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脳死後の状態について
近頃脳死のことについて知る機会があり、質問させていただきます。 脳死後、人工呼吸器などによって心臓や肺を動かし続けることは不可能なのでしょうか?
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- ga111
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脳死者は呼吸が脳の損傷(脳幹死)によってできないので、人工呼吸器を装着しているというのが基本的前提です。 脳死後、薬によって心停止に至る期間をながびかせることもできる場合があるそうです。 http://www.medi-net.or.jp/tcnet/tc_3/3_1.html >図2は、全脳死に陥った後、心臓が停止するまでの経過時間を示している。約半数の脳死者は2~3日で心停止に至る。この調査では最も長い人で83日であるが、今までに報告された最も長いものでは約100日である。脳死者の心臓は数日で止まるものもあれば、100日で止まる場合もある。積極的にカテコラミンや抗利尿ホルモンなどを投与すると、心停止に至る期間をながびかせることもできるが、通常は1週間でほぼ70~80%が心停止に至る。
中学理科レベル(プラスアルファ)の浅い知識で書きます。 肺そのものは動きませんが、人工呼吸器による酸素(というか空気)で肺胞レベルの呼吸が可能です。このように肺としての機能は果たしますが、肺は筋肉ではありませんので動きません。 心臓は筋肉で、その筋肉を動かすタイミングの電気信号を発するペースメーカーを自ら持っています。ですから動きます。 もちろん、肺も心臓も臓器として機能するための条件(血液供給されている、細胞レベルでガス交換されているなど)が満たされた上での脳死状態、呼吸管理下でのお話です。
お礼
心臓は勝手に動いているものなのですね。 ありがとうございました。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
「ある程度の期間」であれば可能なはず. まあもっとも, 心臓だけなら十分な栄養と酸素があれば勝手に動いていそうな気もします.
お礼
半永久的に、というのは無理なのですね。 ありがとうございます。
お礼
よく分かりました。 外部リンクもありがとうございます。