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「また」の後ろには、常に読点をいれるべきでしょうか。
●「また」などのような言葉に続く次の言葉があまり長くないときは、「また」の後ろには読点は「おかなくてもよい」のか、「おかない」のか、というのが質問の趣旨です。何か原則があるのでしょうか。 ●例えば、次の3つの文章ではどれが適切な読点位置でしょうか。 1.また、上記の場合、その例外の実例は何かという疑問が読者側に生ずることもあるので、安易に・・・。 2.また上記の場合、その例外の実例は何かという疑問が読者側に生ずることもあるので、安易に・・・。 3.また、上記の場合その例外の実例は何かという疑問が読者側に生ずることもあるので、安易に・・・。 ●「また」のほか、「しかし・さらに・ただし・例えば」のような言葉の後での「、」の使い方はどうなのか、アドバイスお願いします。
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読点の打ち方に関してですが、基本は1.文の中止 2.副詞的語句の前後、形容詞の連続の間に打つ などです。ただし、明確な基準がありませんので、人によって打ち方が違いうのも事実です。 さて、表題に関しては、私は「常に」は打ちません。この文の場合は、「2」の方法にすると思います。 要するに文を読みやすくするための記号ですので、読みやすくするように打っています。その点から考えると、「1」は前半で2回の読点が出てくるため、前半を読むリズムがあまり良くないと感じます。「3」のケースもなくはないのですが、「その」が余計ですね。「また、上記の場合には例外の実例は何かと~」とつなぐ方が自然だと思います。 基本的には、 「また」の後にひらがなが来る場合には、読みやすいかどうかを判断して打つ。漢字やカナの場合、その次の読点の位置に応じて打つかどうかを判断する…という基準にしています。「しかし・さらに~」なども同様です。
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- naoki_s
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文脈による、としか言えないと思います。 どこまでを一つの意味の塊とするかで変わってくると思います。例文の場合では、2の文が最も適切に区切っていると思われます。 読点の打ち方については本多勝一氏の「日本語の作文技術」に詳しく解説されていますので、一読をお勧めします。 また、例に挙げられたような言葉は不要の場合が多々あります。多用しない方が文章がすっきりすると私は考えています。
お礼
早速のアドバイス、有り難うございました。私も、例文2が素直であろうとは思っていましたが、これで多少なりとも自信を取り戻しました。
補足
意味の塊を(筆者として)どこまでにするかによる、とのアドバイス、目が覚めた思いです。そうでした。 本多氏の「日本語・・・」は、10年以上前に購入して読みました。すばらしい本でした。しかし句読点のこまかいことは、申し訳ありませんが忘れてしまいました。家の中のどこかにあるはずですので、探して読み返してみたいと思います。 例文の添削までしていただき、有り難うございました。
お礼
早速のアドバイス有り難うございました。 読みやすく誤解が出ない文章が書けるよう、今後も勉強してゆきたいと思います。
補足
句読点の入れ方には、個人差があることも事実だという点、私自身も知らないわけではありませんでした。しかし今回アドバイスを頂き、「この位置でよいのだろうか」という不安にさいなまれていた気持ちが、おおいに和らぎました。基本的な面も含めご丁寧にアドバイスいただき、有り難うございました。