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challenge to
英語やり直し組です Pakistani Court Dismisses Final Challenge to Musharraf Re-Election とある記事のタイトルです。 まだ内容は見ていませんが前日までの流れから多分「パキスタンの法廷はムシャラフ大統領の再選に対する最後の挑戦を退ける(解散する)」のような意味だと思います。 しかしこの記事を初めて見た人は「ムシャラフ大統領の再選への最後の挑戦を~」と考える人もいるように思えます。 つまりchallenge to Musharraf re-electionを 「ムシャラフ氏の再選への挑戦」「ムシャラフ氏の再選に対する挑戦」とどちらの意味か誤解が生まれるように思いました。 (1)challenge against Musharraf re-electionは使われないのでしょうか? 私はこの記事のタイトルを見て「何故againstではなくtoなのだろう」と疑問が浮かびました。上にも書きましたがtoだと全く違う二つの意味に捕らえられ誤解が生じるように思えます。何故againstは使われないのでしょうか? お願いします。
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こんにちは。11/13のご質問ではご丁寧ねお返事を有難うございました。 ご質問1: <何故againstは使われないのでしょうか?> toで十分文意を汲んでいるからです。 1.challenge「~に挑戦する」という動詞には、通常toが使われます。 2.このtoは一瞬、face to face「面と向かって」などに使われる「対立」「対向」を表す前置詞と考えられそうですが、実はここでは「行為・作用を受ける対象」を表す前置詞toの用法です。 3.この用法と同じ使われ方をするのが、oppose to「~へ反対する」<opposition to「~への反対」のtoです。 4.challenge toもopposition toも「~に対抗する(挑戦・反対)」という意味なのに、toでいいのか?という疑問には、「いいのです」という回答になります。 理由は、challenge、oppositionという名詞に、もともと「拒否する」「対抗して挑む」という意味が含まれているからです。 5.これらの名詞にそのような意味が内包されているため、その動作を受ける対象を表す前置詞toの働きだけで十分なのです。同じ意味を持つ前置詞で重複する必要はないのです。 ご質問2: <つまりdismissの場合はchallenge toは「~に対するchallenge」という事でしょうか?> そうです。 その挑戦を「却下した」「退けた」ということです。 (No.4の補足質問から抜粋): 「つまりdismiss ○○ to ×× で××への○○を解く~退ける~といったニュアンスはないのでしょうか?」 →(回答)「あります。そういうニュアンスで結構です」 ご質問3: <challenge toで~への挑戦は本当に誤訳なのでしょうか?> 誤訳ではありません。 1.「~への」「~に対する」「~に抗う」などの日本語の助動詞の選択は、訳し手の主観に委ねられています。 2.上記でご説明した通り、challengeに「~に対抗する」という意味がある以上、toの訳し方は自然と「~に対抗する」というニュアンスを含んだものになります。 以上ご参考までに。 PS:毎回ご質問を拝見しているのですが、いつも締め切られています。こちらフランスでは時差がありますので、もう少し締め切りを待っていただければ、適切な回答をご提供できると思います。
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- joshsan
