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分詞 sit ~ing
「次の2つの文を分詞を用いて1文にせよ。」という問題がありました。 Mike sat by the fire. He was nodding. 「sit~ing」で「~しながら座る」なので、 Mike sat nodding by the fire. だとは思ったのですが、 Mike sat by the fire nodding. ではどうなのかと疑問に思いました。 どちらが正しいのでしょうか? おわかりになるかた教えてください。
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Mike sat nodding by the fire. ---1 Mike sat by the fire nodding. ---2 結論から言いますと、悪質な問題ですね。 nod という単語が key になります。他の回答者の方たちも意見が割れているようですが……。 和訳してみると、 文1拙訳 「マイクは、火のそばで座って居眠りしていた。」 文2拙訳 「マイクは、うなづきながら火のそばに座った/座っていた。」 と、なります。だから、どちらもありえると思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 問題文の He was nodding. という文ですが、 【仮説】どちらかと言うと、「彼はうなづいていた。」の意味ではないでしょうか? もし、この意味にしか取れない場合は、文2が正解なのかも……。 ジーニアス英和では、使用頻度の高い基本的とされる自動詞を、SV, SVM, SV(M), SVM というように分類しています。 M は、どうしても必要な副詞(句/節)のことです。 nod については表記がないのですが、nod を「いねむりする」の意味で使う時は、SVM のような感覚があります。多くの場合、nod off の形で使われ、それ以外では、必ず,後ろに様態や場所を表す副詞が必要なのではないでしょうか? なので、google で、"was nodding" を検索してみました。"was nodding." というように、period が付いた形で、「いねむりしていた」という意味に相当する表現が、まだ見つかりません(検索中)。今のところ、人が主語の場合、全て、「うなづいていた」です。 Even Holmer (sometimes) nods. は、有名な諺ですが、もともと「いねむりする」という意味から、「へまをする」という意味に発展しています。(ジーニアスでは、「へまをやる」は、「いねむりする」と同じ語義区分ですが、「へまをやる」に "まれ” の表記があります。これ以外で、SV で使われている例が見つかりません。SV で使われている例は、She nods. も含め、今のところ「うなづく」の意味です。 もし、この【仮説】が正しければ、問題と答えの間に矛盾がおこります。 他の回答者の方の御高察を待ちたいところではあります。 単に、He was nodding. のような SV の文が、世界中のサイトで、たまたま、「うなづいた」の意味だけで使われているだけなのでしょうか? この【仮説】が間違いであって、nodding =「いねむりする」であっても、文1,文2は、両方成り立つと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 文1 nodding は現在分詞=C的感覚=形容詞感覚で、by the fire が「前置詞+名詞」の副詞句です。by the fire は、nodding 修飾と考える方が妥当だと思います。 Mike / sat / nodding by the fire. sat = 状態, nodding=「いねむり」 文2 nodding が、現在分詞=付帯状況(分詞構文)=副詞的感覚という意識なら後ろです。by the fire と nodding が、それぞれ単独で sat を修飾する感覚です。 Mike / sat / by the fire / nodding. どちらかと言えば、sat = 動作/状態, nodding =「うなづき」 (「動作」、「うなづき」が第1印象という意味。nod が自動詞の時、「うなづく」は、SV(M) 的なイメージで、「いねむりする」は、SVM的なイメージです。だから、「いねむりする」で使う時は、後ろに場所や様態がぜひとも欲しくなります。) nodding が fire を修飾する現在分詞に誤解される恐れがあるなら、 Mike sat by the fire, nodding. で、解決できます。 nodding が付加された感覚です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (☆参考:go swimming in the river の場合は,文の成り立ちが少し異なるので、*go to the river swimming は、普通ありません。ただし、動詞が替われば、付帯状況の go to the river, talking などは、ありえます。) (☆参考:He sat by the fire (,) listening to his favorite tune. の場合は、通例、この順序。(長くて重いものが後ろ)) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 確かに文2は、バランスが悪いですが、 Google 検索で、面白い例が3つ見つかりました。