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建設業決算書

建設業の決算書の見方について教えてください。 バランスシート上の未成工事支出金の金額と、工事原価報告書の期末仕掛工事高は一致するものだと思ってました。 未成工事支出金はBSに計上されているのに、工事原価報告書には期末仕掛工事高が計上されていないのは、粉飾にあたるでしょうか?

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  • ctaka88
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回答No.1

建設業会計では、工事原価報告書に記載されるのは完成工事の原価です。通常、期末工事仕掛高は工事原価報告書に表示されません。 建設業会計では、工事原価の発生は次のような仕訳により、未成工事支出金勘定に記入されます。  未成工事支出金・A工事・材料費/工事未払金  100  未成工事支出金・A工事・外注費/工事未払金  300  未成工事支出金・A工事・現場経費/工事未払金  50 工事原価発生額が上記だけでこのA工事が完成したとすると、 次の仕訳により未成工事支出金が完成工事原価に振替えられます。  完成工事原価・材料費/未成工事支出金・A工事・材料費 100  完成工事原価・外注費/未成工事支出金・A工事・外注費 300  完成工事原価・現場経費/未成工事支出金・A工事・現場経費50 上記の完成工事原価のみが工事原価報告書に記載されます。 したがって、工事原価報告書に期末仕掛工事高が計上されているのは正しい建設業会計がなされていないということです。

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