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この「it」が受けるものとは
All those who can afford it try to win prints of famous paintings. (名画の複製を手に入れられる人は、皆そうしようとする) という文章で、「it」が受けるものは「win prints...」を受けると解説にあったのですが、「to win prints...」にしないと、「it」と「to...」とのつながりがない気がします。 それとも「try to」と解釈するのでしょうか。 よろしくお願いします。
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- googoo1956
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○ 少し前に同じような問題にお答えした記憶があります。 ○ 「従属節」の中で用いられた代名詞は、「主節」の中の名詞を指していることがあります。「主節」が前に出ている場合には分かりやすいのですが、「主節」が後に置かれている場合には分かりにくいので注意が必要です。 (1) Tom was surprised to see his uncle when 【he】 came home. (2) When 【he】 came home, Tom was surprised to see his uncle. ※ 「he」はどちらも「Tom」を指しています。 ※ 「when he came home」が従属節。 (3) If you find 【it】 in the room, bring me the new stapler. (4) Bring me the new stapler if you find 【it】 in the room. ※ 「it」はどちらも「the new stapler」を指しています。 ※ 「if you find it in the room」が従属節。 ○ お尋ねの英文では、「who can afford it」が従属節で、「All those ... try to win prints of famous paintings」が主節です。 ○ 英語では「主節に名詞」を、「従属節に(その名詞を指す)代名詞」を置くことが基本ですので、今回の英文のように「従属節」が「主節(の動詞)」よりも先行する場合には「名詞」と「代名詞」の出てくる順番が逆になってしまいます。 ○ このような場合に持ちいる「it」を文法的には(または専門的には)「後方照応」の「it」と呼びます。簡単に言えば「後ろに出てくるものを指すit」ということです。 ○ 結論です。お尋ねの英文の中の「it」は、「to win prints of famous paintings」を指している代名詞です。(「to」は入れておくほうが分かりやすいと思いますが、なくても間違いというわけではないでしょう。) ○ なお、この「it」は決して「仮目的語」ではありません。仮目的語は「SVOC」の文型を持つ英文の中の「O」として機能します。後に「=」でつながる「C」がなければ、わざわざ仮目的語を使う必要はありません。 ○ 今回の英文で用いられている「後方照応のit」と「仮目的語のit」は全く異なる用法ですので、注意をした方が良いでしょう。(中途半端な文法の知識にもご注意を!)
- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
はじめまして。 ご質問1: <「to win prints...」にしないと、「it」と「to...」とのつながりがない気がします。> おっしゃる通り、itはto不定詞句を受けています。 従って、正しくはitが受けるものはto win prints of famous paintingsと明記するのが正確です。 恐らくそのつもりで解説には「win prints...を受ける」と書いたのだと思われます。一種の表記ミスですが、許容範囲だと思います。 ご質問2: <All those who can afford it が主語で、tryが動詞で、affordがitをとり(itは仮目的語だと思っています)、itをto以下が説明するのでは無いのでしょうか。> その通りです。 1.ここでは、他動詞affordとtryの目的語になる、名詞的用法のto不定詞が重複しているのです。 2.通常重複する場合は、最初の方は残して2番目を省略しますが、ここでは、最初の目的語が関係詞節内にあるため、関係詞節内にto以下を残すと、主語が長い文になってしまいます。 英語では、頭でっかちの文は嫌われるため、形を整えるため前半部のto不定詞を省略しているのです。 ご質問3: <can afford to do(…する余裕がある)という表現があるので「名画の複製を手に入れられる人」という訳になったのではと思います。> おっしゃる通りです。 1.affordはcanを伴うと、 「~することができる」「~する余裕がある」「~を手に入れることができる」 という意味で使われます。 2.このto不定詞は名詞的用法で、もともとは「~することを」という意味になり、他動詞affordの目的語になります。 以上ご参考までに。
補足
やはり表記ミスで、正確には「to以下を受ける」だったのですね。「to」も含めて考えるということですね。自分の解釈(「it」=「to以下」であること)が間違ってなかったのでとりあえず安心した次第です。
- T-Simoo
- ベストアンサー率46% (37/80)
再び#1です。 今、Googleで検索してみたら、6年前の全く同じQAがありましたので、 参考にしてください。議論百出ですね。私にも本当の正解はわかりませんが、自分が納得できる答えが今の時点での自分の中の正解なんでしょうね。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa280672.html?ans_count_asc=1
補足
同じ質問が有ったのですね…すみませんでした。 ここでの「it」は「to以下」を指すのだとばかり思ってきたのですが、前の文章の内容を受けるという可能性もあるのですか。意外でした。 ですが「it」は前の文章からは、明らかとなるものがないとも思います。
- T-Simoo
- ベストアンサー率46% (37/80)
#1です。 一箇所訂正させてください。 1)の部分を下記と差し替えます。(意味上の主語→意味上の目的語) ------------------------------------ 1)この文の主節述語は、try。 to win prints of famous paintingsはその目的部ですから、afford it のitの意味上の目的語にはなりえないでしょうね。 ----------------------------------------------------- ご指摘の件ですが、主語はおっしゃるとおりだと思いますが、 あとは、やはり表現的に不自然なように思います。 誰かもう一人食いついてきてくれるといいですね。
補足
All those who can afford it という主語が長すぎるような気もします。 ですが、tryという動詞があるので、 文法的には主語+動詞という第一文型となり、一応文法的には正しいと思います。
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
この文だけで判断すると、 it = to win prints of famous paintngs 「それ」に余裕がある人たちは「それ」を手に入れようとする。 afford it = afford to win win はもしかすると「落札」という意味もあるかもしれませが複製がオークションにかけられるかどうか知りません。
補足
prints of famous paintngs はwinの目的語ではないでしょうか。 winは(珍しいとは思いますが)「得る」と言う意に解釈するのだと思います。
- T-Simoo
- ベストアンサー率46% (37/80)
>All those who can afford it try to win prints of famous paintings. 1)この文の主節述語は、try。 to win prints of famous paintingsはその目的部ですから、afford it のitの意味上の主語にはなりえないでしょうね。 2)afford は他動詞なので目的語が必須です。 3)代名詞itは漠然とした状況を指す場合があります。(話の流れでそれとわかる場合。※Take it easy. You got it.とか) この例では、affordの目的語は、『話の流れから暗に』win prints of famous paintings(名画の複製画を手に入れること)を指すと思います。ただ、「to win prints of famous paintings」としなかったのは、「itはto以下を指す」と誤解されるのを避けるためではないかと思われます。 以上、あくまでも一個人の意見です。 誰かもっといい説明をしてくれればいいですね。
補足
All those who can afford it が主語で、 tryが動詞で、 affordがitをとり(itは仮目的語だと思っています)、 itをto以下が説明するのでは無いのでしょうか。 can afford to do(…する余裕がある) という表現があるので 「名画の複製を手に入れられる人」 という訳になったのではと思います。
補足
節の中で「it」は目的語として働いていますが、補語が無いので「仮目的語」ではないのですね。 つまりは「後方照応」だということですね。今まで間違えていました。