- 締切済み
多様体
8のような自己交差するものは、何次元になっても多様体とはみなされないのでしょうか? そうでないのなら何か例を、そうであるのならば証明を教えていただきたいのですが、、、。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- kabaokaba
- ベストアンサー率51% (724/1416)
>manifold を「マ様体」、variety を「バ様体」と訳している (笑) varietyを「変様体」と訳す流儀の噂は聞いたことがありますが(^^;; 大学生それも数学系,それも幾何系の学生だと思うので それなりに。。。 >えっとでは多様体の基礎(松本幸夫)などに出てくるmanifoldの場合、自己交差がないというのはすぐ証明できることなのでしょうか? 松本先生の本の定義をしっかりみましょう. また「自己交差がないことの証明」といいますが, では「自己交差」とは何ですか? 交点数が2以上ですか? となると「分枝」(もしくはそれに類するもの)が必要ですが, それの定義は? 「交差」の定義さえ明確になっていれば 証明は容易でしょう. 交差(ぶっちゃけた話,特異点)があると 話は相当に複雑になりますので, 松本先生のあの本のような初学者向けの初歩の本や 松島先生の「多様体論」のような教科書でも 特異点は正面からは扱ってません. #特異点だとシンガー・ソープの教科書か #石井先生のシュプリンガー・東京からでてる本, #卜部先生の本,石川・泉屋先生の本(これは実幾何の本)かな・・・ ##順番にやさしめになるように並べたつもちり
- arrysthmia
- ベストアンサー率38% (442/1154)
manifold を「マ様体」、variety を「バ様体」と訳している 文献に出会ったことがあります。(笑 manifold の意味では、自己交差の有無は、多様体自身の 位相的性質ではなく、多様体を他の空間へ埋め込むときの 埋め込み写像の性質と考えるのではないでしょうか。 manifold の定義が、 定義: 位相空間 M が位相空間 T 上の多様体であるとは、 M に一組の開被覆 U が存在して、 U の各集合は、T のある開集合と同相である ことを言う。 …でよいならば、M に自己交差が許されるか否かは、 T が自己交差を持つか否かに依存します。 通常は、T が一様位相を持つ空間(ほとんどの場合 ユークリッド空間)であるような M を扱うので、その範囲では、 manifold は自己交差を持たないと考えてよいでしょう。
- kabaokaba
- ベストアンサー率51% (724/1416)
そういうのは,英語では``variety''といいます. manifoldとは異なります ただし,日本語訳だとともに「多様体」なのでややこしい上に フランス語だと<<vari\'et\'e>>で一緒だというややこしさ. 文脈で判断するしかありませんし, 実際,分かってれば容易に判断できるのですが, ややこしい場合は, 特異多様体とか 「特異点をもつ」という形容がつくこともありますし 特異点がない場合は「滑らかな多様体」 とかいわれます. 一番シンプルなケースは C^2における x^2-y^2=0 とか y^2=x^3 であり これらは原点を特異点としてもってますが それ以外の点では滑らかな多様体です #証明は陰関数定理より明らか.
補足
えっとでは多様体の基礎(松本幸夫)などに出てくるmanifoldの場合、自己交差がないというのはすぐ証明できることなのでしょうか?