なぜ日本の仏教は教えるのではなく唱えるのですか?
子供のころから、仏教やお経というものに触れる機会がありますが、常々不思議に思っている事があります。
それは、どうして翻訳して教えるという発想が無いのかという事です。
基督教など他の外来の宗教は翻訳して教えを広めていますが、経典を完全翻訳して日本語で教えを広める仏教は存在するのでしょうか?
インドで始まった時にはインドの言葉で経典が書かれたと思います。
見れば、あるいは聞けばインド人は内容を理解できたのでしょうか?
インド仏教はお経を唱えるのでしょうか?
意味の分かる教えとして口伝しているのでしょうか?
日本の仏教のように一般の人には意味不明な呪文のようなものとして唱えたのでしょうか?
中国に伝わった仏教は中国語に翻訳されたと理解しています。
その経典は見れば、あるいは聞けば中国人は内容を理解できるのでしょうか?
中国仏教はお経を唱えるのでしょうか?
意味の分かる教えとして口伝しているのでしょうか?
日本の仏教のように一般の人には意味不明な呪文のようなものとして唱えるのでしょうか?