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It takes me an hour to finish my homework.の“it”の解釈について

It takes me an hour to finish my homework.の文の“it”は“to finish my homework”を指す仮主語ではなく、特殊構文として覚えるというふうに書いてある参考書が多いのですが、それはどうしてでしょうか。

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回答No.5

アメリカに住んで40年目になりました。 何か私なりにお手伝いできるのではないかと思います。 参考書、特に文法書は、その著者の解釈し方を示したもの、と考えてください。 つまり、そう書いてある「多くの参考書」はそう解釈しているだけ、と言うことであり、そう書いていない参考書はそうは解釈していない、と言うことに過ぎないのです。 逆を言えば、結局試験文法の弱点でもあるわけですが、一貫した解釈がない、と言うことなのです。 つまり自称文法学者さんがひとつの解釈をそうだと言ってもそれはその人の解釈であり、絶対的なものではない、と言うことを認識しないと、これからもどんどんこのような違った解釈を目にすることになり、「目の毒」となるのです。 この文章の意味をしっかり感じ取っており、自分がその意味を言いたいときに必ず使える文章の選択種となればいいのです。 文章の分析を体系付けているように説明できてもその知識を使うべきときに使わないのであれば、その文法書の著者は結局詳しいその文法知識(偏見的知識かもしれませんが)を使わない、使えない、頭に浮かばない、と言う事実をさらけ出しているのであれば、結局、その文法書の著者の英語力は口先(筆先、ペン先、キーボードだけの)物と実力者から批判されるわけです。 It take me xxxと言う表現があるからそれに基づいて解釈すれば確かに特殊・別個のもの、と言うかもしれませんね。 それはそれでいいでしょう。 しかし、仮主語とも解釈できる、と言う融通性をもたせた文法解釈が出来れば余計いいと思いますよ。 つまり、どっちでも解釈としては正しいでしょうが、そのひとつだけが正しいとするのはもうひとつの解釈を十分に理解していないのかもしれないと言うイメージを受ける人は少なくないと思います。 そして更に結局「だからどうした?」「だからどうだって言うんだ?」と言う人も結局出てくることになるし、その知識がどのような形で自分の英語力向上への糧となるの?と聞かれて納得がいける回答はまず出てこないでしょう。 この表現方法を使って、~するには「人に」どれだけ時間がかかる、と言う言うことを言いたいときに使う表現方法だと自分のものにしてしまえばいいと言うことなのではないでしょうか。 そうすれば、ほとんどどんな文章が出てきても、It takes me 2 days to finish this. It takes me only 2 minutes to complete this.と言うような表現が出てきても、まったく問題なく訳せるし、何を言いたいのかもわかるわけです。 それで十分以上だと思いませんか? ここで、仮主語だ、いいや違う、と言ったところでなんの役に立つことでしょう。 この文章を使えるようになるという保障はまったくありませんね。 この40年間、6年間英語を勉強させられているにもかかわらず、文法問題は解ける人がいても、トイレに行きたいのですがどこか教えてくれませんか、と言える卒業生がどれだけいると言うのでしょう。アメリカ人がびっくりするのも当然だと思いませんか? 個人主張も交えて回答しましたが、参考になりましたでしょうか。 理解しにくいところがあったり追加質問がありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。

その他の回答 (4)

  • Parismadam
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回答No.4

こんにちは。9/6のご質問以来ですね。 このItはおっしゃる通り、仮主語ではありません。 1.このItは非人称動詞(impersonal verb)の主語として、「天候・寒暖・明暗・時・状態・距離・その他事情」などを漠然とさす形式的な主語で、It自体に意味はありません。 例: It is raining.「雨が降っている」 It is getting hot.「暑くなってきた」 It is Friday today.「今日は金曜日だ」 It is 2 miles to the station.「駅まで2マイルある」 などと、同じ用法のItになります。 2.ご質問文が仮主語の用法と違う点は、次の点で明らかに区別できます。 (1)仮主語なら、It~for~toと、意味上の主語がfor+目的格で表されますが、ここではtakes meと、meは動詞の目的語として機能しています。 (2)仮主語なら、to以下は真主語になるので、「~することは」と名詞的用法になりますが、ここは「~するには」「~するためには」という、副詞的用法の目的の用法になっています。 (3)従って、このItの用法は仮主語ではなく、非人称動詞の便宜上の主語Itの用法だと区別できるのです。 3.この例文の意味は (直訳)「宿題を終えるのに、私に、1時間を必要とした」 →(意訳)「私が宿題を終えるのに、1時間かかった」 となります。 ちなみにこの用法では、目的語を主語にして受動態にすることは、通常はできません。 以上ご参考までに。

回答No.3

仮主語と真主語の構文では、仮主語を使わずに文の先頭を to 不定詞の真主語で始めても文法上何の問題もありません。(ただし、文全体のバランスは悪くなるでしょうが) おたずねの英文は仮主語と真主語の構文と考えてもおかしくありません。ただこういう時は、常に仮主語を使って、It takes me an hour to  ~ と表現するんだと思います。決まり切った言い方ということで特殊構文としているんだと思います。It を仮主語と考えることは自然なことだと思います。 人が~するのに~かかる と言うときは、It takes ~ で始まるというふうに覚えましょう。

回答No.2

仮主語と真主語の構文では、仮主語を使わずに文の先頭を to 不定詞の真主語で始めても文法上何の問題もありません。(ただし、文全体のバランスは悪くなるでしょうが) おたずねの英文は仮主語を真主語の構文と考えてもおかしくありません。ただこういう時は、常に仮主語を使って、It takes me an hour to  ~ と表現するんだと思います。決まり切った言い方ということで特殊構文としているんだと思います。It を仮主語と考えることは自然なことだと思います。

回答No.1

 本当に教科書に「特殊構文として覚える」と書かれているのでしょうか? 自分としては、そんなに「特殊」とは思えないんですが、まあ、それはそれとして、ここでの「it」は、「me」のいる、囲まれている「環境」を指しているのですが。。。  たとえば、宿題の1ページをかたづけるのに、平均して、10分ぐらいだと、その宿題が6ページあれば、当然ながら、60分(1時間)かかることになりますね? このように、自分の意志とは関係なく、相手(ここでは、宿題のこと)が自分に仕向けている点で、つまり、他の不定詞を使った文とは違う意味で、「特殊構文」としたのではないでしょうか?  まあ、詳しいことは、他の回答者に任せるとします。

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