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y=ax^2が満たす微分方程式を解こうとすると
y=ax^2という関数を考えます。それを微分すると y’=2ax となりますが、両辺を2乗すると、 (y’)^2=4a^2*x^2 つまり、 (y’)^2=4ay という微分方程式が導き出せます。では、逆に最後の微分方程式を解こうとするとどう変形できるのでしょうか?
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(y’)^2=4ay において、p=y’と置きます。 p^2=4ay 2pp'=4ap (1) y'=p=0のとき、 y=c (定数) (y')^2=0^2=0 y=c を元の式に代入すると 0=4ac a≠0の場合、c=0 で、y=c a=0の場合、y=0 (2) y'≠0のとき、 p'=2a、つまり、y''=2a y'=2ax+C_1 y=ax^2+C_1・x+C_2 (C_1、C_2は定数) (y')^2=(2ax+C_1)^2=4a^2x^2+4a・C_1・x+C_1^2 これを元の微分方程式に代入すると、 4ay=4a・(ax^2+C_1・x+C_2) =4a^2x^2+4a・C_1・x+4a・C_2 (y’)^2=4ay なので、C_1^2=4a・C_2 ∴ y=ax^2+C_1・x+C_1^2 (1)の場合もこれに含まれる。 y=ax^2 から微分方程式を作りましたが、 その微分方程式を解いた結果は、元の式に 戻りません。微分する段階で、定数項が消えた からです。その分が積分定数として不定で残ります。
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- info22
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簡単のためにy>0,a>0とします。 (a=0は無意味なので、a≠0。 a<0の時はy≦0ですからa→-a,y→-yと置き換えてyについて解き、 最後にa,yを元に戻せはいいでしょう。) 変形して (1/2)y'/y^(1/2)=a^(1/2) 積分して y^(1/2)=(a^(1/2))x 二乗して y=ax^2 +C (積分定数Cは微分方程式の境界(初期)条件で与えないと決まらないですね。「x=0のときy=0」とか「x=1のとき,y=a」などと与えておきます。)
- Meowth
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(y’)^2=4ay dx/dy=±1/2・1/√a・y^(-1/2) x=±1/√a・y^(1/2) √a(x+c)=±y^(1/2) y=a(x+c)^2
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- N64
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(dy/dx)=(+-)2*root(a)*root(y) (dx/dy)=(+-)y^(-1/2)/(2*root(a)) これを解けば、y=(+-)x^2+C
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よくわかりました。すばらしい回答に感謝いたします。
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