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benefit of the doubt について
タイトルの benefit of the doubt はどういう意味でしょうか? 例を挙げてくれた人がありました。 「自分の価値観を疑ってみろ、そうすればいい事があるから」という意味で、 固まった価値観を打ち砕くと、他人の真の姿が見えてくる、と教わりました。 また、「benefit of the doubt を上げろよ」とよく人に言うそうですが、英語で何と言うのでしょうか?
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Gです。 こんにちは!! 面白い話題ですね。 giveと言う単語が日本語では「あげる」「くれてやる(とフィーリングの方が今回は強いのですが)」と言う訳が使えますね。 I will give you the benefit of the doubt.と言う表現で、「"the benefit of fht edoubt"をくれてやるよ」と言う一種のあきらめや妥当化のフィーリングを出した表現なのですね。 ご存知だと思いますが、道場で私は弟子たちに「俺に言うことを信じるな。 俺の言葉を丸暗記するな。 丸暗記しなければ自分なりの理解が出てくる。 その理解とこれからも言う私のことばと照らし合わせて何かマッチしないことがあればいつでも聞け。 答えられないことは俺は教えないし、自分の言葉で言えないことは知識と呼ぶな。 そして、自分の知識を信じるな。 信じない姿勢で物事を見ればまた新しい事柄が見えてくる。 だから空手は27万5千の事柄を習うんだと心底から言えるようになる」と言い切っています。 これが、benefit of the doubtのひとつなのです。 つまり、何か信じられないことをあるときに自分の知識に「疑いを持つ」「知らないと言うことを認める」と、結局自分のため(benefit)になるだろう、と言う考え方になるわけです。 もっとも実際にこの表現を使うときはこのような「武道的観念」は感じないで、「わかったよ、信じればいいんだろ」「よし、わかった、信じることにするよ」「お前が正しいことにしてあげるよ」と言うフィーリングの表現として使われるだけのことが多いと思いますよ。 また書いてください。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- Ganbatteruyo
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Gです。 冠詞の使い方を間違いましたので訂正させてください。 <g> つまり、I can and would not give them the benefit of THE doubt.となるわけです。 ごめんなさい。 ではまた。
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
Gです。 助詞の使い方を間違いましたので訂正させてください。 >ご存知だと思いますが、道場で私は弟子たちに「俺に言うことを信じるな。 俺の言葉を丸暗記するな。 は ご存知だと思いますが、道場で私は弟子たちに「俺の言うことを信じるな。 俺の言葉を丸暗記するな。 今日本の武道の本やサイトを見ると「先生の言って自分が丸暗記したその言葉だけを反復している」だけのように見えます。 先生の言葉を「丸暗記と言う形だけの信用」をしているから自分の考えと言うものを持って空手を教えることが出来なく周りの「傾向」に流されてしまって「空手=試合」としているにもかかわらず「口先だけ武道」としているわけです。 つまり、I can and would not give them the benefit of doubt.となるわけです。 ではまた。
- hirb
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>You want to believe them.」かどうかはともかくとして、 >裁判や容疑の事などは一切出てきませんでした。 「疑わしきは罰せず」は刑事裁判における原則ですが、このフレーズは、裁判や容疑『だけ』に使用される言葉ではありません。例えば、「疑わしきは罰せず」は日本語で以下のように使用されます。 肺ガン患者が、ガン摘出手術をした数ヵ月後、足に痛みを覚えるようになりました。「ガンが足の骨に転移したのか?」と患者は不安になり医師の診察を受けます。もし、ガンが骨転移していたら、抗がん剤治療を行うことに決定しました。精密検査の結果は「グレーゾーン」でした。医師が患者に言います。「足の痛みは、ガンが足の骨に転移したせいだと100%の確信を持って断言することはできません。『疑わしきは罰せず』で、抗がん剤治療は行わず、しばらく様子を見ましょう。」 このように、「疑わしきは罰せず」は、裁判関係だけに使用される言葉ではないのです。英語の「give someone the benefit of the doubt」も同じです。