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本当に親身にはなってくれる会計士の先生っているのでしょうか?
先日父が亡くなり、父が経営していた会社の経営会議に参加しました。 そこでの議題は顧問会計事務所の起こした『ミス』に対しての改善策でした。 もちろん渦中の顧問会計事務所の担当と先生も同席です。しかし、そのような場で顧問の先生は驚きの発言をされました。 先生の主張を簡単にまとめてしまいますと。。。 (1)ミスに対して対応する会計士は基本的にいない。 ⇒弁護士等々の『士』の付く職業の方でミスに対してまともに対応する人は殆どいない。そもそも『ミス』があっても言わない。 (2)仮に不満があって訴えても専門家なので、まず負けない (3)そういう業界の中で『ミス』を認め、それに対し対応した我々が感謝されないのが不思議だ 確かに先生は『ミス』を認めてくれた上、役所にも掛け合ってくれました。 結果的に通常1年しか税法上でも還付されない還付金(それもその先生が言ってたので本当かどうかわかりません)が5年にも遡って還付されました。 ただ、ずっと会社勤めをしていた私の感覚からすると当然のことのように思えます。(ミスをしたら、その分を補填したり返金したりは当たり前のことと思います) それをこの様に言われてしまいますと、違和感を感じずにはおれません。 ただこの先生が仰っていたことが本当であれば、この先生は会計士業界の中では良心的な先生と言わざるを得ません。 長くなりましたが、皆様に質問です。 会計士業界と言うのは、本当にこのような実情なのでしょうか? また、本当に良い会計士を探せるようなサイト等ありましたらお教え下さい。 ここまで読んで頂きまして、誠に有難う御座いました。どうかよろしくお願い致します。
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横から失礼致します。気になる表現がありましたので補足を・・・。 (1)税理士・会計士の品質 税理士・会計士の品質を決めるのは、その事案を担当した会計事務所の担当者及びチェックする所長税理士・会計士自身の経歴や経験と知識以外にありません。当方も会計事務所を開業していますので、断言できます。 所属団体によって、税理士会計士の品質を一律に考えるのは疑問に感じましたので、あえて書かせて頂きました。 重要だと思いますのでもう一度申し上げます。 TKC会員事務所全てが絶対に安心なんてありえません。 弥生会計の会員事務所が安心ともいえません。 JDL加入の事務所が・・・(以下同様です) 繰り返しますが、税理士・会計士の品質を決めるのは、会計事務所の担当者及びチェックする所長税理士・会計士自身の経歴や経験と知識です。資産税ならなおさら。 (2)TKC その概要 ちなみにTKCとは→ 税理士・会計士に会計税務ソフトや情報の販売を行う営利企業です。 TKCは、有力会員事務所にこうした事案紹介を行うのを常としているように聞いております。従いまして、実力があってもTKC内での「お得意さん事務所」ではない事務所には、紹介案件なんてありません。TKCは営利企業ですから、上得意の事務所に事案紹介するのは当然の理屈ですよね。 TKCを批判するわけではありません。 syogo32さんが、税理士会計士を選択するための基準として偏りつつあるのを危惧しましたので、「こんなこともあります」という情報を提供したかったのです。 (3)税理士会計士事務所の業務処理について なお、税理士会計士事務所が業務を受注した場合、実際にその業務を担当するのは所長ばかりとは限りません。 担当者が実務を行い、所長はチェックのみ。そのチェックの品質は100の事務所があれば100の品質レベルがあるくらい、人そのものに左右されるものです。 複数の所員及び所長が、何重にもチェックできているかどうかなんて、外部からは全く分かりません。 (4) ではどうするか 実際に以下の質問を候補事務所にしてみると良いと思います。 ア)年間の相続税申告書作成件数。遺産の規模。 イ)実務担当者は誰か。その人の詳細キャリアは。 事前に、ご自身の相続事案の問題点をこのサイトなどでよく理解した上で、何も知らないふりをして、候補の事務所に質問をぶつけてみるのも有効でしょう。 あらかじめ調べておいたような回答内容が得られるようなら、マルです。 HPを持っている税理士会計士事務所はたくさんあり、おおむね初回相談は無料にしている事務所も多くあります。 大事なのは「本気顧客」であることをアピールしないと、事務所側もそれなりの対応しかしてくれません。 ご留意ください。 事務所内の整理状況、所長の態度、所内の雰囲気、壁にはってある成績グラフ・・・よくよく観察してください。 長く付き合うかもしれない事務所は、慎重に選択すべきです。TKCだからどう・・・などという選択基準ではなく、ご自身の観察結果のみが選択基準です。 よき先生との出会いがあることを祈念いたしております。
