に忙しい中、ありがとうございます。
- KappNets
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iron には抽象的な great strength, hardness, or determination という意味があります。(Merriam-Webster)
お礼
達人、御回答ありがとうございます。 >iron には抽象的な great strength, hardness, or determination という意味があります。(Merriam-Webster) すいません、、、この英詩の英文が難しくて、、達人の御回答が入った後どういう訳になるのか分かりませんでした、、、。 出来の悪い、質問者で申し訳ありません。 出来れば訳のヒントだけでも、、、。 sleep in its great strength/hardness/determination.って難しい、、その状態すら想像できません。(大泣) 以下僕の英文解釈が間違っている自信度100%ですが『努力した証拠』です。 The slaty stone slept in its tinged and aboriginal great strength. 粘板岩は自身のほのかに色を付けられた太古の「強大な力」の中で眠った。 The slaty stone slept in its tinged and aboriginal hardness. 、、、難しいけど、 「粘板岩は自身のほのかに色を付けられた太古固さの中に眠った。」では意味を成さないし、英文的にも変かな? The slaty stone slept in its tinged and aboriginal determination. 粘板岩は自身のほのかに染めた太古の決断力において眠った。 本当に御回答から自力で訳にまで辿り着けなく申し訳ありません。 改めて、御回答に御礼申し上げます。
補足
達人、御回答ありがとうございます。 もしかして僕は、区切り方をそもそも間違えていますか?
お礼
達人、御回答ありがとうございます。 相変わらず、鋭いですね! 御回答いただく度に、一刀のもとに斬り捨てられたような感触を覚えます。(別に達人に試合を挑んでいるわけではないのですが、、、ま、参りました、、、バタッ。と言う意味で) >このironですが、tinged 「色の付いた」もiron を修飾しているところから、 >抽象的概念ではなく「鉄」という物質を指しているのではないかと思いました。 これにも本当に悩んだんですよ。 「かすかに着色」されただからわざわざ何色か書いてないのかな? だとか? 兎に角、ironさえ分かれば、謎がとけるんじゃないかと、、。 なるほど! 鉄ならば染まる色は決まっていますから、それでtingedになったのか!!!!! >aboriginalは native と同義ですので、「母なる」と訳してみました。 aboriginalも、こっちのニュアンスでしたか!? >「その粘板岩は赤く染まった母なる鉄鉱床で眠っていた」 大自然をありのままに述べた、こんな綺麗な詩だったのか~! あまりのすごさに、息を呑みました。 目から鱗どころじゃない驚きと感動でした。 本当に御回答ありがとうございます。