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保守主義の原則
企業の財政状態に不利な影響を及ぼす~と書いてありますが具体的には、どのようなことが企業の財政状態に不利なんですか?教えて下さい
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- minosennin
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回答No.2
「企業の財政状態に不利な影響を及ぼす~」という言い回しには、私も常々疑問を感じています。 保守主義の原則が云わんとする処は、#1さんのご回答にもあるとおりだと思います。 しかし、「不利な影響云々・・」という表現そのものについては、ナルホドと思える説明をかって見かけたことがありません。 元来企業は、その宿命として、常に倒産のリスクに曝されている訳で、保守主義の原則もこれを踏まえたものでしょうから、 「不利な影響を及ぼす可能性がある場合には・・」というより 「企業は資金の枯渇とともに倒産するもので、常にそのリスクに曝されているから・・」といった表現の方が分かり易いと思います。 企業会計原則にたてつくような書き込みで気が引けるのですが、ご質問に悪乗りさせていただきました。
- putidenny
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回答No.1
保守主義の原則の具体的な適用例は、 (1)減価償却計算における定率法の採用、 (2)棚卸資産払出単価計算における後入先出法の採用(物価上昇時) (3)資産評価における低価法の採用 等があります。 以上の例をみると、保守主義の原則が目指すところは、会計処理の 選択適用によって利益の額が変わる場合は、なるべく利益が少なく 計算されることのようです。何故なら、経済的実態が同じなのに利 益が多く表示されると、その分株主への配当等による社外流出が増 加し、企業の財政状態に不利となるからです。