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斉藤緑雨の言葉
「鳥の血に悲しめど、魚の血に悲しまず。聲ある者は幸福也」 イノセンスに出てきたセリフですが、どういう意味でしょうか?
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人間も、言葉を持ち、意見を出し、鳥のようにさえずる声を上げることが出来る人はまだいい。 訴える知性とことば、知識、機会や用具・方法のある人はまだいい。 黙してされるがままの魚のような存在はどうしたものだろう。 ということであり、さえずる鳥により存在的親近感が感じられ、やはり、類似性から遠い魚に気持ちを持つことはあまりない。 上田秋成の夢翁の鯉魚の話もあるが、それは位相的ことなる話でしょう。
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- bakansky
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回答No.1
そのままを素直に読めば、「鳥が血を流せば(可哀想にと)(人は)悲しんでやるけれども、魚が血を出しているのを目にしても、悲しむ者はおるまい。聲ある者(=声を発するもの=鳥)は幸せである」ということになりますが、それではダメなんですか?