裁判用語でもあるし、それ以外の場面でも使われる言葉なのです。runbiniさんの回答を読んで、「疑わしきは罰せず」は、裁判や容疑のとき「だけ」に使用する言葉と、勘違いしているようだったので、説明させて頂きました。 >日本の「疑わしきは罰せず」は、英語圏の人の give someone the >benefit of the doubt から来たのだという事もわかりました。 英語圏??? ラテン語の「in dubio pro reo」から来た言葉ですよ??? >思うに、英語で普段使っているから、日本でもその考え方が >ある方面で「疑わしきは罰せず」という風に採用されたのではない >か、と。 ??? もともと、日本にも「疑わしきは罰せず」という思想はありましたよ? 例えば、「類は友を呼ぶ」という諺(ことわざ)は昔から日本にありました。決して、【英語で「Bird of a feather flock together」と普段使っているから、日本でもその考え方がある方面で「類は友を呼ぶ」という風に採用された】わけではありません。 >「上げろよ」というのは、最初、「モチベーションを上げる」の >「上げる」だと思ったら、give のあげる、という意味だった >そうです。日本人ならそんな言い方はしませんよね。 いいえ、しますよ??? #4さんの回答のとおり、日本人は「わかった、信じてあげるよ」「お前が正しいことにしてあげるよ」という言い方をします。まさに、この表現が「give someone the benefit of the doubt」なのです。 >No.1の回答へのお礼のように3人いるわけですから、 >BがCに向かって「あげる」と言っているのですね。 いいえ、違いますよ??? 文章を良く読んでください。 >doubt を give する、という感覚がどうも100%つかめません。 doubt(疑い)をgiveするのではなく、benefit(特権)をgiveするのです。 runbiniさんの今回および過去の回答を読ませて頂き、とても勉強熱心な方と拝察しました。でも、英語はなかなか上達しないのではないですか?それは、runbiniさんの「固定観念」「思い込み」「決めつけ」が原因だからです。 お友達が言った「自分の価値観を疑ってみろ、そうすればいい事があるから」また、#4さんの「俺に言うことを信じるな・・・・」の言葉は、まるでrunbiniさんのための言葉のようです。 今は、まだrunbiniさんは私の言っている意味がよく分からないと思いますが、いつの日か、分かる日が来ることを祈って。。。。
お礼
再び回答をありがとうございます。決め付けてお礼を書いたつもりではなかったのですが、そう受け取れる書き方をしてしまったということですね。ご指摘ありがとうございました。
- d-y
- ベストアンサー率46% (1528/3312)
give someone the benefit of the doubt. シロかクロかはっきりしない時、わざとじゃなかった、悪気は無かった、ついうっかりした等々、(相手の利益になるように)善意に解釈してあげること。
お礼
回答をありがとうございます。 > シロかクロかはっきりしない時、わざとじゃなかった、悪気は無かった、ついうっかりした等々、(相手の利益になるように)善意に解釈してあげること。 はい、言った人はそのように解釈して使っていたと思います。日本人は決め付けるからもっと「benefit of the doubt をあげてもいいんじゃないか」と言っていました。
- hirb
- ベストアンサー率53% (56/104)
>「自分の価値観を疑ってみろ、そうすればいい事があるから」という意味で、固まった価値観を打ち砕くと、他人の真の姿が見えてくる、と教わりました。 へぇ~、哲学的ですね~、この解釈は。普通は、#1さんの回答のとおりなのですが。例えば、私の友達が「あなたの彼氏が、○○ちゃんと浮気しているわよ」と忠告してくれたとします。私が、彼氏を問い詰めると「浮気していない」と言います。彼氏が浮気をしている証拠もないので、私は彼を信じてあげることにしました。そこで、私が言います。「I'm not really convinced, but I'll give you the benefit of the doubt.」 「benefit of the doubtをあげろよ」の「あげろよ」は「give」のことですね。「give someone the benefit of the doubt」というイデオムですから。
お礼
回答をありがとうございます。 > 「I'm not really convinced, but I'll give you the benefit of the doubt.」 No.1の回答へのお礼のように3人いるわけですから、BがCに向かって「あげる」と言っているのですね。あなたにそういう特権をあげましょう、と。 > 「benefit of the doubtをあげろよ」の「あげろよ」は「give」のことですね。「give someone the benefit of the doubt」というイデオムですから。 はい、最初はモチベーションを上げる、の上げるだと思ったのですが、あとで聞いてみるとgiveだったそうです。