(全て別サイト) >sat by the waterfront talking for hours. >sat by the waterfront talking for an hour. >sat by the waterfront for hours, talking. それぞれ意味が少しずつ異なります。でも、全て sat は、「状態」。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー おまけ sit や stand は、動かないものが主語の時は、状態/(動作)動詞扱いで、自分で動けるものが主語の場合は、動作/状態動詞扱いになります。問題文の場合、状態動詞として「座っていた」の意味に取ることは、なんの問題もありません。進行形と単純形の差は、その動作状態の終わりを話者が想像可能かどうかが key になります。 (状態動詞は、単純形で状態を表します。be, have, know, like など。) (動作動詞は、状態を表す時,進行形になります。run, walk, など。) His house stands on the hill. He is standing at the gate. Look! That old tree is still standing after the storm. (stand していなくても不思議じゃないのに、という話者の驚き。(stand の終わりが想像可能)) 以上、少しでもお役に立てたでしょうか?★
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- fwkk8769
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回答#6の者です。 1点書き忘れたことがあります。次の(3)を追加します。 (3) Googleで "sat by the fire nodding" で検索するとまったくヒットしませんでした。
お礼
いろいろと調べていただき本当にありがとうございました。
- fwkk8769
- ベストアンサー率61% (160/259)
私には Mike sat nodding by the fire. がまったく自然な英語に思えます。 (1) nodはいわゆる「こっくりする」、”sit~ing”は「~しながら座る」ではなく「~しながら座っていた」の意味においてです。 この “sit~ing” については、以下の『ウィズダム英和辞典』(第2版)の”sit”の自動詞の1番目にあがっている次の用法をご参照ください。 (a) sit (+ ) 腰かけている, 座っている(⇔stand) 通例「座っている」状態をさし, 場所などを示す を伴う; 「座る」という動作はsit downが普通 (例)・sit on the floor [in the kitchen] 床[台所]に座っている (b) sit C C 状態 で座っている Cはstillなどの ; sit doing …して座っている (例)・ Sit still and be quiet! じっと座っておとなしくしていろ ・sit hunched [cross-legged] 縮こまって[足を組んで]座っている ・sit watching the television 座ってテレビを見ている (2) Googleで "sat nodding by the fire" で検索するといくつかヒットします。 例えば、 ・以下の2つの辞書に近い例文があります。 (a) 動詞の5番目に近い例文があります。 http://dictionary.reverso.net/english-definitions/nodding%20acquaintance (b) ページ上から2/3あたりの ”nod2 [nod] verb” の項に、 Grandmother sat nodding by the fire. という例文があります。 ・次のサイトの下から2行目に近い表現が見えます。 http://72.14.235.104/search?q=cache:VHGc1JhBs74J:dunnschool.org/alumni/lowe_101205.htm+%22sat+nodding+by+the+fire.%22&hl=ja&ct=clnk&cd=2&gl=jp
お礼
辞書の例文まで示していただき、ありがとうございました。確かにsat nodding by the fire.という例文がありますね!・・・ということはこれも自然な英語なのでしょうか。
- round_st
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「文法的」ということだけから言えば (1) He sat by the fire nodding. (2) He sat nodding by the fire. もありえるんですが、自然なのは前者すなわち He sat by the fire nodding.です。 確かにちょっと尻切れトンボというか、文体的バランスは悪いですが、たとえば「暖炉のそばに座っている彼」の姿がまず目に浮かび、それから「こっくりこっくり」と居眠りしている様子が加わってきます。 (2)は、「彼は座っている」のであり、そのときの様子として「暖炉のそばで居眠りしている」となっています。 よく考えてみますと「暖炉のそば」でするべきことは「座る」が中心であるべきです。 by the fireという副詞句がかかるべき相手をよく考えてください。 なお「sit/stand」は状態動詞でもありますので、進行形にしなくても「座っている、立っている」の意味に用いられます。
お礼
ご回答ありがとうございました。「暖炉のそば」でするべきことは「座る」が中心であるべきというご説明、なるほどなぁと思いました。勉強になりました。
- Ganbatteruyo
