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リスニングでのセンテンス単位の把握のしかた
リスニングの際、ひとつのセンテンスの区切りを把握するのが拙くて、困っています。 活字として書かれたセンテンスであれば、終わりにピリオドがあるので、 そこを区切りとして、(安心して)ひとつのセンテンスとして把握できます。 リスニングの場合、単発的な会話のやり取りであれば気になりませんが、 20~30分の講演を聴く場合などでは、一方的に語られるので、 どこが区切りなのかわからないことが多いです。 センテンスの終わりのためのブレスなのか、 言いよどんだり、考えたりしたいるためのブレスなのか 聞き分けがつかないことも多いです。 ひとつのセンテンスにはひとつの動詞しかないということで 動詞に着目してセンテンスの意味・構造を把握すべきと思っていますが 区切りがわからないので、把握にも困難を伴っています。 いまは、句単位やチャンク単位で聴いていっていますが、 その単位ではわかっても、核になる動詞を見つけたうえでの『~が~した』という 関係がわからないので、結局、センテンス全体では、何を言ってるのかな? という感じで、もやもや感が残ります。 そもそも、リスニングにおいては、 センテンス単位はどう意識して、理解していくべきなのでしょうか? その場合、分詞や不定詞が数多く出てくる中で、 核となる動詞はどのように把握(どのように見分け)していくと 良いのでしょうか? よろしくご教示ください。
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>センテンス単位はどう意識して、理解していくべきなのでしょうか? その国の言葉のネイティブが自国語を話す際、センテンス単位で区切って話す以上に、リズム感を大切します。講演などのような長い時間一方的に話す場合、一文ごとにいちいち一息入れるようなことはあまりしません。それは文法などに関連して言葉が持つ独自のリズムが存在し、時にはセンテンスを続けて読んだり、逆にセンテンスの途中で一息入れた方が流れがスムーズになる場合があるからです。日本語でも思い当たる節がありませんか? >分詞や不定詞が数多く出てくる中で、核となる動詞はどのように把握(どのように見分け)していくと良いのでしょうか? 英語というのは文頭から文末にかけて単語を“かぶせるような”構造でできていると考えられます。 例えば、 “i dont know the girl talking with my friend there” というセンテンスがあったとすると、 これをそのまま訳すると「私は知らない、女の子、話している、友人と あそこで」です。これを言い換えると「私はその女の子を知らない(が)、あそこで友人と話している」となります。分詞の文法通り「友人と話している女の子」と訳さなくてもニュアンスは伝わるはずです。 なぜこんなことが可能かと言うと、この文章はもともと、 “i dont know the girl” という文と、 “she is talking with my friend there” という文章を、分詞というかたちで一つの文章に短縮しているからです。 不定詞についても同じことが言えます。 例えば、 “i bought the book to read in the train” という文章は “i bought the book (that)i read in the train” を短縮したものです。更にこれは、 “i bought the book” という文と、 “i read it in the train” という文を一つの文章に短縮したものですよね。 長くなりましたが、結論を言わせていただくと、 ・耳に入ってくる単語をそのまま羅列させ、たとえその文章の捕らえ方が聞く人によって違えども、理論上は大きな意味の差異無く本意を理解することは可能 であり、 ・名詞や動詞全てが核となりえる ということです。強調したい単語は強いアクセントで話されると思いますので、それが意味上の“核”となります。 あとは練習あるのみだと思いますが、もし質問の意図を間違えて受け取り回答しているようであれば、補足質問していただけないでしょうか?