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- Duchs176
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ANo.2,3,4 です。補足をさらにひとつ。 今回の質問と関係はないのですが、お父様を亡くされたとのことですが、相続税の処理はどうなさいましたか? 開業している税理士の多くは法人税や所得税が専門で、相続税は専門外、というかたが多いです。相続税や土地の譲渡所得課税は非常に特殊で、なれない方が申告を担当すると過大に(というより、節税手段に気づかずに)申告してしまいがちです。誠実な税理士さんは皆このことを承知していますので、資産税(相続税や譲渡所得税を専門家はこう呼びます)を得意にしている税理士を紹介します。実を言いますと、亡くなった父はこの資産税のエキスパートでした。お付き合いのあった税理士さんの多くは、顧問先の経営者がお亡くなりになり、父に相続税の処理を依頼された方々でした。(もちろん、父の専門外であった法人税の処理のうち複雑な処理については逆にこちらから相談をお願いしていました。) 相続税は額が巨大になりますので、節税手段を熟知しているか否かで税額がかなり違ってきます。今回問題になっている会計士が相続税も担当した、というようなら、資産税を専門とする税理士にチェックをしてもらったほうが良いかもしれません。誠実な税理士さんなら、資産税の専門家を紹介してほしい、とお願いすれば、きちんと答えてくれるはずです。(この場合、紹介料を、紹介された側が報酬の一部から支払いますので) 父が担当したケースでは、相続税に慣れていない税理士さんが申告し、毎年の分割納付の負担にあえいでおられた方の申告を修正し、今後の支払額を0にするだけでなく、過去に収めた税金の一部を取り返した、と言うことがありました。
お礼
早速のアドバイス有難うございます。 >お父様を亡くされたとのことですが、相続税の処理はどうなさいましたか? そうなんです。会社のこともありますが、父の相続の問題は10ヶ月以内にしなくてはいけないということですので、何とかしなければいけないですね。 >相続税は額が巨大になりますので、節税手段を熟知しているか否かで税額がかなり違ってきます。 そうなんですか。やっぱり一度税理士さんに相談したほうがいいですね。 ただ今の会計士に頼むのは嫌ですので、自力で探してみます。 色々とアドバイスを頂きまして、有難うございました。
- Duchs176
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ANo.2,3 です。 >お付き合いされていた税理士の方などに共通していた事柄などがあればお教え願いたっかたのですが それはそうですね、こちらのほうこそ失礼いたしました。 ですが、税理士と言っても本当に千差万別で、「誠実な税理士の共通事項」というと、本当に「顧問先に対し、誠実であること」ぐらいしかない(笑)のです。豪快な方も繊細な方もおられますし、時間に厳密な人、逆にルーズな人、けちな人、きっぷのいい人、さまざまです。 >プロである会計事務所がこんなミスを5年間も気付かないなんて、会計事務所の役割を成してないだろうと言う思い この会計士を弁護するのは癪なのですが、一旦間違って処理をするようにしてしまったことをあとで(自分で)気づくのはかなり困難です。現在ではほとんどの税理士事務所ではコンピューターで会計帳簿を作成していますが、新しい勘定科目を作成する際には消費税の処理をどうするかを設定しなければなりません。ここで設定を間違えると、その後も間違った処理のまま、ソフトの設定を修正するまで同じミスが増産されることになります。 年配の税理士さんの多くは、消費税導入前に税法を学び、開業された方が多いので、消費税の知識がどうしても雑になってしまいがちです。それに加えて、年配の方に共通の弱点としてコンピューターの操作が苦手ですから、こういうミスはどうしても発生します。(私の事務所のミスも、父が処理をしたものでした。)これは税理士本人が誠実かどうかとは無関係ですので、年配の税理士が経営している事務所の消費税関係の処理は、念のためチェックされることをお勧めします。 税理士本人が誠実かどうかの見極めはお任せするとして、いくつか思いついたことを。 1.複数の専門知識を持った人間がいるか。 先も述べましたが、自分で犯したミスを自分で発見するのは困難です。