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frequency separation?

「frequency separation」という言葉の日本語と意味を教えて頂きたいです。 Kaneの量子コンピュータに関する論文の中で、 If the electron is in its groun state, the frequency separation of the nuclear level is, to second order hνA=2gμB・・・ と出てきました。(νAのAは下付きの添え字) 周波数分割などという言葉はないようですし、hνの次元はエネルギーなので周波数ではないようですし、わかりません。 私の専門は、一応半導体ナノテクノロジーですが、不勉強なので素人にもわかるように教えていただけるとうれしいです。

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  • spinflip
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回答No.3

単にゼーマン分離(≡ゼーマン効果)による、核スピンの準位の磁場による 分裂をhで割って、周波数にしているだけです。 核スピンの準位の分裂=NMR共鳴周波数×hなので、 周波数で言うことが多いようです。 前半で、if the electron is in its ground state, と言っているのは、もし、基底状態でないと、その磁場がずれるの でしょうね。(ただ、second orderというのが気になりますが、、。) P.P.S. Kaneの論文ってどの論文でしょうか(QIPは素人なのですが面白そうですね)。

noname#5014
質問者

お礼

ゼーマン分裂によって分かれたエネルギー準位の差だから、separationという言葉を使っているんですね。 「核スピンの準位の分裂=NMR共鳴周波数×h」とは知りませんでした。(勉強不足) だから周波数なんですね。 だから、frequency separationという言葉使いで、表現がエネルギーなんですね。 よーく納得できました。 ありがとうございます。 今読んでいる論文は、 B.E.Kane, "A silicon-based nuclear spin quantum computer" Nature 393 (1998) p.133- です。 僕は量子力学の知識が無いので非常に難しく感じますが、おもしろい提案だと思います。(本当は読まなきゃいけなくて読んでいるのですが。)

その他の回答 (2)

回答No.2

『振動数(周波数)の差』のことで hνA=2gμB・・・ は(プランク定数倍の)周波数の差, つまり周波数差のエネルギーの次元での表示なのだと思います.磁場Bがかかるとエネルギー差hΔvが生じて... という話でしょう.実際のところ,支障がない限りかなりラフに使っているようなので,あまり神経質にならない方がよいかと思われます. 例はいくらでもあるでしょうが,例えば,「frequency(振動数,周波数)」などといっても,実際は角振動数(角周波数)ωのことだったりします(2π違って最初悩んだぞー!).前後関係で分かる限り(あまりそうでなくても),使う方もかなりラフに使っているようなので,そのつもりで推理力を働かせながら読んでいったほうがよいのではないでしょうか.

noname#5014
質問者

お礼

なるほど、周波数の差でいいんですね。 周波数の差が生まれることに由来する、準位の差だからこのように表現していると。 わかりました、ありがとうございます。

回答No.1

周波数分離?

参考URL:
http://www.viste.com/MeasuringSystem/POWER/computing/pow/pow.htm
noname#5014
質問者

お礼

残念ながら、少し違う分野の言葉のようです。 でもありがとうございました。