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自然対数e
次の、 f(x) = e^x - e^-x の場合、f^-1(x)は存在するか? (ヒント:定義より、f(f^-1(x)) = x を参考) という設問なのですが、 f(f^-1(e^x - e^-x )) = e^x - e^-x と代入してみましたが、どうやっても存在しない結果になってしまいます。 やはり存在しないで合ってるのでしょうか? ちょっと自信(薄)なので、アドバイスをいただけたらと思います。
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- kkkk2222
- ベストアンサー率42% (187/437)
ーーー 本論 >>f^-1(x)は存在するか裏がして思考すると、<逆函数が存在しない>の意味を記述します。これは、逆函数が多価関数になると、解釈します。これでは判りにくいので、簡単な例をかきます。Y=X^2の逆関数は、形式的にY=±√Xとなり、ひとつのXに対して2つのYが存在することになり、これを以って<逆函数が存在しない>となります。逆関数を求めて、それが只ひとつの関数となれば終了とも言えます。また、元の関数Y=X^2が<単調増加であれば><逆函数が存在する>とも言えます。Y=X^2は明白に<単調増加ではないので>逆関数が存在しないは計算不要ともいえます。 本問題では単に<逆関数は存在するか>ときいているので<逆関数の算出は不要>であり、元関数が<単調増加>である事を示せば充分と、思います。 f(x) = e^x - e^-x が <単調増加>であることを示します。 f’(x) = e^x + e^-x>0 これで終了です。 ーーー ちょと気になる点があって、もう少し考察します。 >>ヒント:定義より、f(f^-1(x)) = x これは、事実ですがHINTとしては、余り意味がなく、原文に記載されている、とは思いますが・・・#2様がHINTを使用されています。通常は逆関数を求めるさい、このような使用はしません。 ーーー 次に f(f^-1(x)) = x となることは明白ですが、確認したくなり、既に#1様と#2様が同一解を算出されていますが、自分でも算出しました。当然OKでした。f(f^-1(x)) の計算に入りましたが、変形できず挫折しました。 やむをえず(f^-1(f(x)) = x も成立するので、これで計算して見ました。 log(1/2)【x+√(x^2+4)】 のxをe^x - e^-xと置き換える事になります。 P=【x+√(x^2+4)】 =【(e^x - e^-x)+√(((e^x - e^-x)^2)+4))】 =【(e^x - e^-x)+(e^x + e^-x)】 =【2(e^x)】 Q=log(1/2)【2(e^x)】 =log【e^x】 =x と OK。 ーーー 最後に補足として f(x) = e^x - e^-x の正体を記述して終わります。 g(x) = (1/2)(e^x - e^-x)は 双曲線関数とよばれ、 双曲線関数はCOS、SIN、TANと良く似た美しい性質を持っています。3種類の双曲線関数のひとつは h(x) = (1/2)(e^x+e^-x)であり、懸垂線ともカテナリーとも呼ばれます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8C%E6%9B%B2%E7%B7%9A%E9%96%A2%E6%95%B0 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%BC%E6%9B%B2%E7%B7%9A ーーー
- zk43
- ベストアンサー率53% (253/470)
y=f^-1(x)を求めます。 両辺のfをとると、 f(y)=f(f^-1(x))=x より、(ここでヒントを使っている) e^y-e^-y=x 両辺にe^yを掛けると、 e^2y-1=xe^y e^2y-xe^y-1=0 ここで、X=e^yとおくと、 X^2-xX-1=0 これはXに関する2次方程式なので、 X={x±√(x^2+4)}/2 e^y={x±√(x^2+4)}/2 右辺はマイナスの符号のときはマイナスになってしまうので、 プラスの符号をとって、 e^y={x+√(x^2+4)}/2 (指数関数は正です) 両辺の対数をとると、 y=f^-1(x)=log{x+√(x^2+4)}/2
- imopro
- ベストアンサー率35% (58/163)
存在しますよ。 f(x)の逆関数f^-1(x)は、 f^-1(x) = log((x+√(x^2+4))/2) です。 異なる任意の定数a1,a2に対して、f^-1(a1)≠f^-1(a2)ですから関数と言えます。 因みにf(x)とf^-1(x)のグラフはy=xのグラフに対して対称です。