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No.1です。 >省略や倒置など、やや変則的な語群の並び方に慣れるというようなことが近道なのでしょうか? 私見で言わせていただくと「半分正解で半分間違い」といったところでしょうか。 ネイティブのスピーキングというのは、確かに強調表現や省略がある場合があります(倒置は文語的なので少ないと思います)。しかし逆に言えば、強調したい内容なのだから強調表現を用いるわけですし、省略していい内容だから省略しているわけです。発信者の意図を汲むという意味で、そこは“素直”に聞いた方がいいでしょう。そのためにも、慣れる必要があるのは確かです。 しかし、質問者がもしそれでもすっきりしない(聞き取りに不安がある)ようであれば、聞こえた単語を拾うというある種“裏技”的な方法に頼らないことです。つまり「(冠詞などを除いて)出来る限り全ての単語を(前置詞など無視しがちなものも含めて)聞き取る」という本当の意味でのリスニング力をつけないといけなくなります。そのためには「英単語の意味を日本語訳せずそのままで汲み取る」「文法によって表現されるニュアンスを日本語訳せずに汲み取る」といったことが必要となってきます。 後述したことは少し投げやりに聞こえるかもしれませんが、話し方のクセというのはそれこそ人の数だけあるので「慣れ」だけでは根本的な解決にはなりません。日本人が関西弁や東北弁を聞いても、知らない単語を除けば、多少の訛りがあろうとも初めて聞いた内容も確実に聞き取れるはずですし、最低限推測だってつくはずです。これは「慣れ」ではなく、日本語の感覚が体に染み付いているからなのだと、個人的には考えています。 かく言う自分も実は結構大雑把な時があります。しかし、単語の意味違いさえなければ、ある程度把握できます。あと出来ることと言えば、話されている内容・中身自体に注目し、聞き取る重要度や優先度を判断することです。日本語の講演会だって、全ての内容を聞き取るのは大変なことです。 究極の結論を言えば、こういうこと言うのは反則だと思いますが「質問者のリスニング力が単純に足らない」もしくは「聞いた内容をただ単純に整理できずにいる」のではないでしょうか?それは発信されている言葉に頭が追いついていないに他ならないからです。 >どのような練習が有効かヒントをいただけるとうれしいです。 上記の内容にもからんできますが、まずはしっかりと文法にのっとった長文を聞き取る練習をすることです。そして、その精度を高めます。オーラルでのディクテーションをオススメします。聞こえた英語を本文を見ずに口に実際に出して発音するのです。かなり難しいですが、1つのテキストをしっかりこの方法でやりこめば言葉の処理速度を速めることができます。自分はこの方法を実践しました。練習しながら本文を覚えても構いません。最初の頃は覚えても口が回らないはずですし。目安は6,7割ぐらい出来れば十分です。 「基礎をしっかり固めることで、変則的な文章にも柔軟に対応・応用できるようになる」よく言われることですが、一番難しいことです。頑張ってください。
お礼
とても参考になります、ありがとうございました。 ご指摘のように、必要以上に文章にとらわれることなく、意味(中味・内容)に着目して聴いていくよう、リスニングのスタンスを工夫していきたいとおもいます
- momopet
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私の場合、リスニング教材を聞きながら意味を考えずにひたすら書き取って後で答え合わせをしたり、同時通訳者の訓練に使われるシャドーイングの初心者向けの本を買ってきてやっていました。 日本語でもそうですが、ネイティブは無意識のうちに聞いたままの順番で理解して、頭の中で意味を連結していますよね。その訓練が必要です。 ブレスの部分を意味の区切りとして、そのかたまりごとに理解していきます。強く発音されている単語をつなげていけば、全てを聞き取れなくてもかなりの部分が理解できます。 短い単位の文章ばかりでリスニングを訓練していると上達しないですよ。 あと、普通のスピードに慣れるため、私はAFNラジオを毎日聴いていました。だんだん理解できる部分が多くなってくるので楽しいですよ。 日曜日夜7時のDr Lauraの人生相談は、「2歳の娘に夫がゲイであることを伝えてもいいでしょうか?」とか「娘がプロムでボーイフレンドと一夜を過ごすのを親として認めるべきか」などアメリカ人のお悩みが聞けて、なかなか興味深いです。
お礼
短文ばかりの訓練だと上達しないとのアドバイス、このところ感じているところで、ありがとうございました。
補足
示唆に富んだアドバイスありがとうございます。講演を聴く場合の例を挙げましたが、長いインタビューなども苦手です。 話法が使われたときどこで話法(引用)が終わっているのか、文頭に使われる分詞構文は、文中での形容詞的な分詞修飾とどう区別するのか等々に混乱させられているように思います。 省略や倒置など、やや変則的な語群の並び方に慣れるというようなことが近道なのでしょうか?ややとりとめのない質問になってしまいました。どのような練習が有効かヒントをいただけるとうれしいです。よろしくお願いします。