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翻訳お願いします!!
旋律やロンド、ソナタは全ての論理的な意味内容を奪われてしまった、ということは確実である。そして、我々は思想や理論を音楽に持ち込んだりしない。理論や思想は音楽作品を生み出すかもしれないが、これらの作品と、そこから生じる心理的で感情的で知的な魂とも間には、絶対に共通点は何もないのである。言葉はこれらの意味を知るために我々が解読するサインのシステムなのである。しかし、一方で、我々が音楽作品の意味を解読しようとしたり、音楽作品をサインのシステムとして扱ったり、何かその他のものに当てはめようとする時、我々は音楽を聴かなくなってしまう。つまりそれは、我々が響きを聴きのがし、そこに何も見出せなくなった、ということである。音楽では、音響システムはそのようなものとして受け止められ、それは我々にとって、ある本質的な価値を持っている。 It can indeed produce violent emotions and initiate multilple associations,but nevertheless it is as a sonorous system that it persists in consciousness and is enjoyed. この英文の訳をどなたかお願いします。上に記したのは、その前の文章です(私のつたない訳でごめんなさい)。
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翻訳ソフトによる訳が出ていますが,ご覧のとおり日本語になっていませんね。 ちなみに,multilpleはmultipleのタイプミス(lが余計)でしょうか。 associations,butの部分がひっかかったのは,カンマの後にスペースがないので一語とみなされたのでしょう。 さて,前後関係を示していただいたのでかなり分かりやすくなっています。(よく一文だけポンと載せて「訳してください」って人がいますけど,あれって困るんですよね) 音楽には,純粋な音の組合せという側面と,文学作品のように作者の思想や感情などを伝えようとしている側面がある,といった文脈のようですね。 それをふまえて,試しに訳してみます。 それ(音楽というもの)は,確かに(聞く者の中に)激しい感情を引き起こすし,またそれが「引き金となって多彩な連想が広がる{様々な連想を引き起こすきっかけともなる}。 しかし,それにもかかわらず,音楽が意識の中「にとどまりつづける{で消えずに残る}とき,また音楽「を楽しむ{の楽しさを享受する}とき,それは,「(純粋な)音響システム{音の響き(そのもの)が形づくるひとまとまりの構成}として残り,また享受されるのである。 ( )内は原文には必ずしも対応する単語がありませんが,あったほうが訳としては分かりやすいかと思って補足した部分です。 また「A{B}はAのかわりにBという表現も考えられる,という意味です。 ちょっと長くて説明がくどい感じになってしまいましたが,意味としてはこんなところでしょう。 associationsは「結びつき」「連合」ですが,multiple(多層的な)と合わさって,聞くものの中に,何らかの感情やイメージなどが浮かび,それがまた別の感情やイメージなどにつながり,どんどん連想の糸が次から次へとひろがっていく,という意味にとりました。 initiateは,そういった連想ゲームを「始める」,いわば導火線に火をつける,というイメージでしょうか。 わかりやすく言い換えると, 「音楽を聞いていろいろな思いが心に浮かぶことはよくあるが,それでは演奏を聞くとき,感情そのものが伝わってくるのかというとそうではない。 また,一度聞いた音楽がずっと記憶に残るとき,作者が伝えたかった何らかの感情という形で記憶されるかと,これまたそうではない。 やはり音楽は音楽,つまりいろいろな音の響きで組織されるものなのであって,音の響きとして聞き手に伝わり,音の響きとして記憶されるのである。」 ということになるでしょうか。 もっとも,ここまで書いてしまうと,翻訳の範囲を越えてしまい,原文に対する解説・解釈になってしまいますが。 こんなので大丈夫かなあ。筆者の意図と全然違うことを書いていたらどうしよう。 その文章の内容に照らして,つじつま合ってますか?
