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工事台帳の管理方法
私の会社は内装業です。 工事台帳を営業マンが記入、保管、管理していますが、決算期に未成工事支出金が多すぎると、監査で指摘されました。ある現場の工事が予定原価を上回り、赤字になる為に、原価の一部を計上せず、他の現場に振り替えて続けていた為に起こりました。 営業マンは、営業成績を悪くしたくないので、そうやって原価を繰越続ける事を、悪いと思っていません。が、決算期に、監査から、未成工事支出金が多すぎると指摘されました。 経理は、工事担当者が言うとおりに、原価を計上するだけの権限しかありませんが、実際に仕入れの支払い金額とはかけ離れた結果になっています。 売上げとその原価の計上は、営業マンが伝票に記入してきた原価で計算されます。仕入れ(買掛金)の支払いと連動していません。 そんな中で、罪の意識の無い営業マンが、是から先、正しい原価計上をできるのか、疑問です。 他の会社では、工事台帳の記入や管理は、誰がやっているのでしょうか。 売上げ計上するときの原価が、実際の仕入原価と違う事を、いつ、どうやって、誰が指摘するのでしょうか。 良い方法を教えてください。お願いします。
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一応個別工事ごとの原価管理を行って完成基準の決算を行う中で、完成工事分の原価が未成工事分として処理されているということですね・・・。 営業担当者あるいは工事担当者の作為的な処理が原因としても、それを容認して決算すると会社が不正な決算処理(粉飾決算)をしているということになります。 監査では、その疑いありとして指摘されているのではないでしょうか? これをチェックして、内部牽制を働かせて是正していくのは管理部門(経理)の役割です。経理の責任者が、営業・工事部門を指導して是正させなければなりません。 放置しておくと、社長あるいは取締役が商法上の責任を問われることになります。それよりも、経営の実態(業績)が分からなくなって、気がついたときには「倒産」が待っているというリスクにもつながります。 社員全員が大問題として捉えて、直ぐに行動を起こさなければならない問題です。
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- greenbird
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工事台帳とは工事ごとにその工事にかかった費用を記帳するのが原則ですし、工事ごとの原価管理が正確に成されてこそ、粗利が把握できることになります。 現場の赤字を取り繕うべく、発生原価を他現場に振り替えたりすれば正確な工事台帳ではなくなります。又、赤字ということは積算見積もりの甘さもあるかもしれませんし最低見積もり算出したとしても、それより下回る赤字承知で契約を結ぶ営業にも問題ありかと思います。 >営業成績を悪くしたくないので、そうやって原価を繰越続ける事を、悪いと思っていません。が、 =経理の立場としては「いけないこと」と認識すべきです。 「工事台帳」の作成は法律的な義務はありませんが完成済みの現場経費を他現場未成工事経費にあげ次期繰り越しをする行為は経理として大きな問題です。 経理上層部より問題提起し、「罪の意識の無い営業マン」の問題だけと捉えず、それを黙認し続けた経理、積算見積もり他、会社全体の問題として、解決に向けすぐ取り組むべきだと思います。
お礼
全く、おっしゃる通りだと思います。 契約時の見積もりの甘さ、経理の無責任、そういった観点で話し合いが全く無い事が、私も不思議でした。 私の感じている事が、間違ってはいなかったと思えただけでも、救いです。 経理も工事部門の長も、単に監査で指摘されたから・・・という観点でしか、見ていないのは、驚きです。 本当にありがとうございました。
お礼
原価の記入は、経理でやる事になったらしいですが、それ以外は、何もかわりません。経理課長が、営業に対して指導など、到底無理な雰囲気の会社です。 商法上の責任が発生すると、言ってやりたくなりました。 本当にありがとうございました。