一般の人が仏典を読んでも内容を理解出来ません、超難解なのです。
数年かけて、比叡山や高野山などで修行して上位の僧に教わり
仏典の一部の内容を理解して、僧として認められ、布教活動が
出来る様になるのです。
修行もしないで、小説や漫画で仏教を画いている人は、印税稼ぎ
をしているだけで、読むの時間の浪費にすぎないです。
五木寛之が「親鸞」を書きましたが、丹羽文雄の著作「親鸞」と
比べると、月とスッポンの差が有ります、丹羽文雄は現職の住職
であり布教師だからです。
お節介ついでに、浄土真宗での布教師について・・・
お寺の住職は世襲で継がれています、世襲するには、東西何れかの
所属している本願寺で修行しなければなりません、修行の期間は
個人差がありますが、概ね、1年前後の様です、短期間なのは、
住職の手伝いなどをしているので、基礎が出来ているからです。
住職に成ってからも、布教師が開くセミナーで講義を受け、仏教
の勉強をします。
布教師になるには相当勉強して、仏教の知識を得なければ、ならず
難関の様です。
我家が檀家になっている住職は、布教師なので、北海道中を
駆け回って居ます。
布教師の説話、説法は、話し方が平易で、盆暗頭の私でも解り
そこいらの生臭坊主と違って、話し方のレベルが段違いです。
各宗派には、地方に布教師の坊さんが居ますので、布教師の僧を
見つけて、話を聞かれるのが、仏教の知識を得る近道かと・・・