仮に as を取ってみると、
Being he was over the ocean,...となりますが、この場合、最初の being は何の役割なのか分からなくなります。また文章の意味が取れません。
この as は、接続詞で、状態を表現する言葉でしょう。つまり、カンマを入れてみると、例文は:
Being, as he was, over the ocean,..
となるのであり、Being over the ocean,..の分詞構文ということになります。これは、「大洋の上にいると」という意味です。
as he was が挿入句として入っていることになります。
as he was は、「彼は、そういう状態であったので」というような感じで、「そういう状態」とは、どんな状態かというと、「大洋の上にいる」という状態のことだということになります。
as の用法の辞書での例文で、Take things as they are. というものが出されています。これは、「現実をそのまま受け取りなさい」という意味だと出ていますが、この as they are は、「それらが、そういう状態であるように」というような意味で、それらとは、things のことで、「物事が、物事であるように」の意味だということになります。
この文章を少し変えて、Taking things as they are is better for you.という文を仮に作ってみると、「ものごとをあるがままに受け取ることが、貴方にとってベターです」という意味になります。この文章の構造は、as の句が、文中に挿入されているという構造です。そして、この文の骨格は、Taking .. is better..です。「受け取ることがベター」という意味です。
Being as he was over the ocean の場合は、骨格構造は、Being ..over the ocean, で、「大洋の上にあると」という意味です。受け取ることがベターとは、「何を」受け取るのがベターなのかを、as の句が説明していることになり、他方、大洋の上にあるとは、「何が」大洋の上にあるのかを、as の句が説明していることになります。
as を省略すると、最初に述べたように、意味が取れなくなるというか、最初の Being が何にかかっているのか分からなくなります。
(No.1 の方の述べている as that は、わたしも考えましたが、それでは、that は何故省略されているのか分からないという疑問があり、別の構文だと考えました)。
お礼
ありがとうございます。 方言なんですか、これじゃわかるわけないですよ。 As he was over the ocean, ... そうです、こういえば間違いないと思っていたのに 括弧が合わない!! これは不自然らしいので、 このような言い回しは覚えないようにしたいと思います。