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カラマーゾフ、ファウストのあとにオススメの本は?
わたしは読解力がなくて、読書に時間が凄くかかり、かなり苦手なのですが 『カラマーゾフの兄弟』を読み、“イワンの右肩が下がっている”のはなぜ?と思いゲーテの『ファウスト』を読み終わりました。 想像力の乏しい私には『ファウスト』第2部を読んでかなり難しく感じましたが、ここに登場するギリシア神話にもちょっと興味を持ちました。 つぎに何を読むといいのでしょう?皆さんがオススメする本を教えていただきたいです。 *古典文学はカラマーゾフが初めてで、読みきるのに1年以上かかりました。 ファウストは3ヶ月くらいです。 かなり読解力がないので、読みやすい本を教えてください。
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カラマーゾフやファウストをとにかく読み切るということは大変執着力のある、立派なことだと思います。 ロシア、ドイツとくれば次はイギリス、フランス、アメリカに目を向けるのが一つの方向だと思います。 ロシア、ドイツをさらに深めたいというのも十分意味のあることだと思います。 イギリスではエミリーブロンテの「嵐が丘」はいかがですか。私の友人に言わせると小説中の小説!ということで、大変強い印象を残し舞うs。 フランスはスタンダールの「赤と黒」、フローベルの「ボバリー夫人」、バルザックの「谷間のユリ」などが古典です。 アメリカはメルビルの「白鯨」がダイナミックで楽しめます。ヘミングウェイはどれも2流でがっかりします。スリラーでトマス・ハリスの「羊たちの沈黙」は名作です。 ドイツではトーマス・マンの「ブッデンブローク」、「魔の山」、ヘルマン・ヘッセの「ガラス玉演技」などが良いと思います。2人ともノーベル文学賞をもらっています。 ロシアではトルストイの「戦争と平和」を勧めます。ある意味でカラマーゾフとついになる、文学史上屈指の名作です。 まだまだたくさん、よい本がありますので、ぜひ読んでみてください。岩波文庫がよいでしょう。
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カラ兄を読了できればたいしたものですよ。私はファウストをまだ読んだことがありません。 ドストエフスキーの『白夜』(角川文庫)を試してみては? カラ兄の後ならとっても楽なはず。 でもドスト先生らしさがあります。 岩波文庫だったら『スペードの女王』とか『オネーギン』とか短い話です。でも古典的名作。 新潮文庫だったか?トルストイの『クロイツェルソナタ/悪魔』とか(短編集) メリメの『カルメン』なんかも短いです。 『椿姫』なんかもそんなに長くないかな。 『マロン・レスコー』も短いんですが、私はあまり読めなかったような。 ラディゲの『肉体の悪魔』早熟な観察眼。 なんだか短いものばかりお勧めしているようですが・・・・・ もし長編が良ければドストエフスキーでもトルストイでもあります。 『嵐が丘』読めなかったんですが、その姉妹が書いた『ジェイン・エア』は読みました。 孤児院つながりで、ぐっと気楽(だけど風刺がある)で『あしながおじさん』とか。 名作路線の海外文学なら、岩波文庫、新潮文庫、角川文庫が良いかも。 ギリシャ神話の良い本は知らないんですが、星座の話なんかもいいかもしれません、ギリシャ神話とつながってますので。ペルセウス、アンドロメダ、くじら、ペガサス、ゴルゴン・・・・。
お礼
返事が大変遅くなり申し訳ありません。 オネーギン、椿姫、ジェイン・エア、興味深いです。短編をたくさん教えていただきありがとうございます。短編をたくさん読んでみて好きな作家を見つけたいと思います。 どうもありがとうございました!!
お礼
返事が大変遅くなり申し訳ありません。 フランス文学は全然知りませんでした。 「嵐ヶ丘」はぜひ読んでみたいです。「戦争と平和」も読んでおいたほうが良さそうですね。 ハンニバルシリーズは映画が好きなので原作も興味があります。 たくさん教えていただき、今後の読書がたのしみです。ありがとうございました。 先に答えて下さったのベストアンサーにさせていただきます。