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ベクトルの証明
直線Ll:ax+by=cについて次のことを示せ ・lはn(→)=(a,b)と垂直である ・点P(x0,y0)とlとの距離は√(a^2+b^2)分の|ax0+by0-c|で与えれる 下の問題は、距離がどのように求められるものなのかがはっきりわからず困っています。よろしくお願いします!
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akatukinoshoujyoさん、こんにちは。直線Ll:ax+by=cについて >・lはn(→)=(a,b)と垂直である まず、分かりやすくするために、l上の点A(0、c/b)と点B(b、c/b-a) を考えてみましょう。 点Aの座標はxに0を代入したら、ax+by=cより、y=c/bと出ますね。 点Bの座標も、xがbのときのyの値を求めたらc/b -aと求まります。 さて、ここでベクトルABを考えます。 AB=(b-0,c/b-a-c/b)=(b,-a)ですね。 ここで、直線l上の任意のベクトルは、ベクトルABの実数倍になりますから 任意のベクトルはtABとあらわせます。 ベクトルtABとベクトルnの内積をとれば、 tAB・n=t(b,-a)・(a,b)=tab-tab=0 となって、ベクトルnと直線が垂直であることが分かります。 >・点P(x0,y0)とlとの距離は√(a^2+b^2)分の|ax0+by0-c|で与えれる 今、点Pから直線lに下ろした垂線の足を点Q(x1、y1)とおきます。 ベクトルPQは直線に垂直なので、上の証明より、ベクトルnの実数倍で表せます。 PQ=sn(s:実数)とおけます。 このとき、 PQ=(x1-x0,y1-y0) sn=s(a,b)=(sa,sb)ですから x1-x0=sa y1-y0=sb ・・・・・・・・(★) さて、ここで直線lと点Pとの距離は、まさに線分PQの長さになりますから |PQ|=√{(x1-x0)^2+(y1-y0)^2} これに(★)を代入すると、 |PQ|=|s|√(a^2+b^2) ・・・・・・(☆) また(★)より、 x1=x0+sa y1=y0+sb 点(x1、y1)は直線上にあるので、直線の方程式を満たす。 これを直線の方程式ax+by=cに代入すれば a(x0+sa)+b(y0+sb)=c ax0+by0+s(a^2+b^2)=c s(a^2+b^2)=c-ax0-by0 a^2+b^2>0ですから、 |s|=|ax0+by0-c|/(a^2+b^2)・・・・・・(★★) そこで、(☆)に(★★)を代入すると 求める距離は |PQ|=|s|√(a^2+b^2)=|ax0+by0-c|÷√(a^2+b^2) だということが証明できました。 ご参考になればうれしいです。
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- oshiete_goo
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>・lはn(→)=(a,b)と垂直である [証明] 直線l:ax+by=c・・・(1) (1)上の定点Po(x0,y0)と,動点P(x,y)をとり, →n=(a,b)[≠→0] とすると ax0+by0=c・・・(2) が成り立ち, (1)-(2)より a(x-x0)+b(y-y0)=0 ⇔内積→n・→PoP=0 これは P≠Poのとき常に →n⊥→PoP であることを表し, 直線lはベクトル→n=(a,b)と垂直である.
- Mell-Lily
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(1)は、直線lと平行なベクトル→rを求めて、 →n・→r=0 を示せばいいでしょう。(2)は、(1)の結果を使って、直線lと、点Pを通り直線lに垂直な直線mの交点Qを求めれば、PQが直線lと点Pの距離になります。
- eatern27
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lの方向ベクトルはu(→)=(b、-a) n(→)・u(→)=(a、b)・(b、-a)=0 よって、lとn(→)は垂直。 2つ目は下記で。