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--------補足からの引用------------------------------ つまりdismissの場合はchallenge toは「~に対するchallenge」という事でしょうか? それと「挑戦」と書いたのはあくまでうまい日本語がわからなかっただけでこのchallengeが挑戦だとは思っていません。。。 ただdismiss something to ○○の場合「○○への何かを解く~退ける~」という風に考えると思うのですが、この場合も^~に対する」という風になるのでしょうか? つまりdismiss ○○ to ×× で××への○○を解く~退ける~といったニュアンスはないのでしょうか? --------引用終わり---------------------------------- うーん、あなたが何がわからないのか、それがわかならい。 「~に対する」「~への」と言う日本語にかなりこだわってるようですが、そんなのここではどっちだっていいでしょ。 あなたは「対する」を使う時、いつも「反対する」の意味でしか使わないの? たい・する【対する】 1 二つのものが向かい合う。また、あるものに向き合う。「机を挟んで二人が―・する」「海に―・して建つ家」 2 ある対象に向かう。「家族に―・する思いやり」「将来に―・する期待」 3 人に接する。応対する。「客に愛想よく―・する」 4 立ち向かう。相手にして争う。「最強チームに―・する」 5 対応する。応じる。「質問に―・する答え」「記事に―・して反響があった」 6 比較する。比べる。「プロに―・しても見劣りしない」 7 対(つい)になる。「善に―・する悪」 家族に対する思いやり、という時は、家族に反対するの意味じゃないでしょ。 私が言いたかったのは、「裁判所が却下した」というのを見た時点で、challenge の意味が「挑戦」ではなく「異議」であるとわからなければダメということです。 「~に対する異議申し立て」と書いちゃったのがいけなかったんだと思いますが、challengeの意味である「異議」自体に「反対する」の意味が含まれています。ですから、これを「~への異議申し立て」と書いたっていいよ。 裁判所は、ムシャラフ再選に対する最終異議申し立てを却下した。 裁判所は、ムシャラフ再選への最終異議申し立てを却下した。 おんなじじゃん。
お礼
回答ありがとうございました。 >うーん、あなたが何がわからないのか、それがわかならい。 >裁判所は、ムシャラフ再選に対する最終異議申し立てを却下した。 裁判所は、ムシャラフ再選への最終異議申し立てを却下した。 補足質問にも書いたのですが上の対する~の場合ムシャラフ再選に反対するものの異議申し立てなのはわかるのですが下の場合だと再選への(ための?)異議申し立てのように感じて反対派かどうかがわかりにくいような気がしていたのですが、他の回答者様の回答により納得出来ました。 ありがとうございました。
- joshsan
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横やりですんません。 >challenge toで~への挑戦は本当に誤訳なのでしょうか? いつも誤訳だ、という意味ではありませんよ。もちろん挑戦の場合はたくさんあります。 ただ、court, dismisses と言う語が出てきたら、それを見た瞬間に、次のchallenge が「~に対する異議申し立て」であると理解しないと。そう理解するのが英語では自然であり、挑戦という意味にとるのは不自然っつーことです。 裁判所は、ムシャラフ再選に対する最終異議申し立てを却下した。→再選が決定した ですね。
補足
ありがとうございます。 つまりdismissの場合はchallenge toは「~に対するchallenge」という事でしょうか? それと「挑戦」と書いたのはあくまでうまい日本語がわからなかっただけでこのchallengeが挑戦だとは思っていません。。。 ただdismiss something to ○○の場合「○○への何かを解く~退ける~」という風に考えると思うのですが、この場合も^~に対する」という風になるのでしょうか? つまりdismiss ○○ to ×× で××への○○を解く~退ける~といったニュアンスはないのでしょうか?
