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不良品を検知する検査機の正確性

ある製品の不良の有無を調べるため,自動検査機を導入したのですが,確実に不良品を排除するための感度調節がなかなか決まらず,検討を繰り返しているところです. 現段階では,自動検査機を用いて,不良品が完全に排除できることを確認していませんので,各ロット,全数について,目視検査と自動検査機を併用しています.ちなみに目視検査では,ほぼ100%不良を検知します. 目視検査と自動検査機の不良検出率が同じであることが確認できれば,目視検査をやめたいと考えているのですが,1ロットだけについて,同じになったとしても,それは偶然であるかもしれないので,数ロットについて,併用する必要があると思います. そこで,同じ不良検知率であることが,何ロット続けば,自動検査機の正確性を確認でき,目視検査をやめることができるか教えていただきたいと思います. ちなみに,1ロットあたりの製品の個数は5,000個で,各ロットの平均的な不良品数は5~6個です. わかりにくい説明ですみませんが,よろしくお願いします.

みんなの回答

  • my3027
  • ベストアンサー率33% (495/1499)
回答No.3

品質工学を使って制御因子と誤差因子を推測し、ワースト製品を検査機にかけて制御因子を特定してみては如何でしょうか? それで誤差がワーストでも検出できる閾値をみつけられれば目視廃止できると思います。当然既に指摘のある、ロット間バラつきや検査機精度劣化も誤差因子として繰り込めば、それも含めた閾値が見つかります。 品質工学は多因子が絡んだ現象から、見える形で誤差を最小化して制御因子で制御する実用的な方法です。実験計画法の一種みたいなもんです。万能ではないですが、使い方次第ですので参考に。

onarabin
質問者

お礼

早急なご回答,誠にありがとうございます. 品質工学は,因子の特定と水準設定が難しいですが,検討してみたいと思います. 統計は数字のマジックのようなものですものね. 気をつけて使いたいと思います.

回答No.2

追記。 「世の中、数学の公式通りにはならない」ので「数学で求めた値を鵜呑みにして実社会でそのまま用いる」と「け、計算と違う…。大量の不良品が市場に…。回収費用で会社に大打撃を…。責任取らされてクビに…」なんて事になります。 「理論と現実は違う」と言う事だけはお忘れなく。

回答No.1

理想は「目視検査でハネた不良品を検査機にかけた場合には全てハネて、目視検査でパスした製品を検査機にかけた場合には全てパスすると言う状態が数ヶ月続いて、イレギュラー(目視と検査機の結果不一致)が1件も発生しない」でしょうね。 たぶん、300~1000ロットくらい連続で「目視と検査機の結果不一致が1件も起きない」なら、大丈夫なのではないかと(つまり、数ヶ月のスパンで見ないと…) なお「検査機は、使ってるうちに精度が落ちる」ので、定期的なメンテナンスが欠かせず、メンテナンスをした場合は感度の再調整が必要です。 で、感度の再調整後は「調整した感度が適正かどうか判らない」ので、目視と検査機の結果が数ヶ月に渡って一致し続けるかどうか、再検証が必要です。 と言う訳で「完璧な検査を期待する場合、目視検査は廃止出来ない」と言う結論に達します。

onarabin
質問者

お礼

早急なご回答,誠にありがとうございます. ご回答の中に,300~1000ロット連続で,一致が認められれば,とありますが,これを統計学的に,説明することは可能でしょうか? もし,おわかりになるようでしたら,ご教授願いたいと思います.

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