• ベストアンサー

外国と日本のことわざで意味が同じものは、それぞれオリジナルなのか、それともどちらかが自国の言葉に訳したものなのか?

たとえば英語のことわざで、A rolling stone gathers no moss.ってありますよね。 これは、日本のことわざ「転石コケむさず」と同じだと本に書かれています。 これらは、もともとその国にあったことわざが、偶然同じ内容のことを言っているのか? それとも、どちらかが自分の国の言葉に訳して、それが定着したものなのか? ぜひ知りたいのですが、なかなか正確な情報が見つかりません。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#25799
noname#25799
回答No.1

面白い質問ですね。偶然同じ発想があって出てきたものもあるでしょうけど、合理的な発想、漢文調の言い回しのものの多くは(多分明治時代にヨーロッパに習えという風潮の元で)輸入された言葉でないでしょうか。

参考URL:
http://yuki-wan.at.webry.info/200506/article_2.html
jas49615
質問者

お礼

こんなに早くアドバイスがいただけるとは思っていませんでした。 URLも参考になります。 ありがとうございました!

その他の回答 (2)

noname#118466
noname#118466
回答No.3

No2です。 >個人的には、5にどういったものがあるか、とても興味があります たくさんありますが二例だけ紹介します。 1.急がばまわれ 昔の旅は急な増水、出水、がけ崩れ、追いはぎに遭遇することがあり危険なものでした。近道と思ってもより安全な道を選ぶ方が結果として安全で早く目的地につけるという旅の知恵です。後に一般化されて生活の知恵となったと思われます。 スペインの諺:急ぐからゆっくり服を着せてくれ 2.うわさをすれば影がさす。 古代の日本人は言葉には霊力が宿ると考え人の名前を みだりに呼んだり夜中に大声を出すことを慎みました。人の噂をすると本人がくしゃみをする・・これはそのような考え方(信心)の名残でしょう。 スペインの諺:閉じた口にハエは入らない。 ロバの話をするとロバが現れる。

jas49615
質問者

お礼

またまた感謝です。 なるほど、1.は教訓めいたもので共通しそうですが、2.は特に興味深いです。 「言霊」とよく聞きますが、海外にも同じものがあるということは、本当なのかもしれませんね。

noname#118466
noname#118466
回答No.2

出典をあげて説明することは出来ませんが、このような格言・諺はいろいろなルートで日本(語)に定着したものと思われます。 1.メソポタミア文明、エジプト文明圏で生まれたものが西へ(ギリシャ、ローマ、ヨーロッパ)東へ(インド、中国、韓国、日本)と伝播した。 2.中国やインドで生まれたものが日本へ伝わった。 3.ヨーロッパからの伝来。(明治維新前から多数伝わっている) 4.日本生まれ 5.偶然の一致(人生の知恵・工夫は一致しやすい) ほとんど同じような表現(発想)の諺は上記1-3に関係すると思われます。我々が日本の格言だと 思っているものも大部分は1-3に属します。日本は 弥生以前は東アジア大陸文明よりもメソポタミア文明の影響を強く受けていたとの説があり私は納得しています。中国文明の中にも西方の影響を受けているものが多いと思います。 語源同様に常識的に起源をどこまで遡るかはニーズ次第でしょう。欧米語であればラテン語、日本語であれば漢語で一応目的を達成する訳ですが、ラテン語 はギリシャ語の影響、ギリシャ語は・・というように際限もなく遡っていく場合があります。漢語も同様にサンスクリット(インド)や更に西方の影響を受けている場合があります。 転石苔を生ぜずはA rolling stone gathers no mossの翻訳のようです。(岩波ことわざ辞典) 格言や諺に興味があれば諺辞典や故事名言由来辞典類を書店や古本屋或いはamazonなどで求めることをお薦めします。

jas49615
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます! なるほど、ほとんどが提示していただいた1~3に属するんですね。 個人的には、5にどういったものがあるか、とても興味があります。 「故事名言由来辞典」、さっそく購入したいと思います。 助かりました。

関連するQ&A