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アメリカに住んで40年目になりました。 何か私なりにお手伝いできるのではないかと思います。 今日本に来ていますが、電車町なのでちょっと書いて見ますね。 まず、noddingですが、これは自動詞としていくつかの意味合いを持つ表現です。 納得している・承知したと言うフィーリングで頭を縦に振る、と言う意味合いと、(眠くて)こっくりする・ボーっとする、と言うまったく意味の違う(動作は似ていないとはいえないでしょうが)として使われる単語です。 よって、この問題で「方程式的に」二つの文章を一つにすればいい、と言う作業洗脳を、文章を意味合いを感じないままで、しているのを見ると非常に日本の英語教育に不信感を更に膨らませてしまいます。 そして、私は、この問題を見たときに「この問題、おかしいぞ」と思って欲しいのです。 問題だから正しいと信じたり、くっつけろと言っているのだからくっつけはしない意味合いの文章ではないはず、と自分を納得させていると、結局、6年も英語を勉強したにもかかわらず英語を使えないということになるのです。 He was nodding.という表現を「こっくりしている」と言う意味として使っているのであれば、日本の学生には、「一つの文章にわたしは出来ません」と言って欲しいのです。 どうやったらいいかわからないから出来ないのではなく、英語の実力があるからこそできないと言える、と言うことなのです。 しかしこの文章がただ首を(たてに)振っている、と言う意味で使われているのであれば、この問題は解答者にそう思ってもらいたいのでしょうが、一つに文章として、首を縦に振りながら火の近くに座った、と言う風に持っていかせたいのでしょう。 火のそばに座る、と言うひとつのフィーリングがあるので、そのまま一つにしたいです。 しかし、noddingだけでは尻切れトンボのようなフィーリングを作ってしまいます。 じゃ、by the fireを後ろに持ってくるか、と言うとこれも首を傾げてしまいます。 あくまでもsat by the fireとしたいからですね。 じゃどうするか、と言うと、noddingの意味合いをもう少しはっきり出した表現に変えるわけです。 次のようにです。 Mike sat by the fire nodding his head.と言う表現にするわけですね。 これで、二つの問題点、と言うか、二つの言いたいことを語順もスムーズに表現できるわけです。 参考になりましたでしょうか。 理解しにくいところがあったり追加質問がありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
お礼
詳しく説明していただいたおかげで、大変よく理解できました。noddingの様々な意味合いや、この問題自体の不自然さなど非常に勉強になりました。ご回答ありがとうございました。
- ichiromari
- ベストアンサー率23% (163/683)
「次の2つの文を分詞を用いて1文にせよ。」という問題がありました。 Mike sat by the fire. He was nodding. 「sit~ing」で「~しながら座る」なので、 Mike sat nodding by the fire. だとは思ったのですが、 Mike sat by the fire nodding. ではどうなのかと疑問に思いました。 どちらが正しいのでしょうか? おわかりになるかた教えてください。 【回答】 Mike sat nodding by the fire. マイクは火のそばに座ってこっくりこっくりやっていた Mike sat by the fire nodding. でも通じるかもしれませんが、現在分詞の nodding だけが文の最後にきてしまうので、リズムの関係から、 Mike sat nodding by the fire. の方が better です
お礼
ご回答ありがとうございました。私も同じ考えでした。やはりMike sat nodding by the fire. の方がbetterなのでしょうかね。
- Kazu_creator
- ベストアンサー率39% (24/61)
問題そのものが間違いではないですか? Mike sat by the fire <彼は火の脇に座った> の sit は着席したという動作をあらわすと理解するのが『自然な解釈』です。 一方で、彼はウツラウツラ居眠りをしていたというのですから、この二つの文を合わせると「彼は居眠りをしながら座った」というシュールな状況になります。 Mike was sitting by the fire, nodding.(was sitting にして、fire の後にカンマ) <マイクは焚火の脇に腰掛けていた。コクリコクリと船を漕ぎながら。> とか Nodding to the classmates, Mike sat by the fire. <クラスメートに会釈しながら、マイクは焚火の脇に座った> なら、どういう場面か想像できます。
お礼
ご回答ありがとうございました。例文を示していただき、大変参考になりました。
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
>どちらが正しいのでしょうか? 前者です。 >Mike sat by the fire nodding. この文章は何文型か、と考えます。 すると、 by the fire noddingという前置詞句 は意味が不明になってしまいます。
お礼
ご回答ありがとうございました。確かに、by the fire noddingというかたまりで考えると意味は通じなくなりますね。
お礼
丁寧なご回答、ありがとうございました。文を区切って説明していただいたので、よく理解できました。そして大変勉強になりました。 やはり、この問題は悪質ですね。。。