- 06miyachan
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簡単に言えば、「against」の意味が副詞的用法であり、「敵的対抗」を意味するからです。たとえば、民主党は自民党に恨みがあるから、対抗するのでしょうか? そうでなく、政策論で対抗するわけですから、「逆らう」という意味をもつ「against」でなく、「だれと?」と方向を示す「to」を使って、挑戦する対象を限定しているわけです。 なお、「Challenge」を「挑戦」と覚えないで、「誰何する、おまえは何者だ? 異議を述べる」意味と考えてください。つまり、「おまえは、王者(本物の大統領)か? と異議を唱える人が挑戦者」という意味と覚えてください。 とにかく、英英辞典も参照するようにしてください。英和辞典だけでは、どうしても「挑戦」としか思ってしまうのはまずいことです。
お礼
回答ありがとうございました。 >「だれと?」と方向を示す「to」を使って、挑戦する対象を限定しているわけです。 挑戦する対象、つまり反発(というほど強くはないかもしれませんが)の意があるということですね ありがとうございました。
- taked4700
- ベストアンサー率37% (777/2050)
>「ムシャラフ氏に対する(反対派の)challenge」なのか「ムシャラフ氏の再選への(自分の)challenge」なのかがわかりにくく見えます。英語ではよく混乱するからitsなどで誰のかをはっきりさせる必要があると言いますが、この場合は必要ないのでしょうか? 一つには、新聞を読む人にはすでに分かっていることだからでしょう。 また、タイトルということで、スペースの節約のためと言うことがあると思います。 また、主語が法廷ですから、「反対派の」ということは、文脈から推測できます。
お礼
回答ありがとうございました。 >一つには、新聞を読む人にはすでに分かっていることだからでしょう。 また、タイトルということで、スペースの節約のためと言うことがあると思います。 また、主語が法廷ですから、「反対派の」ということは、文脈から推測できます。 全てそうなのですね、としか言いようがないくらい納得出来ました。 challengeに~対するの意が含まれているなど上記の理由も含め的確な回答ありがとうございました。
補足
ありがとうございます。 もしよろしければ >challenge to」は「~を阻止する言動」という意味だからです。「挑戦」という「訳」は誤訳だとおもいます。 についてご意見頂けないでしょうか? challenge toで~への挑戦は本当に誤訳なのでしょうか?
- taked4700
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challenge 自体に、反対するとか抗議すると言う意味があり、against を必要としないからでしょう。 vote for/against のような例もありますが、これは、vote 自体には、反対も賛成もないので、どちらなのかを示す働きがfor/against にあります。 「パキスタンの法廷はムシャラフ大統領の再選に対する最後の抗議を退けた 」と言うことかと思います。
補足
ありがとうございます >challenge 自体に、反対するとか抗議すると言う意味があり、against を必要としないからでしょう。 少し感じていたのですがやはりそうだったのですね。。。 それと今改めて考えていたのですがtoがわかりにくい、というよりchallengeが誰のなのかがわかりにくい、ように思えます。 つまり「ムシャラフ氏に対する(反対派の)challenge」なのか「ムシャラフ氏の再選への(自分の)challenge」なのかがわかりにくく見えます。英語ではよく混乱するからitsなどで誰のかをはっきりさせる必要があると言いますが、この場合は必要ないのでしょうか?
>「ムシャラフ氏の再選への挑戦」「ムシャラフ氏の再選に対する挑戦」とどちらの意味か誤解が生まれるように思いました。 誤解は生まれないと思います。「challenge to」は「~を阻止する言動」という意味だからです。「挑戦」という「訳」は誤訳だとおもいます。 英語の勉強は英英辞典を使ってなさっておいででしょうか。和英辞典は極力使わないように心がけてください。そうして努力されればきっと報われる日が来ると思います。 参考にしていただければ嬉しく思います。
補足
ありがとうございます。 >「challenge to」は「~を阻止する言動」という意味だからです すいません。。ネット上で検索してもchallenge to ~で「~への挑戦」というのを数多く見つかるのですが、これら全てが間違いなのでしょうか?
お礼
非常に丁寧な回答ありがとうございました。 >理由は、challenge、oppositionという名詞に、もともと「拒否する」「対抗して挑む」という意味が含まれているからです。 challengeもoppositionのようなニュアンスを持つと思うと確かにagainstのような同じ意味の前置詞は必要なく感じますね。 >「つまりdismiss ○○ to ×× で××への○○を解く~退ける~といったニュアンスはないのでしょうか?」 →(回答)「あります。そういうニュアンスで結構です」 ありがとうございます。これがわかっただけで自分の中のイメージがうまく出来ました。 >毎回ご質問を拝見しているのですが、いつも締め切られています。こちらフランスでは時差がありますので、もう少し締め切りを待っていただければ、適切な回答をご提供できると思います。 ありがとうございます。出来るだけ早く回答者様にお礼を言おうと思い早く締め切っていましたがこれからはもう少し締め切るのを遅くしますね。 ありがとうございました。