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確率の問題です
abcの箱三つがあります。一つだけにアタリがあります。 あなたはaの箱を選択しました。まだ開けてません。 アタリを知っている人がcの箱を開け、そこは空っぽであるのを示しました。 さらにその人は「aの箱でいいですか?bに変更してもいいですよ」と言いました。 変えたほう、変えないほう、どちらががあたりやすいでしょうか? 周りの数学が得意な方にも質問してみてはいかかでしょうか。 ちなみに、変更しなくても1/2だからどっちでも同じだと思った方は書き込みをご遠慮ください。
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- ixyancc82
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「どっちも50パーじゃないか!」 と騙された一人ですw なんか皆さん詳しいですね・・・ 質問者さんはもう理解してると思いますが。 no.8さんの解答が分かりやすいです! 私は、箱の数を多くして答える方法で納得しました。 極端に1兆個の箱があるとして、1番目を選びます。 他の9999億9999万998個の箱を削ります。 さてあなたは、よほど自分を信じない限り1番目は選びませんよね? つまり問題を変えれば 9999億9999万9999個と1個 の箱では、どちらに当たりが入ってるでしょう? これで完璧! だと思います。
- kumipapa
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#12さん、#11さん、ありがとうございました。 完璧理解しました。 #12さん、私もルールを変えたらやっぱり確率が変わっちゃうよなー、と思っていたので、かなりすっきりしました。 aがアタリである確率は1/3であり、b+cにアタリがある確率は2/3である。 しかるに、cがハズレであることが示された。 が、この時点でも、b+cにアタリがある確率は依然として2/3のままである。 従って、bがアタリである確率は2/3 故に、最初と最後を比較して、あなたはaからbへと選択を変えた方が良い。 ということですね。
#10さんへ >標本空間は{ω100,ω010,ω001}で、3つの事象はどれが起きるのも同様に確からしいとすべきですよね。 だから、a、b、cがアタリである確率はそれぞれ1/3。これが最初の状態。 で、cがハズレであることが示されると、その時点で標本空間は{ω100,ω010}に縮小されて、この縮小標本空間で確率は決まるので、aがアタリである確率は1/2。cがハズレという条件の元でのaがアタリであるという条件付確率P(a="アタリ"|c="ハズレ")を考えた事に他ならないわけですが、おかしいかな 確かに、a,b,cの中から無作為もしくは意図的に1つハズレが選び出されたという前提に乗っ取ってcが空である事が示されたというのであれば、その主張には誤りはないと思われます。 ですが実際には、 (1)aが当たりであれば、1/2の確率でcが選びだされ、ハズレであると示れれる。 (2)bが当たりであれば、1の確率でcが選び出され、ハズレであると示される。 (3)cが当たりであれば、0の確率でcが選びだされる。すなわち選ばれない。 という前提がかかっていると見なせるわけです。 こうした前提下での、P(a=当たり|cが選び出された),P(b=当たり|cが選び出された)を求める事が本題です。 >本当はあなたが既に選んだaをハズレとして選んでも良かったけど、ルール上しなかっただけと考えるべきだと思いますね。そういう意味では、(2)の場合も、本来はcが選ばれる確率は1/6と考えるべきだと思う。 ちょっと意味不明です..。ルールがなければしたかもしれない行為を考慮するなどについては数学での確率論としては対象外だと思われます。というよりも、これは確率論から大きく逸脱しており、単なる個人的主観論になってくるのではないでしょうか? 最後になりましたが、これはモンティホール問題と呼ばれるもので、wikiにも詳細について載せられています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%95%8F%E9%A1%8C
- Quattro99
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実際に試行してみたときのことを考えるとわかりやすいかも知れません。 aがアタリであるのは3回に1回です。説明しやすくするために6回に2回とします。 aを選んだとき、 6回に1回は、aがアタリでbが開けられる。 6回に1回は、aがアタリでcが開けられる。 6回に2回は、bがアタリでcが開けられる。 6回に2回は、cがアタリでbが開けられる。 このうち、cが開けられるのは3回で、その中でaがアタリなのは1回です。 つまり、aを選び、アタリを知っている人がcを開けた場合、aがアタリである確率は1/3です。 aがアタリの時はcが開けられる確率が1/2であるのに対し、bがアタリの時cが開けられる確率は1であるため、cが開けられたときにaがアタリなのかbがアタリなのかの確率に違いが生じています。 確率計算では、aを選んだとき、 aがアタリでcが開けられる確率は(1/3)*(1/2)=1/6 bがアタリでcが開けられる確率は(1/3)*1=1/3 cがアタリでcが開けられる確率は(1/3)*0=0 ですから、aを選んだあとcが開けられたときaがアタリである確率は、(1/6)/{(1/6)+(1/3)}=1/3となるのではないかと思います。
- kumipapa
