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化学の得意な人いませんか?問題が解けずに困ってます。

「水には食塩や砂糖はよく溶けるが油は解けません。なぜか論じなさい。」 という問題です。 私は看護学校に通っているのですが、化学をあまり高校で勉強しなかったので現在かなり困っています。来週の火曜日にテストがあるので、どうしてもこの問題が解けないといけないのです。どなたか教えていただけませんか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • chiezo2005
  • ベストアンサー率41% (634/1537)
回答No.1

簡単に答えられる問題ではないですね。ちょっと看護学校の問題にしては高度すぎるのでは・・・ 水のいうのは極性溶媒といって,水の分子の構造から分子自身が分極しており,イオンなどを溶かしやすい性質を持っています。つまり酸素がマイナス,水素がプラス方向に帯電しているために,正イオンは酸素に,負イオンは水素に近づこうとします。 そのため,イオン結晶である食塩(塩化ナトリウム)は塩素がマイナスなので水素の部分,ナトリウムがプラスなので酸素の部分に引き寄せられ,結晶がばらばらになりイオンとなってしまし水に溶けます。 砂糖の場合には砂糖の分子には水酸基(-OH)があり,これが水のH-O-Hと同じために,水の中でばらばらになって溶けてしまいます。 同じ水酸基を持つアルコールなどが水によく混ざるのも同じ理由です。 さて,油の場合は多くは無極性物質で(C-H)の集まりです。電気的に分子全体が中性です。また水との親和性のある水酸基などを持っていないので,水に溶けることができません。 このような水との親和性の無い油はアルコールには溶けますが,これはアルコールには油と同じ(C-H)構造があるためです。 同様に,親水基と疎水基を併せ持つ石鹸は油を落とすために使いますが,これも一方の疎水基(C-H)で油と結合して,親水基(金属イオン)で水と結合することで,水のなかに油の分子を分散できるためにです。 以上はきわめて大雑把な説明で,これでは十分な説明になっていませんし,反例もたくさんありますが,概要はこんな感じです。

maho0906
質問者

お礼

こんなに素晴らしい回答がもらえるなんて思っていませんでした。 しかもこんなに早く回答をいただけるなんて感激です。 問題の答えをくれない先生なので、実はクラス全員困ってるんです。 わざわざ、水と砂糖の解説までしていただいたので本当によくわかりました。(構造を全く理解していなかったので…) これで一歩前進できました。まだまだわからないところがあるので、再度お世話になることがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • chiezo2005
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回答No.3

#1です。 ついでですが,看護学校と関係のありそうな分野でこの問題と関係が深いものにビタミンがあります。 ビタミンには脂溶性と水溶性の2種類があるのはご存知ですよね。 これが,この問題が出される意味かなー?って思ったりしてます。 素人ですので,聞き流してください。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3
  • Ichitsubo
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回答No.2

#1さんの答えで十分だろうと思います。 この程度のことならば高校化学I・IIレベルで、大学入試で出題されることもあります。高校化学の詳しい参考書を一つ購入されることをお勧めします。 「新研究」や「チャート式」などがよいでしょう。

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