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He sat surounded by his pupils.という文はsurounded by his pupilsが準補語でSVCだと書いてあったのですが、分詞構文と考えても良いのでしょうか。 また同じようなHe was born poor.もpoorの前にbeingを補えば解決ですよね。

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回答No.2

He sat surrounded by his pupils. だと補語という感じがしますが、He sat at his desk surrounded by his pupils. だと分詞構文と考えたくなります(ふつうなら動詞と補語の間に副詞句が来たりはしませんから)。なぜでしょうね。文法というのはあとからつけた理屈ですからすっきり割り切れないことも多いのですが、この場合など surrounded の働きは明らかに同じなのに「文法的」にいうと異なってしまうわけです。 以下は推測ですが、He sat.「彼は座っ(てい)た」だけでは英語としてどうにも落ち着かないのでしょう。ふつうは He sat down. / He sat at his desk. などと何かが後ろにつきます。その「何か」が分詞句だけである場合、文法的な分析としては補語ということになる。もちろん分詞構文と考えることも不可能ではないでしょうが、分詞構文だとしたら、それを取り除いた残りの文がそれだけで独立した自然な文でなければならない。ところが He sat. だけでは上記のように自然とは言えない。と、そんな理由から、分詞構文でなく補語と考えるのではないでしょうか。逆に He sat at his desk. なら十分に自然ですから、そのあとにつく surrounded ... を分詞構文と考えて支障はありません。 以前、ネイティブの人から、  [a] He sat reading on the sofa.  [b] He sat on the sofa reading. の2つはどちらの言い方も可能だし意味もほぼ同じだが、[b]のほうが自然だ、と言われたことがあります。「文法的」にいうと、[a]の reading は補語、[b]の reading は分詞構文ということになりそうですが、まあ文法なんてその程度のものだと考えるべきでしょう。文法はあくまで文を作ったり理解したりするための補助・道具にすぎないのであって、現実には1つに決められないグレーゾーンが存在するということです。 He was born poor. の意味で He was born being poor. と言うことはたぶんないでしょう。きわめて不自然な文になると思います。こちらも分詞構文と考えるのは無理で、補語と考えるべきでしょう。 なお、分詞構文が文末に来る場合、前にコンマがないこともよくあります。「~するとき」「~しながら」の場合はむしろコンマがないほうがふつうかもしれません。He was injured playing tennis.「テニスをしていてけがをした」のような文は英米の文法参考書でもコンマなしですし、私自身、同様の文に関してネイティブのチェックでコンマ不要と言われたことがあります。

apple_tea
質問者

お礼

お返事どうもありがとうございます。分詞構文と補語ってやはり違う物なんですね。言葉を安易に使用してしまったと反省しております。分詞構文と補語の違いもあまり把握できていなかったし今回のお返事でかなり考えさせられました。

その他の回答 (1)

  • starflora
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回答No.1

    1) He sat surounded by his pupils.      こういう英文があるのかどうか、よく分かりません。あるのだとすると、surrounded by his pupils は、私見では、sit を修飾する、副詞的な用法の過去分詞句だと思います。この場合、「準補語」とは何かで、こういう用法を、準補語と呼ぶというのなら、そうでしょう。分詞構文の場合は、あいだにカンマが必要だと思います。つまり:      >He sat, surrounded by his pupils.      こういう文章ならあると思いますし、これは分詞構文です。しかし、カンマを入れないで続けた場合は、分詞構文にはなりません。He sat and spoke. だと、「彼が座って反した」です。これを分詞構文にすると、He sat, speaking. です。英語では、He sat spoke. などと言いません。sit が後ろに、動詞の不定形や過去分詞や現在分詞などを取る動詞の場合は別ですが(そういう動詞はあります)。      2) He was born poor.      「be born poor」は、慣用表現で、こういう言い方をします。何故なのか、昔は理由があったのだと思います(「銀のスプーンを口にくわえて生まれた」というのが、この表現の逆の慣用句ですが、何故かと言っても、銀のスプーンは高価なので、金持ちに生まれたのだろうというような感じです)。poor に副詞の意味があると、「貧しく生まれた」というような意味になるのかも知れませんが、現在は poor は形容詞だけです。      being poor にしても、分詞構文にはなりません。また、あいだにカンマを入れて、He was born, being poor. だと、「彼は生まれた、そして貧乏だった」のような感じですが、貧乏だったのは、生まれた家や親で、彼が貧乏かどうか、生まれたばかりの子どもに、貧乏も金持ちもないような気がしますが。どうでしょうか。なお、He was born being poor. というのは、これも、こんな英語があるかどうか、よく分かりません。   

apple_tea
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 1) He sat surounded by his pupils. He sat being surounded by his pupils.この文は「生徒に囲まれながら座っていた」のような意味にはならないんですね。 カンマの有無でまるっきり違ってくるんですね。初耳でした。 2) He was born poor. He was born <being> poorのように補うと「貧しい<状態で>生まれた。」のように頭で考えやすくなると思ったのですが。 >He was born, being poor. だと、「彼は生まれた、そして貧乏だった」のような感じですが 確かにいざ書き出してみると変な文になりますね。beingを補うと言うよりは「~という状態で」と頭の中で補った方がいいかもしれません。