税理士資格の有無にかかわらず、最低二人は専門知識のある職員がいる事務所をお勧めします。人が多いからと言って安心はできません。税理士本人以外は単なるパソコンのオペレーターという事務所は多いです。いくら本人が誠実でも、気づかないミスには対処のしようがありません。 2.こちら(会社側)のミスや不備を事細かに確認するか。 顧問先の会社が零細企業の場合、企業側が作成する帳簿や伝票が完全であることはまれです。これらに不備があった場合、税理士の中には「顧問先に面倒をかけないために、こちらで推測して補っておこう」と考える方がおられます。実際、確認してみるとこちらの推測どおりだったということがほとんどなのですが、相手にうるさがれようとも、疑問点をきちんと問いただす事務所のほうをお勧めします。私の事務所なども、あまりにうるさく確認をするので、顧問先に「税務署の調査のほうがよっぽど楽だ」などと嘆かれたものです。 参考になればよろしいのですが。
お礼
度々のアドバイス、痛み入ります。 >それはそうですね、こちらのほうこそ失礼いたしました。 ⇒とんでもないです^^わざわざ有難うございます。 >これは税理士本人が誠実かどうかとは無関係ですので、年配の税理士が経営している事務所の消費税関係の処理は、念のためチェックされることをお勧めします。 ⇒なるほど、ソフトの問題ですか。。。 これではお手上げですね。税法も毎年細かいところでコロコロ変わってますしね。 最低限の知識はコチラでも身につけなければいけないですね。 >1.複数の専門知識を持った人間がいるか。 確かに今の会計事務所の担当は『会計士』でもないですし、何の資格も持ってないですね。 やはり、人不足なのでしょうか。。。 今年の5月から会社法も施工されますし、会計士の方のご負担も増すことでしょうから、仕方の無いことかもしれないですが、新たに会計事務所を探す際はこの辺を重点的にチェックしたいと思います。 >2.こちら(会社側)のミスや不備を事細かに確認するか。 ⇒そういった所をハッキリ言い合える関係こそ望ましいと思います。これもやはり人柄による所が大きいと思いますが、事務所の基本方針等である程度見えてきそうですね。 沢山のアドバイスを頂き、誠に有難うございました。 これらを参考に会計事務所を探してみたいと思います。有難うございました。
- Duchs176
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ANo.2 です。 申し訳ありませんが、「良い会計士」の選択方法に関してはお力添えができません。何しろ、父親が税務のプロですから、選択の必要がなかったわけです。 父が存命でしたら、顧問先になっていただいたのですが(笑)残念です。 良い会計士とめぐり合われることを心からお祈りしております。
お礼
早速のご連絡、誠に有難う御座います。 以下、インラインで失礼します。 >申し訳ありませんが、「良い会計士」の選択方法に関してはお力添えができません。何しろ、父親が税務のプロですから、選択の必要がなかったわけです。 ⇒それはそうですよね。スイマセン。私の質問の仕方が下手でした。 お付き合いされていた税理士の方などに共通していた事柄などがあればお教え願いたっかたのですが、失礼しました。 やはり、こう言ったことは人間性一つということですね。 >良い会計士とめぐり合われることを心からお祈りしております。 ⇒有難う御座います。 まずは色々な会計士の先生と会ってみたいと思います。その中で、自分と気が合う先生・情熱的な先生を探してみたいと思っています。 ご丁寧にご回答頂き、有難う御座いました。
- Duchs176
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私の亡くなった父は税理士で、私もそこの助手をしていました。 一度、消費税の処理を誤り、過小に申告していたことに気づいたことがありましたが、即座に顧客に連絡、謝罪し、修正申告をいたしました。正規の申告額との差額は顧客側に負担していただき、延滞税は事務所のほうで負担しました。 交際のあった他の事務所でも、私の知る限り、ミスに気づいても知らん振りをするなどという外道はいませんでした。「『士』の付く職業の方でミスに対してまともに対応する人は殆どいない。」などということは決してありません。 >(2)仮に不満があって訴えても専門家なので、まず負けない 簡単です。こちらも専門家(まともな税理士、会計士)を雇えばよろしい。証拠さえしっかりしているのならば負けはしません。 因果な話ですが、かつて税理士の報酬規定は、手抜きをして税金が高くなるようにすればするだけ報酬が多くなるようになっていました。税務署は税金が多い分にはないも言いませんから、外道な税理士に当たってしまった零細企業は本当に不幸でした。この報酬規定は廃止されましたが、いまだにこの規定を適用して報酬を請求している税理士も多いようです。 あなたの会社の会計士は決して「まだしも良心的なほう」などではありません。直ちに会計士を変更なさることをお勧めします。
