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格言の意味について-Ovid-
Love is no assignment for cowards. -ovid- 「愛は臆病者の任務ではない」 (訳し方間違ってたらスイマセン) という格言の意味(解釈)を教えて下さい。 人によって解釈の仕方は様々でしょうが、皆様の考えを聞きたいです。
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オヴィディウス プーブリウス・オヴィディウス・ナーソーとすることもあるがオーヴィッド・ナルシスというとわかりやすいか。(ナルシズム、自己陶酔の語源です) 古代ローマの人でストア派やエピクロス派があったころのことです。快楽主義と訳せば現実的な解釈も可能で現代人にはわかりやすいが「安易な快楽もとめたわけではない」ので禁欲派と大きな違いがあるわけではない) 注 楽しく生きようと解釈すればお気楽派って意味になる(^^) 「汝自らを知れ」は古典ギリシャのパルテノン神殿に刻まれた言葉だが、このことに関してオヴィディディウスは「愛の技法(恋愛術)」のなかで自分を知り個性を伸ばすって意味のことを言っている(この本は当時の禁書だったらしい) 自分が美しいと思えば眺められることを心がけ、肌が美しいと思えば肩出して横たわれ(^^) 宝塚みたいなものだが美男美女はふさわしく振舞えってわけです。男はぱりっとして女はミニスカートでも水着でもいいけど(おいおい) しかし自分を知るのは難しいという意識はあるわけです。 ソクラテスなら自分の無知に気づけと教える。自分を実際以上の金持ちと思う、自分を実際以上に美しいと思う、自分が徳に優れた者と思う3つの場合あげる。 ソクラテスによれば自分は優れた者と誤解すると「権力ある人の場合には憎むべき醜悪な者となり、そうでない場合には笑うべき滑稽な者となる」(権力者にはあまりありがたく思われないでしょう(^^) 死刑になるのも当然です) 質問のは Love is a kind of war, and no assignment for cowards.ですね。 戦争の1種だが、愛は臆病者に課せられる課題ではない。 http://www.amazon.co.jp/Philosophy-Erotic-Love-Robert-Solomon/dp/0700604790
お礼
おぉ素晴らしい♪丁寧な回答ありがとうございます!! まさかこんな詳しい回答をいただけるとは思ってませんでした!(失礼) この人が誰なのか全く知らなかったのでとても勉強になりました。 愛は戦争のようなもので臆病者には無理!ってことですか? 間違ってたらスイマセン・・・(^^;