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江戸の人
江戸に住む町人というと大店の主人以外はみんな長屋に住んでいたイメージがあるのですが、比較的豊かな中間層の町人は一軒家を建てて住んでいたりしたのでしょうか?
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いつ頃のどの辺をおっしゃるのかわかりませんが、江戸といわれるのはとても限定的で狭い範囲であり、いまの東京でいう新宿はすでに町はずれ。渋谷も草深い場所だったので、都心部というか俗に「江戸市中」には一軒家はほとんどなかったと思いますよ。武家地が70%寺社他が20%を使って、残りが長屋を造ってくらしていたようです。中間富裕層という20%は大店店主や医師、専門芸術家として、大店に含んでしまうとなると、末端市民10%はまずほとんど長屋住まいだったと言ってよいと思います。 富裕層は墨田区や江東区あたりに別荘を持っている記述や、渋谷の庄屋さんという表現や、新宿の大木戸を超えると甲州街道という田舎道と書かれている本が多いように見受けられます。
お礼
江戸の人口は俗に100万人と言われますが、町人の居住域はそんなに狭かったのですね。 Yahoo!のスクロール古地図を見ても、当時の雑司ヶ谷あたりは大変な田舎だったようですね。 ありがとうございました!