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漸近線を求めるときの場合分け

タイトルの通りなのですが、漸近線の求め方について質問です。よろしくお願いします。 漸近線の基本的な求め方は、1、y軸に平衡な漸近線、2、y軸に平衡でない漸近線、とあります。 これを使って 問題1、y=(x^2-x+1)/(x-1)の漸近線を求めよ。 問題2、y=2x+(x^2-1)^(1/2)の漸近線を求めよ。 です。 解答は、問題1では式を変形して、漸近線を予想して、解いています。問題2では、明らかに、y軸に平行な漸近線はない、として、y軸に平行でない漸近線を求めています。 ですが、ここで質問です。問題1では、予想して求めていますが、これは入試の解答方法としていいのでしょうか。また、問題 で、明らかにy軸に平行な漸近線はない、としていますが、グラフもかけないで、どうしてそのようにいいきれるのでしょうか。ただ、これには、注として、グラフの概形は、y=2xとy=(x^2-1)^(1/2)の和曲線を考えるとありました。が、これの意味もよくわからないのです。 勉強不足ですが、どなたか存知の方、アドバイスをいただけませんか。よろしくお願いします。

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  • eatern27
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回答No.1

y=ax+bがy=f(x)の漸近線であれば、必ず f(x)-(ax+b)→0 (x→∞) ・・・★ (当然、x→-∞の漸近線を考えるのであれば、x→-∞です。以下同様) が成り立ちます。逆に、これが成り立てば、ほぼy=ax+bは漸近線であると考えて差し支えありません。(ほぼと書いたのはy=f(x)とy=ax+bが交わる可能性があるから) したがって、このようなa,bが(何らかの予想をたてて)見つかったのであれば、y=ax+bが漸近線として大きな問題は起こりません。 >問題1では、予想して求めていますが、これは入試の解答方法としていいのでしょうか。 具体的にどのような解答なのか分かりませんが、多分、問題ありません。 ちなみに、実際に、このようなa,bを計算で求めるとしたら、 a=lim[x→∞]f(x)/x (★をxで割ってx→∞としたもの) としてaを求めます。このaを元に b=lim[x→∞](f(x)-ax) としてbを求めます。(もちろん、これらが収束する保証はありませんが、収束しないのなら、漸近線を持たないという事です) >また、問題 >で、明らかにy軸に平行な漸近線はない、としていますが、グラフもかけないで、どうしてそのようにいいきれるのでしょうか。 y軸に平行な漸近線というのは、y=1/xにおけるy軸とか、y=tanxにおける、直線x=π/2のような奴です。 要するにf(x)がx→α(有限の値)で発散するような奴です。ほぼ100%、分母が0になるような奴です。 >y=2x+(x^2-1)^(1/2) は、途中で発散することがないので(いたるところで連続ですから)、y軸に平行な漸近線を持ちません >ただ、これには、注として、グラフの概形は、y=2xとy=(x^2-1)^(1/2)の和曲線を考えるとありました。 「南京玉すだれ」って分かりますか? http://www.eonet.ne.jp/~tosimaru/ ↑こんなのです。これの竹串(?)って、何か竹串に平行な方向にずれますよね。 ※各竹串は、普通全部同じ長さですが、それぞれ長さが違うとしましょう(y=f(x)の形) この竹串が垂直になるように、水平な面に置くと、すだれの上端はy=f(x)という形状になっているはずです。 でも、坂道に置くと(各竹串の下端を地面につける)、すだれの上端はy=f(x)という形にはなってませんよね。 坂道の高さ(?)+すだれの高さ(=f(x)) っていう感じの形になっているのがイメージできませんかね? これと同じように、 y=2xという「坂道」の上に、√(x^2-1)という形の「すだれ」を置いている、というイメージで y=2x+√(x^2-1)というグラフの形状をイメージしてみよう、 という感じの意味ですね。 (・・・って、上手く説明できません。。。図は書けないし、日本語は下手なので、分からなかったら、やんわりとスルーしてあげてくださいw)

goodo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました! 南京玉すだれ、ありがとうございました。 やっと意味がわかりました。 ついでにホームページもじっくりと読んでしまいました。和曲線という意味がやっとわかりました。ですが、結局、和曲線を考えるためにはそれぞれのグラフがやはり書けないとだめですね。 あと、>ちなみに、実際に、このようなa,bを計算で求めるとしたら、 a=lim[x→∞]f(x)/x (★をxで割ってx→∞としたもの) というところがちょっとわかりかねました。 ★をxで割るとf(x)/x-a-b/xですよね? これをx→∞とすると、f(x)/x-aですね?aは定数だから残りますよね? それで、どうしたら、a=lim[x→∞]f(x)/xとなるのでしょう?わからなさすぎですね。すいません。

その他の回答 (1)

  • sanori
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回答No.2

問題1 まず、分子はx^2-x+1ですが、 xが物凄く大きいと(+∞や-∞のとき)、x2乗の項(x^2)に比べて、他の項(-xと+1)は無視できるぐらい小さくなります。 ですから、xが物凄く大きいときは、分子は、ほぼx^2になります。 同様に、分母は、 xが物凄く大きいと、「-1」の項は、xに比べて無視できますから、ほぼxになります。 ですから、y=x^2/x、すなわち、y=xが漸近線になります。 まずは、上記のように、どういう答えになるかの目星をつけておきます。 次に、解答に書く、ちゃんとした数式を考えましょう。 y=(x^2-x+1)/(x-1) =x^2・(1-1/x+1/x^2)/(x・(1-1/x)) =x・(1-1/x+1/x^2)/(1-1/x) ですから limx→+∞y=・・・以下略 問題2 和曲線を考える、ということは、y=2xとy=(x^2-1)^(1/2)の各々の漸近線を求めて、最後にそれらの和を取れば、y=2x+(x^2-1)^(1/2)の漸近線になる、ということです。 まず第1項の2xは、xがどこまで大きくなっても2x(直線)ですから、漸近線もy=2x 次に第2項の(x^2-1)^(1/2)は、やはり問題1と同様に考えれば、x^2-1は、xが物凄く大きいと(+∞および-∞)-1はx^2に比べて無視できるぐらい小さいので、結局(x^2)^(1/2)=xになります。 よって、y=2x+x すなわち y=3xが漸近線になります。 解答に書くちゃんとした数式は、 第2項の(x^2-1)^(1/2)を x・(1-1/x^2)^(1/2) とすればよいでしょう。 あとは、おわかりですね? なお、「明らかに、y軸に平行な漸近線はない」という言葉の趣旨については、私もわかりません。 ただ、漸近線がy軸に平行になるということは、xがある値のときyが突如-∞や+∞になる関数(例:y=1/xとか三角関数のy=tanxとか)のことを指しているので、ぱっと見、何か見抜く方法があるのかもしれません。

goodo
質問者

お礼

御回答ありがとうございました。 問題1は、めぼしをつけることはわかったのですが、解答を書く際は数式を考える、とした後の、以下略、以降がわかりませんでした。これは上の文章が理解できていないということでしょうか。もう一度考えてみたいと思います。 問題2の和関数に関しては、関数を二つにわけて、それぞれの極限を考えるということですね。よくわかりました。御回答ありがとうございました。 お礼が遅くなり申し訳ありあmせんでした。