キャッチャー・イン・ザ・ライ ライ麦畑でつかまえて
ホールデン・コーンフィールド風に質問したいとおもいます。
ずーっとこの本よまなければって思っちゃってさ、何か鳴り物入りのすごい本って言われててさ、そういうのに弱いんだな。そしたら古本屋で100円売っていたもんで、まあなんか買っちゃたんだけど、それから十年もたっちゃんたんだよね。いつまでも夏休みの宿題やってないような気分でさ、憂鬱になるんだな。でも何回挑戦しても、2,3ページ読むと、しみったれた気分になってさ、嫌になっちゃうんだな。最近ひょんなことから、英文で読む機会があってさ、英文だと不思議に読みやすくてさ、とうとう13章まで読んじゃったんだけど、タクシーの運転手に公園の池のアヒルはどうなるのかとか、しょーもないこと何回もきいたりしてさ、ホールデンってやつのウダウダ加減にやっぱり嫌になっちゃってさ、50年も前の若者ってことは今やいいじいさんの世代の話だよね、昔の金持ちのボンボンのよた話聞いてもさ、そりゃ50年前の若者にしちゃ、いいイカレ方してるのかもしれないけどさ、もう21世紀ってやつになってるんだぜ、こんな奴日本にだっていくらでもいるじゃないの?全然新鮮味がないんだよね。これだけウダウダ意味のない話が続く小説も珍しんだろうけどさ。
失礼しました(笑)そういうわけで、この先読み続けたらいつか”さわやかな”気分になれる展開がまっているのでしょうか?