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簡にして要をえた訳を目指しましたが、挫折気味です。 「まったく、音楽というものは、我々に、激しい感情を引き起こし、多彩なイメージを喚起する。(これは、『サインのシステム』によってのみ解読されるものである)。しかし、それにも関わらず、我々の頭に残り、我々が楽しんでいるのは(『サインのシステム』ではなく)『音響のシステム』としての音楽なのである。」 ※要するに、『サインのシステム』によってしか解読できないものが、『音のシステム』によってのみ生み出される不思議さ、ということでしょうか。 ※『音のシステム』とは、No.4の方のおっしゃるように「音の組合わせ・集合体」ということでしょう。『サインのシステム』の「サイン」とは、記号論でいう「記号」と考えて良いと思います。「意味のシステム」「言葉の集合体」ということです。
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どうもありがとうございます!!どうやら、私は、It is~thatの構文がとれていませんでした。皆さんの回答を見て、そのことに初めて気がつきました。関係代名詞のthatと勘違いしていて…。
- Horus
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(^^;? (確かに、よくわからない?) まさに、それ(=音楽=思想、理論?)は激しい感情を生み出し、多彩な連想への扉を開くことはできる。それにもかかわらず、意識の中に存続しかつ楽しまれるところのものは、ある音響システム(としてのそれ)であるかのようなのだ。 (^^; (大体、芸術家の考えることは抽象的過ぎていかん。)
お礼
多くの方々に解答していただき、いろいろな解釈、訳し方、に出会うことができました。文法的なことはしっかりおさえられたので、皆様の訳をよくふまえて、今度は、「自分の訳」、というものを考えてみたいと思います。どうもありがとうございました。
- Negroni
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強烈な感情と多角的な関連を引き起こすことが実際にありえるが 、そうはいうものの自覚していることと、それを保持していることに対する固執という高度なシステムとしてのものである。 という訳はいかがでしょう。といっても文脈の参考にするべき上の分をまったく読んでいないので、田子語の選択などの面をはじめとして未完成、若しくは最初から話しにならない文章である可能性は否めませんががんばってみました。 ある程度難しい文章になっているものは翻訳ソフトなどでは問題にならないと思います。 特にこの分の場合は最後のあたりがきっと難しいのだと思います。 私もただの大学生ですのでこの訳文にはまったく自信がありません。読んで 意味が通らないときは、他のもっと高度な訳を行える方を待ってください。
お礼
どうもありがとうございました。ようやく文法的なことがわかり、意味も分かってきました。まだ、この本は先が長いので、頑張りたいと思います。もうすでに、どこかに、この本の日本語訳が出ているようなのですが(絶版?)、今は英語の勉強をしているので、一文一文をしっかり向き合って、第三者が読んで、違和感のない日本語に訳せるように、努力したいです。
- belete0306
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こんばんは。私も英語がんばってみます!! それは全く激しい感情を作り出して多様な連合(同盟)を始めることができるが、しかしそれにもかかわらず意識で主張し、そして楽しまれるのは響き渡るシステムとしてである。 んーどうでしょう?!maltipleは多様な、でいいのでしょうか?ココは迷いました。hafizさんと比較してみるとイマイチ日本語が美しくないですがお急ぎとのことで書かせていただきました!!
お礼
お互いに英語頑張りましょう。multipleでした!! 音楽美学の文章なのですが、やはり、美学は難しいですね。でもとても勉強になっています。回答していただきありがとうございました。
- yuuyuu1
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それが意識に固執して、楽しまれることは朗々としたシステムとしてあることは、本当に乱暴な感情を生産することができて、それにもかかわらずmultilple associations,butを始めることができる。 multilple associations,butの部分が翻訳ソフトでも? スペルあってます?
お礼
ふと思ったのですが、音楽の文章は、音楽にしか使わない特殊な単語の訳し方があるようですね。私は、音楽を専門に学び始めてから、音楽の文章しか読んだことがなかったので、今までそういったことを気にしたことがありませんでした。でも、ということは、私が、普通の英語の文章で書かれた本を読むとき、知らない単語のいわゆる普通の意味を知らずに苦労する、ということですよねー?!今度、英語で文学の本でも読んでみようかしら?!!
お礼
こんなに詳しい回答をいただけるなんて、私はなんて幸せ!!感謝の気持ちでいっぱいです。puni2さんは、音楽にお詳しいようですね。そして、英語も適切な訳を考えられる力をお持ちなのですね。羨ましいです。私は、なかなか、適切ないい訳が思い浮かばなくて、いつも苦労しています。そうそう、この文章は、音楽美学者であり、批評家でもある、ボリス・デ・シュレーゼルという人の論文なんです。もうすでに、日本語に訳されているみたいですが、勉強のために英語で読んでいます。 さて、もう一度皆様の回答をよく読み、音楽の「美」について深く考えたいと思います。