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うーん・・・#7です。 a,b,cの箱のうちアタリは一つだけってことは、 ω100 aがアタリでb,cはハズレ ω010 bがアタリでa,cはハズレ ω001 cがアタリでa,bはハズレ というように事象を表すと、標本空間は{ω100,ω010,ω001}で、3つの事象はどれが起きるのも同様に確からしいとすべきですよね。 だから、a、b、cがアタリである確率はそれぞれ1/3。これが最初の状態。 で、cがハズレであることが示されると、その時点で標本空間は{ω100,ω010}に縮小されて、この縮小標本空間で確率は決まるので、aがアタリである確率は1/2。cがハズレという条件の元でのaがアタリであるという条件付確率P(a="アタリ"|c="ハズレ")を考えた事に他ならないわけですが、おかしいかな? で、aがあなたに選ばれた上で、cがハズレとして選ばれる確率も考えてみたのですが・・・ (1)aがアタリの場合は、b,cのどちらが選ばれても良いから、cが選ばれる確率は、aがアタリでかつcが選ばれる確率であって1/3×1/2=1/6 (2)bがアタリの場合は、cしか選べないとして、bがアタリでかつcを選ぶという確率を考えると1/3×1=1/3 (3)cがアタリの場合は、cは選べないので、cがアタリでかつcを選ぶという確率は0. (1)と(2)を直接比べてみると、(2)の確率が(1)の2倍になっているのですが、これはあくまでも(1)の場合よりも(2)の場合の方が「cが選ばれる確率」が高いだけで、だからといってbがアタリである確率がaより高いと考えるのは、論理が飛躍しているような気がします。やはり、(2)の場合は、cが選ばれるのは選択肢が無いからやむなくcが選ばれるのであって、本当はあなたが既に選んだaをハズレとして選んでも良かったけど、ルール上しなかっただけと考えるべきだと思いますね。そういう意味では、(2)の場合も、本来はcが選ばれる確率は1/6と考えるべきだと思う。 ちなみに、aがすでにあなたに選ばれた上でcがハズレとして示される確率は(1)、(2)、(3)を足して得られるはずなので1/6+1/3=1/2で、故にbが選ばれる確率も1/2。結局、残った2つの箱b,cから無作為に1個選ぶのと変わらない。ってことは・・・、cが意図的に選ばれたってことを気にする必要は無いのでは? この考え方、どこか間違ってます? (って、回答者が聞いちゃいけないって事も無いですよね)
cの箱をあけて空である事を示された時、 (bの箱が当たりである確率)=(aの箱が外れである確率) となります。 aの箱が外れである確率は最初から2/3であり、 b,cのうちいずれかの箱が外れであると示されようが、 aの箱における当たり外れの確率には何ら影響はないという 事です。 つまり、b、cのうち少なくとも一方が外れである事が最初から分かっている中で、cが外れであると示されただけで、aには何ら関係のない事です。 なお、bが当たりである確率が変わる要因としては、{b,c}の中から、bが外れであれば、bも選ばれる可能性もあった中で、bを避けてcが選ばれ空けられた。 だが、それは必然かもしれないし、単なる偶然かもしれません..。 必然的に選ばれなかった可能性などを考えると、bの当たる確率が大きくなるのは当然の事だといえます。 具体的に説明すると、(b,c)=(外れ、外れ)ならば1/2の確率で、cの箱が開けられ、(b,c)=(当たり、外れ)ならば1の確率で、cの箱が開けられる。よって、(b,c)=(当たり、外れ)のケースでcが空けられる事象は、 (b,c)=(外れ、外れ)のケースでcが開けられる事象よりも2倍起こりやすいという事が言えます。なので、(b,c)=(当たり、外れ)の可能性の方が高くなるわけです。
- Quattro99
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「3つの箱を1つと2つに分け、そのどちらかを選ぶ。2つの方を選んだ場合は、アタリを知っている人がハズレの箱を除いてくれる。」というのと同じです。
- kumipapa
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> 変更しなくても1/2だからどっちでも同じだと思った方は書き込みをご遠慮ください とのことですが、なんとなく1/2ではないというのが大勢を占めそうなので・・・。 あなたはaを選んだ。 その人はcがハズレであることを示した。 あたりはaかbだから、aがあたりである確率は1/2。 その人が取りうる行動の場合の数からも、やはり確率は1/2とすべきだと思う。 aがアタリだった場合、その人はbかcのどちらを空けてもよかったから、その人が取りえた行動の場合の数は2。bを選ぶか、cを選ぶかはコインでも投げて決めたに違いない。 bがアタリだった場合、その人は、たまたまあなたがaを選んでしまっていたから、(遠慮して?)その人がaを選ぶという行動を取らなかっただけだと考えるべき。本当はaかcのどちらを選んでもよかったわけで、やはり、コインを投げてcを選ぶことに決めたと考えるべきだと思う。だから、bがアタリだった場合も、「ハズレを示す」というその人の取りえた行動の場合の数は2であると考えるべき。 cがアタリだった場合は考えない。何故なら、cがハズレであるということは明らかだから。 ということで、aがアタリの時、bがアタリの時ともに、その人が取れる行動の場合の数は2だったわけで、a,bどちらも同様にアタリらしいというべきだと思う。 ということで、aがアタリである確率は1/2。
- tinantum
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ANo.5です. 回答中の まずよくある誤解偏 というのは無視してください. (よくある誤解の回答をまず書こうかと思いましたが,途中で面倒くさくなってやめてしまいました..)
