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ユビキタス社会において将来実現したいシステムについて
はじめまして! 私は現在就職活動を行っており、IT業界の企業研究を進めております。 そしてこの『将来実現したいシステム』は独立系のITコンサルティングの企業から理解を深めるためのテーマとして出題されたのですが、いまいち抽象的な部分しか構築できません。 そこで、ぜひとも皆さんに幅広い方向からご意見を頂きたいと思います。どうかよろしくお願いします!!
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さすがITコンサルティングファームらしいテーマの設定で感心しております。 それなりの基礎知識をお持ちと思いますが、念のために2つのキーワードについておさらいをさせて頂きます。 <ユビキタス社会・ユビキタスコンピューティングとは> Xerox社のパルアルト研究所が打ち出した概念で、生活や社会の至る所にコンピュータが存在し、コンピュータ同士が自律的に連携して動作することにより、人間の生活を強力にバックアップする情報環境。 <システムとは> はじめに問題/目的があり、これを解決する体系をシステムという。 体系化するためには・・・ (全体として)目的がある←(時間的な)手順がある←(構成要素間に)役割がある←(多くの)要素がある IT系コンサルタントは上記のシステムの定義の左側の、そのシステムを構築する目的から順次右側へアプローチを行いシステム構想の企画を行う。(右側のIT技術要素から左側へアプローチするのは開発SEの悪い癖であります)。 従って、このコンサルティングファームはクライアントの命題・与件に対して、目的の把握からアプローチをしてゆくコンサルタントとして望まれる素養を備えているかを見ようとしているのかもしれません。 また「ユビキタス・・・」については、IT技術に関してどれだけ柔軟な発想や捉え方が出来ているのかを見ようとしているのかもしれません。(所謂コンピュータサイエンスを専攻した学生はパソコンのアーキテクチュアやソフトウエアおたくになりがちで、これからはもう少し広い視野を持ってIT活用への取り組みをする必要があるからです) 例えば、一般のユーザーは「カーナビ」を利用する際にコンピュータ操作をしているという認識がどれだけあるのでしょうか?VICSの通信システムと地図情報システムを組み込まれたICチッププロセッサーとソフトウエアでリアルタイムに処理をしている、コンピュータシステムです。このようにパソコンのようなコンピュータを意識させずにその利便性を提供しているものがまさにユビキタスコンピューティングです。 出題されたテーマに対して、(未来系ではありませんが)例えばIPv6のインターネットプロトコルを活用した、出先から家庭内の機器類を遠隔制御するとかセキュリティーのモニタリングをするとかの視点で、与えられた課題についてレポートをまとめられるとそんなに的は外れていないかもしれません。
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- hamtaro23
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ユビキタスって利用する人がPC等の筐体を意識することなくその恩恵を受けるという意味だったように思います。 つまり、子供、お年寄りや女性など一般にパソコンに弱いとされる人たちが、パソコンを気にせず その恩恵を受けるためにはどうしたら良いかということですよね。 IT関連企業への就職活動をしているあなたではなく、パソコンに初めて出会った時の あなたの頭で考える必要がありますよね。 ものすごい勢いで少子高齢化が進んでいく訳ですから、そういう負の部分を補って行くためには どんなシステムが必要かを具体的に考えてみてはいかがでしょう。 誰が何を必要としているかがわからないと、本当の意味で良いシステムのプレゼンはできませんよね。 まとまりがなくてすみません。良い結果が出せるといいですね。頑張ってください。
お礼
どうもありがとうございます! 確かにシステムのことばかりで、その背後にあるもの、前提となるものがすっぽりと抜け落ちていました。ぜひとも参考にさせていただきます。ありがとうございました!!
お礼
ありがとうございます。改めて考え直してみると私の考えは柔軟とはほど遠く、しかも月並みな発想に終始していることに気づきました。いよいよ本番が近づいてきたのであとはぶつかって行くのみです! 貴重なアドバイスどうもありがとうございました!!