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因数定理の問題の別解

QNo.575136 に「因数定理の問題」があります。 P(x)は(x-1)^2で割ると2x-3余り、x-2で割りきれるP(x)を (x-1)^2(x-2)で割ったときの余りを求めよという問題で、 答えは -x^2 + 4x -4 です。 このQNo.575136 での解き方は分かり易くてよいのですが、 別の解き方もあることを知りました。 まず、 P(x) = (x-1)^2Q(x) + a(x-1)^2 + (2x-3) -------- (1) とおける。 また、(x-2)で割ると割り切れることから因数定理より、 P(2) = 0 -------- (2) これを (1)式の余りの式の部分に代入する。 a(2-1)^2 + (2*2-3) = 0 a+1 = 0 a = -1 -------- (3) 求める余りは、(1)式の余りの式の部分に(3)を代入する。 -1(x-1)^2 + (2x-3) = -(x^2-2x+1) + (2x-3) = -x^2 + 2x -1 + 2x-3 = -x^2 + 4x -4 この解き方は、計算が簡単で答えが早く求められて良いのですが、 そもそも (1)のようにおける、というところが理解できません。 なぜ、このようにおくことができるのでしょうか? 私には、こーゆー発想は出てきません。 数学のセンスがないのかなぁ。 QNo.575136 の解き方のように P(x)を(x-1)^2で割った商をQ(x)とすると、 P(x)=(x-1)^2Q(x)+(2x-3) と、おくのは教科書どおりなので理解できるのですが・・・。

みんなの回答

noname#56760
noname#56760
回答No.2

>>私には、こーゆー発想は出てきません。 数学のセンスがないのかなぁ。 センスの問題ではないと思いますよ。知っているか知らないか、或いは過去に習った異分野を使えるかどうかだと思います。 >>P(x)は(x-1)^2で割ると2x-3余り、x-2で割りきれるP(x)を (x-1)^2(x-2)で割ったときの余りを求めよという問題 文章がだらだら長いので式で箇条書きにすると I*P(x)=(x-1)^2Q(x)+2x-3 II*P(x)=(x-2)R(x) III*P(x)=(x-1)^2(x-2)S(x)+ax^2+bx+c となります。 1とIIIを合体させるために Q(x)=T(x)(x-2)+G(x)としてIへ代入すると P(x)=(x-1)^2Q(x)+2x-3 =(x-1)^2{T(x)(x-2)+G(x)}+2x-3 =T(x)(x-1)^2(x-2)+G(x)(x-1)^2+2x-3 IIIと比較して G(x)(x-1)^2+2x-3=ax^2+bx+c G(x)=aと置けます。 P(x) = (x-1)^2(x-2)T(x)+a(x-1)^2+(2x-3) となります。 ================================================= なぜIとIIIを合体させるのかということですが、これはIIの P(x)=(x-2)R(x)つまりP(2)=0が使いやすいからです。 IのP(x)=(x-1)^2Q(x)+2x-3は2次式(x-1)^2での割り算ですので、 微分を使う解法ならP(1)とP'(1)が必要になります。P(1)だけでは(x-1)で割った場合とかぶりますので。IIIはもっとややこしいです。

  • kumipapa
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回答No.1

> P(x) = (x-1)^2Q(x) + a(x-1)^2 + (2x-3) -------- (1) というのは、 P(x) = (x-1)^2(x-2)Q(x) + a(x-1)^2 + (2x-3) の間違いですね。 P(x) を (x-1)^2 で割ったときの商を R(x) と置きます。 すると、 P(x) = (x-1)^2 R(x) + (2x-3) ですね。 さらに、R(x) を (x-2) で割ったときの商を Q(x)、余りを a とすると R(x) = (x-2) Q(x) + a と書けますので、 P(x) = (x-1)^2{(x-2)Q(x) + a} + 2x-3    = (x-1)^2 (x-2) Q(x) + a(x-1)^2 + 2x-3