- tinantum
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高校生でしょうか? 高校生にわかるように場合の数で説明してみます. まずよくある誤解偏:『aの箱を選択した』として,全場合の数を樹形図で考えて見てください. (1)まず,当たりが入っている箱がaかbかcかの3通り枝が伸びます. -a -b -c (2)あたりを知っている人は,aの場合(aに当たりが入っている)ので,"bかcのどちら"を選んで空っぽであることを見せてあげてもよいはずです.bの場合は,(bに当たりが入っている)ので,"確実に"cの箱を空けてみせるはずで,cの場合は同様に"確実に"bの箱を空けてみせるはずです.これを樹形図に書き加えると -a-b -c -b-c -c -c-b -b となります(2番目は空っぽであることを見せる箱).ここで注意しなくてはならないことは,場合の数で確率を考える場合,根本事象は「同様に確からしいとき」を一つの場合としてカウントすることを忘れてはいけないので,1番目がbとcの場合,2番目の樹形図は2つ書き加える必要があります.なぜならば,一番目がaの場合は,あたりを知っている人は「確率1/2でb,cを空けてみせる」のに対し,一番目がb(もしくはc)の場合「確率1でc(もしくはb)を空けてみせる」からです. 『変更しない場合』最後の枝としては選んだ箱を書聞くわえました.今の場合『aの箱を選んだ』としていたので,変えないのでどの場合もaです: -a-b-a -c-a -b-c-a -c-a -c-b-a -b-a 全事象が6つであり,当たるのは上の二つですから,確率は 1/3です(もっともこれは当たりを知っている人の情報の影響を全く受けない場合ですから,始めから1/3とわかりますが). 『変更する場合』最後の樹形図に変更する箱を書き加えると: -a-b-c -c-b -b-c-b -c-b -c-b-c -b-c となって,全事象6つのうち,当たる事象は下4つですから, 2/3と確率が上がります. 場合の数で説明するとどうしても上のようなものになりますが,条件付確率などの知識をお持ちでしたら,もう少し正確に求める方法をお教えできます.ただし本質的な点では上の説明で十分だと思います. いずれにしても,「同様に確からしい」か否かをちゃんと考えずに確率を考えると間違った確率を求めてしまいます. 一番簡単な誤りでは「コインの表が出る確率は,全事象が裏か表かの2通りで,表が出るのは1通りだから,1/2である」という考え方です.ゆがんだコインの場合(裏と表が同様に確からしくなく),1/2とはなりません. もっと巧みで上の問題に似ているのは囚人の問題です.これも考えてみると良いでしょう: 3人の囚人A,B,Cがいます.次の日3人のうち2人が死刑になることが決まっています. Aは考えました. A:「俺も明日死ぬかもしれないなあ.3人のうち2人だから,俺が死ぬ確率は2/3だな・・」 監視員はどの2人が死刑になるかは知っています. Aは監視員に誰が死ぬか聞いてみましたが,絶対に教えられないといわれました.そこで, A:「監視員さん,BかCかのどちらか一人は死刑になるわけだから,どちらか死ぬほうを教えてくれよ,俺のことは言わなくてもいいからさあ.」 と頼んでみました.監視員は少し考えて 監視員「よいだろう,Cは確実に死刑になるよ」 と教えました.Aはこの情報を得て大変喜びました.なぜならば,Aは A:「ということは,明日死刑になるのは,俺かBかの2通りだから,俺の死ぬ確率は1/2に減ったぞ!」 と. さて,Aの喜びは正しいでしょうか? 答えを言うと,これは上記の当たり箱の問題に反して,確率はもとのまま2/3で変わらないというのが答えになります.ぜひ考えてみてください.
お礼
細かい説明と用例ありがとうございます。 理解が深まりました。 もう少し簡潔さがあった方がうれしかったです。
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補足
見過ごすつもりが真剣に見入ってしまいました(笑) 数学が御得意なようで説得力にあふれてますね。 作問者に新たな解答として提示してもよろしいのではないでしょうか(笑) >その人はbかcのどちらを空けてもよかったから、その人が取りえた行動の場合の数は2。bを選ぶか、cを選ぶかはコインでも投げて決めたに違いない。 >本当はaかcのどちらを選んでもよかったわけで、やはり、コインを投げてcを選ぶことに決めたと考えるべきだと思う。 ここは、aを選択したのちにcを開けたという前提が崩れませんか? と思ってたらan3に、「cを選んだら、ハズレのbを開ける」と書いてあり、私の中の前提があやふやに(笑) 自分の選択した箱以外を開けてはいけない、とは述べられてない為、aを開けてもよかった気がしますね。 aを開けた後、bcの中から選択してもよいと解釈されてもおかしくありませんね。