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外観検査を自動化するための方法
- オートバイの部品を溶接で製造している会社では、出荷前の外観検査を全数目視で行っていますが、これを自動化したいと考えています。
- 現在のアイデアは、CCDカメラを使用して画像を取り込み、コンピュータに判断させる方法です。
- 対象ワークは鉄及びアルミの溶接物で、全長200mmから560mmくらいまでです。これらのワークの表面の傷や部品の欠品、溶接欠陥などを自動で検査することを目指しています。
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おはようございます。 お話の内容から具体的な状況がイメージできないのであくまでも 一般論的なお答えしかできませんが、検査内容別にお答えさせて いただきます。 1.パイプ表面の傷 これは画像処理しかないと思いますが、すべて自動で行うのは かなり難しいと思います。 私が今までやってきたことは、人間との共同作業でエラーが出れば もう一度人間が再チェックするとか、コンピュータを使わずにカメラ でクローズアップされた画像を人間がチェックすると言う方法を採ってきました。 付着したゴミ、不良にはならない色むら等、フルオートで検査すると こういった付帯状況の設定に結構苦労します。 2.部品の欠品 光学式センサーや、あるいは近接式センサーで部品検出は出来ません でしょうか? 3.溶接欠陥 表面的なものであれば画像処理ですが、物理的なものでしたら非接触探傷とかがあると思います。 こういった検査はお金を使おうと思えばいくらでもかかってしまう ので、検査内容を充分に分析して、結局何をやりたいのか、何が要求 されているのかを、はっきりさせれば結構良いアイデアが思いついて 案外安価に出来ることがあります。
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画像処理について。 ご質問が漠然としていて、なかなか説明しにくいのですが。 ご質問に沿った使い方ならパターンマッチングと言って、あらかじめ ティーチングしておいた良品画像と、被検査品とを比較してその差が 限度以上あれば不良品判定すると言うものです。 また、傷の内容や環境によって取り込んだ画像を色々加工して傷を 際立たせるような処理をしたり、不要な部分をマスクしたりと出来る だけ誤判定の無いように設定することが出来ます。 こんな基本的なご説明でよろしいでしょうか。 詳しくは専門メーカにご質問された方がわかりやすいと思います。 ご存じだと思いますがK社O社でも取り扱っています。
お礼
Lonさん、丁寧なご回答本当にありがとうございました。画像処理の分野は本当に素人なので、このような初歩的なことがまったく分かりませんでした。メーカーさんに聞きながら少しずつでも作ってみようと思います。大変参考になりました。 ありがとうございました。
補足
早速の回答、どうもありがとうございました。Lonさんの言うとおりフルオートにせず、エラーが出たらラインから外して、人の目でチェックするという方法が現時点では最良かと思います。部品の欠品については光学式センサーを使いたいと思っています。某K社さんや、某O社さんなど非常に優れた性能を持つ製品がありますので目的に合った製品を選択していきたいと思います。溶接欠陥については表面的な欠陥を見たいので、パイプの傷と合わせて画像処理でやってみようと思います。 で、その画像処理なんですがいまいちピンときません・・・。もしよろしければ簡単な概略でも教えていただけないでしょうか・・・?