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翻訳家へのみちのり
皆さんいつもご解答下さり、本当にありがとうございます。 英語や文章を読む事が好きなので(逆に話す事は苦手です)、将来は翻訳の仕事がやりたいと思い、翻訳の勉強を去年末からスタートしました。現在は、会社の翻訳コーディネータさんから翻訳済み原稿などをちょっと拝借し、自分なりの訳とプロの訳を比較するという勉強方法をしています。 (もちろんこの方法がいいのか悪いのか、全く分かりません) 先日、スペースアルクに掲載してある「実務翻訳者200人に聞いた《 実態調査アンケート 》結果発表!」を読みました。そこで、通学や通信学習よりも、独学で勉強をされている方が一番多いというアンケート結果が出ていたのですが、皆さん一番初めはどのように独学で勉強をされていたのでしょうか? 私はこれから何年も翻訳の勉強を進めていくつもりではいますが、「どうやって?」や「いつまで?」というところが全くつかめていません。やはりそういう人は学校に頼った方がいいのでしょうか・・・? 以前、「気長に取り組んで」とアドバイスをいただきましたが、先が見えない事はこんなにも不安なのか・・・と最近は意気消沈しています。 お勧めの翻訳勉強法または、皆さんがやってきた方法を教えていただけないでしょうか? どうぞ宜しくお願いします。
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- machakichi
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私も現在、米国系企業にて社内翻訳をしています。 因みに私も翻訳スクールに通った経験はありませんが、今後、在宅翻訳家になろうか検討しているので、一旦、インタースクールに通ってもう一度、基本から勉強をしてみようか考えています。 私の周りの人を見ると、海外の大学や院を出られた方も結構いるのですが、在宅でしている方は以外とスクール経験者も至ります。 その利点は、先生から仕事がもらえるようになったり、コネが作れたりするとのことでした。 トライアルをいきなり受けようかとも考えたのですが、へんな癖がつくと先々で行き詰ると聞いたので取り合えず、スクールを考えています。 因みに翻訳の仕事を始めたいきさつは、たまたま就職した先で翻訳を任されたところから始まりました。現在の外資系企業内でのフルタイム社内翻訳に至るまでは大体、5年近くかかりましたが、現在の職場はビジネス翻訳でビジネス関連書類全般を扱っているので、特に専門性は必要とされませんでした。 (その代わり凄く幅広いです。契約書、製品説明書、カタログ、新聞記事、開発系レポート、化学系レポート、社内規定文書、論文などなど、思いつくだけでもこれだけの種類があります。。。8割が英訳です。) 大切なのは、やはり正しい英文が書けるということと、徹底した情報収集力&言語分析力だなと日々、実感しています。 日本語も私は以前、日本語教師をしていたことがあるので、こういうのは一文の長い契約書や記事翻訳の際に生きていていると思います。 でも、こうやって実際にフルタイムで翻訳をして思うのですが、経験って大切だなということ。少しでも多くの数をこなしていくことが、後々勉強をするにしてもとても重要になってくると感じています。 なので、まずは思い切って翻訳の仕事を始めてみてはどうでしょうか? やりながら勉強するというのが、とても効果的に感じます。
質問者の年齢、経験、語学力などが不明なので一般的なアドバイスになります。 現在翻訳家になりたいという漠然とした希望だけなので不安が先に立つのではありませんか。本来不安とは業界のことがある程度分かったときに生まれるものです。現在プロの訳と自分の訳を比較しながら勉強しているということですが、比較して何を感じますか。 既に何回もお聞きのことかも知れませんが、翻訳には外国語力と日本語力が必要です。 翻訳家が必ずしも外国生活の経験者でもなく外国文化、習慣に詳しいわけでもないので、よい翻訳家になるためには、情報収集力が必要です。インターネット検索力=調査能力の面もありますが、いざというとき頼れる外国人、海外生活経験者などを知人に持つことも必要でしょう。 日本語力(表現力、語彙など)を高めるためには幅広い読書、時事用語習得のための新聞雑誌の講読も必要です。気長に取り組んでという アドバイスは語学力以外に為すべきことが多いですよという意味だと思われます。 何事も職業となれば厳しいと認識して気長に取り組むことです。その間にトライアルに挑戦し得意な分野を固めて行けば、自分の実力、或いは不足している点が分かり具体的な学習・研修目標が見えてくるはずです。
翻訳者です。私も特に「翻訳の勉強」はしていません。 翻訳者を目指されているということは外国語の読解力はすでに高いレベルなのでしょうから、外国語の勉強を続けながら日本語の本を楽しんでたくさん読むことをおすすめします。語彙の引き出しが増えますよ。 また実務翻訳者を目指されているなら、外国語とは別に経済なら経済、技術系なら技術系、医療なら医療の専門知識を積み上げていくことが大切です。その分野の本や専門誌にも目を通しましょう。 実務翻訳の場合、将来専業でやっていくことを考えると、自分がおもしろい・飽きない・楽しいと思える分野を専門にできるのが一番いいですね。業界紙や専門書の購入を経費にできますから... (ちなみに専業の翻訳者になった場合、外国語のトレーニングや研修にかかった費用も経費にできます。税理士さんに確認済みです。好きなことを仕事にするべし! です)。 「学校に通おうか」と「どうやって勉強したらいいのか」と迷うくらいなら翻訳会社のトライアルを受けてみては? 経験がなくても実力があれば合格できます。運よく合格してお仕事をもらえれば、実際のお仕事の中から学べるので一石二鳥です。 出版の場合と違って実務の仕事をするにはコネは不要です。 何年も翻訳学校に通うのは時間とオカネのムダです。