お礼
ご回答有難う御座います。 >一度、消費税の処理を誤り、過小に申告していたことに気づいたことがありましたが、即座に顧客に連絡、謝罪し、修正申告をいたしました。 ⇒会社の顧問会計士が起こした会計ミスと言うのも『消費税』の問題です。過少申告ではなく、過大申告を5年間にも渡ってされていたのです。 その分の還付金が今年になって戻ってきたのですが、私は当たり前のことと思ってました。 むしろプロである会計事務所がこんなミスを5年間も気付かないなんて、会計事務所の役割を成してないだろうと言う思いの中での件の発言ですから、相当腹が立ちました。 会計士と言えど自分で運営している会計事務所の社長ですし、その先生からこのような発言をすると言う様では、会社の品位も何もないなと思いました。 今思うと、本当に腹立たしいことだったと思います。 >あなたの会社の会計士は決して「まだしも良心的なほう」などではありません。直ちに会計士を変更なさることをお勧めします。 ⇒はい!直ぐにでも変えようと思います。 今度は失敗しない為にも、良い会計士さんの見分け方とかありましたら、コツをお教え下さい。 引き続きよろしくお願い致します。
- pupukara
- ベストアンサー率25% (17/68)
会計士業界についてはよく分からないのですが…。 私は小さな会社で経理を担当しています。うちでお願いしている会計士の先生は、それはそれは真摯な方で、こっちが気づく前に、自分で自分のミスを認め謝罪してくださいます。お願いしていないことも、プライベートの時間を削ってまで対応してくれます(別途料金が発生するなんてことはありません)。 ミスに対して対応する会計士はいない、なんていうのは、その人の勝手な思い込みではありませんか?でも、そこまで大見得切っていうのならば、そうゆうタイプの人が多いのかもしれませんが。
お礼
早速のご連絡、誠に有難う御座います。 >私は小さな会社で経理を担当しています。うちでお願いしている会計士の先生は、それはそれは真摯な方で、こっちが気づく前に、自分で自分のミスを認め謝罪してくださいます。 ⇒やはりそうですか。 私の感覚から言っても『会計士』と言えどもサービス業ですし、そんな官僚体質な業界が未だにあるのかなぁ。。。といった思いでした。 pupukara様のご担当の会計士さんと比べると雲泥の差ですね。 >お願いしていないことも、プライベートの時間を削ってまで対応してくれます(別途料金が発生するなんてことはありません)。 私の弁護士は相談料も2万/hですし、自社の決算書等々をまとめたものを作成してくれと頼んだら10万/Pだそうです。 もちろん、それだけお金を掛けてしょうもないものだったら『どぶ』にお金を捨てるようなものですし、お願いはしませんでした。 お陰様で会計事務所を変える決心が付きました。 でも心配なのは、解約の6ヶ月前に申請しないと解約できないと言う念書を会社が書かされているということです。 仮に6か月分支払わなくてはならないことになったとしても変えたい気持ちには変わりないですが、こんなお金も本当は支払いたくないですね。 有難う御座いました。
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お礼
ご回答有難うございます。 >TKC会員事務所全てが絶対に安心なんてありえません。 ⇒確かに仰るとおりですね。 ソフト等の販売もされていると言う事ですので、当然そう言った『シガラミ』も出てくると言う事は当たり前の話かもしれませんね。 その点も踏まえて、相談したいと思います。 >(4) ではどうするか 実際に以下の質問を候補事務所にしてみると良いと思います。 ア)年間の相続税申告書作成件数。遺産の規模。 イ)実務担当者は誰か。その人の詳細キャリアは。 ⇒有難うございます^^/ 税理士事務所の見極め方をとっても知りたかったので、とても参考になりそうです。 >事前に、ご自身の相続事案の問題点をこのサイトなどでよく理解した上で、何も知らないふりをして、候補の事務所に質問をぶつけてみるのも有効でしょう。 ⇒そうですね。この方法なら事務所の方針や担当の人柄も見えてきそうですね。 細かくご指導頂き、有難うございました。 みなさまの貴重なご意見、大変参考になりました。 ここまでのご意見を頂ければ、後は自分でも何とか出来そうです。 この場を借りて、御礼申し上げます。 有難うございました。