補足
他のアメリカ人にも聞いてみました。「Someone tells you something. And you don't believe them. But you aren't sure. You want to believe them. So you accept that what they say is true because you are not sure. Because you doubt yourself, you give them the benefit of your doubt. And accept what they say.」と言っていました。「You want to believe them.」かどうかはともかくとして、裁判や容疑の事などは一切出てきませんでした。思うに、英語で普段使っているから、日本でもその考え方がある方面で「疑わしきは罰せず」という風に採用されたのではないか、と。doubt を give する、という感覚がどうも100%つかめません。
普通は「疑わしきは罰せず」ですが、「benefit of the doubt を上げろよ」その他はどういう意図なのかよくわかりません。
お礼
No.2の回答を読んだら誰が誰に向かって「あげる」と言っているのか、例文の中では理解できました。そして日本の「疑わしきは罰せず」は、英語圏の人の give someone the benefit of the doubt から来たのだという事もわかりました。
補足
回答をありがとうございます。 > 普通は「疑わしきは罰せず」ですが、「benefit of the doubt を上げろよ」その他はどういう意図なのかよくわかりません。 なるほど。日本の裁判の考え方は「疑わしきは罰せず」ですよね。「上げろよ」というのは、最初、「モチベーションを上げる」の「上げる」だと思ったら、give のあげる、という意味だったそうです。日本人ならそんな言い方はしませんよね。この人は、バイリンガルですが、時々英語直訳の日本語を使うことがあって、上手とは言えない和訳をしたのだと思います。benefit は特権という意味で、例えば就職をする前にどんな benefit があるか聞くそうです。そういう特権を自分にも相手にも give すると言っていました。A、B、Cという3人がいて、BがCに向かって「あいつはこうだからいけない」という判断を下すとします。すると、AがBに向かって、「the Benefit of the Doubt」をあげろよ、と言うそうなんです。誰が誰にgiveしてるのか、と聞くと、誰にって事でもないとの返事でした。giveだからって人にあげるとは限らないということで、これってどういう意味に受け取ったらいいのでしょうか?
お礼
3回にわたる回答をありがとうございます。こちらでお礼をさせていただきます。風邪の季節です。体調いかがでしょうか? > I will give you the benefit of the doubt.と言う表現で、「"the benefit of fht edoubt"をくれてやるよ」と言う一種のあきらめや妥当化のフィーリングを出した表現なのですね。 なるほど、そういうフィーリングだったのですね。 お弟子さん達におっしゃっている言葉は私が聞いても嬉しくなります。 > これが、benefit of the doubtのひとつなのです。 つまり、何か信じられないことをあるときに自分の知識に「疑いを持つ」「知らないと言うことを認める」と、結局自分のため(benefit)になるだろう、と言う考え方になるわけです。 わかりました!だから「あげるのは人に限らず自分にもあげる」と彼は言ったと思います。 > もっとも実際にこの表現を使うときはこのような「武道的観念」は感じないで、「わかったよ、信じればいいんだろ」「よし、わかった、信じることにするよ」「お前が正しいことにしてあげるよ」と言うフィーリングの表現として使われるだけのことが多いと思いますよ。 いつも使っている言葉でも、いざ説明をするとなると、100% わかっているわけではないので、説明すればするほどどんどん説明的になったり、こじつけになったり、突っ込まれると混乱したりします。この人もそれでした。私はよくわからないので3回くらい彼に聞いたんです。「さっき言った事と違うじゃない」という感じで。それでもお互いの話している日本語が完全に通じているとは思えなかったので、これを最初に教えてくれた人はGさんのようにフィーリングまで説明し切る事ができなかったのだと思います。彼の口調でこれを言いたいなら「benefit of the doubtをやれよ」とか「benefit of the doubtをくれてやれよ」か、せいぜい「benefit of the doubtをあげて(与えて)」ですよね。 > つまり、I can and would not give them the benefit of the doubt.となるわけです。 こういう逆な人達もいるということですね。