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外資系コンサルと懇意なシステムベンダー

この質問は、「日本の産業構造」をコンサルとSIという切り口から見てみたいという興味に基づいてのものです。 今やコンサルティングとITは切り離せない関係にあると考えています。 となると、気になるのは両者の間の賃金水準の違いです。システム構築にはSEやプログラマーが不可欠ですが、そういった役割をコンサルティングファームの正社員で賄うのはコストパフォーマンスの点から難しいだろうと思います。 各コンサルティングファームは、例えば概要設計の後などのタイミングで、どこかのシステムベンダーに構築を依頼(外注)していると思うのですが、(特に外資系などは)情報子会社という「グループ内の業務部門」を持っているように見えません。 案件ベースで大手システムベンダーと協業することもあるかと思いますが、支出を落とすためにもいずれかの中小システムベンダーと懇意にしているのではないかと踏んでいます。 ・上記推論が正しいかどうか ・正しいとすれば、下請けするSI企業の規模 ・役割分担の程度(どのレベルの設計までをコンサルファームが手がけ、どのレベルからを下請け企業が負うのか) これらについて知識を分けていただきたく。業界にお詳しい方のコメントをお待ちしております。 デロイトトーマツ、accenture、PwCCと言った会計系、キャップジェミニやアーサーアンダーセンと言った戦略系それぞれについて分かれば大変嬉しいです。

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回答No.1

どちらかといえばSIベンダーよりの19inch_rackです。 コンサルファームとの協業経験も少しだけあります。 以下、主観と経験に基づき回答いたします。 まず上記の推論ですが、大筋間違いないというのが私の感想です。 ただ、支出を落とすために中小システムベンダを・・・というのは やや苦しいと思います。それはなぜか? 1.コンサルファームはそれこそ多種多様なコンサルを受けるわけで、   その問題解決に固定した中小SIベンダーで対応できる可能性は低い。 2.特にSIによる解決を目指す際には、クライアント側にもノウハウがある場合が多く   コンサル力の発揮のために、SIベンダーのブランド力を味方につける場合が多い。 3.コンサルティングフィーと比較すれば、SIベンダーの大小はコストパフォーマンスに差が出ない。 というわけで、大手のSIベンダーと提携するケースが多いというのが私の感想です。 また、役割の分担としては要件定義・新業務フローの策定・システム化への 落とし込みまでがコンサルファームまで行い、基本設計書からはSIベンダーが 行うのが一般的ではないでしょうか?大手であればあるほど上流工程から プロジェクトマネージャ(SIベンダー)が参加してくると思われます。 但し、一部のIT系コンサルティング会社は自前でプロジェクトマネージャを 用意できますので、そのときのSIベンダは単なる下請け止まりですね。 以上です!

Obich
質問者

お礼

なるほど、上記1~3のご指摘には納得です。 ありがとうございます。

その他の回答 (1)

回答No.2

ご質問とは全く関係のないコメントで恐縮ですが・・・。  キャップジェミニは、アーンストアンドヤングと合併し、R/3の導入等も手掛けているようなので、「戦略系」と呼ぶのは適当ではないと思われます。  また、アーサーアンダーセンは「会計系」というのが一般的な業界の認識であると思います。  もちろん、最近は「戦略系」とか「会計系」といったくくりがますます曖昧になるボーダーレス化が進んでおり、こういった区分が意味を失いつつあることはご存知かもしれませんが・・・。

Obich
質問者

お礼

私の認識がずれている部分もあるようですね。ご指摘ありがとうございます。

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