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減七の和音について
主和音から同じ根音の減七に行ってまた主和音に戻るときに、 解決感?のような感じがするんですけど、 これは何か呼び名とかあるんですか? 何かの終止形?とかですか? 詳しい方よろしくおねがいします
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名前はないと思います。 クラシックの和声学的に言うと。(異名同音で考えます) 質問の場合の減七の和音は根音がレ♯で、その転回形になりますね。 この場合、ドは七音ですが、この音は変わらず次の根音につながる。 レ♯はミに上がる。レ♯は根音。 ファ♯はソに上がる。 ラはソに下がる。 レ♯が導音でミに上がるが、ミソシの和音につながらず似た感じのドミソにつながるという形。
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- peacementh
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これは終止というよりは一時的に転調したと解釈するべきです。 Cメジャーという世界から、Cのメロディック(コードの構成音だけならばハーモニックの解釈でも可能。しかし、メロディックとハーモニックは現代的な理論上メロディックの一部という見方もできる。)マイナーに旅行にいって帰ってきたという具合になります。形式的には同主調の動きではあるものの、実に複雑です・・・。 ほぼ半音進行に近い形でワープするのであからさまな転調よりもスムーズに行き来できます。その反面注意して作っていかないと、広がる大草原のど真ん中に花火大会したままこげた地面に残骸が散らかしっぱなしというくらいの違和感が出るので、結構面倒ですよ。 特に根音がドミナントモーションや半音進行で動かないだけに、実践となると、知らないうちにメジャー世界からマイナー世界に落とされたような錯覚に陥るかもしれません。面白いと言えば面白い話です。 多分C長から見たときにBm7(-5)を使うほうがよほどラクだと思います。
お礼
>peacementhさん 同主マイナー調ということは4度が#した形ですかね・・?5度がb? なかなか難しそうですね。 Bm7(-5)も調べてみます。 ありがとうございました。
- musikayo
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減七和音→主和音で偽終止ですね。 転調などで次に違うパターンが出てくる時などによく使われます。 減七の和音の響きは独特の不安定感を持っているので、心理的に早急に解決させたくなる気がしますね。 根音が半音上がった状態になっているので主和音導こうとします。 バロック期から使われていて古典派以降はほとんどの作曲家で多用されていますが、特に呼び名(ピカルディとかの)はありません。
補足
>根音が半音上がった状態になっているので わかりづらい文だったようでごめんなさい。 根音は同じなんです。 ハ長調なら ドミソ→ド、ミb、ソb、シbb→ドミソ という動きです。
お礼
lilactさん ありがとうございます。 クラシックでも呼び名は特にないんですね。 たまに映画なんかで耳にする響きだったので 何か定型化されたものなのかな?と思いましたが、 そうではないようですね。