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ゲーテ『ファウスト』第二部 「時(瞬間)よ止まれ、汝は実に美しい」とファウストは言っていませんよね?
ゲーテの『ファウスト』第二部 「時(瞬間)よ止まれ、汝は実に美しい」とファウストは言っていませんよね? 訳にもよるのかもしれませんが、と「時(瞬間)よ止まれ、汝は実に美しい」と「言っても良い」といって絶命しますよね?? 繰り返しになりますが、つまり「時(瞬間)よ止まれ、汝は実に美しい」とはいっていないわけですよね??
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- spring135
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回答No.1
何を質問したいのかわからないので確認しますが、声に出していったか声には出さなかったかを聞きたいのですか。ついでに何故そのようなことを問題にしたいのかを説明してください。 Faust 1699行、1700行においてFaustはMephistophelesに Werd' ich zum Augenblicke sagen: Verweile doch! du bist so schone! (私が瞬間に対して「止まれ、おまえはとても美しい」と言ったなら・・・) と言って悪魔と契約したため、11581行、11582行において Zum Augenblicke durff' ich sagen: Verweile doch! du bist so schone! (瞬間に対して私が「止まれ、おまえはとても美しい」と言ってもいいだろう) ということによって契約通り死んでしまいます。(schone,durffはウムラウトが入ります。) つまり、単なる未来を表すwerde(英語のwill)に対し、接続法のdurfen(英語のmight)が十分条件になっているかということを聞きたいのですか。私としては「・・・と言ってもいいだろう」ということは十分な感慨が込められていると解釈して、単に言った以上の表現であると思います。