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中語の質問です。
[質問趣旨]結果補語が付かない「V」と「了」の間でいえる文法事項が、「V結果補語」と「了」との関係でもいえるのか?というのが以下の質問の趣旨です。 (1) 「V結果補語」の場合、それ自体に完了のニュアンスがありますが、完了の意味の「動作動詞後の了」はどんなときに付けることが必要となるのでしょうか?原則は、付けても、付けなくてもいいのでしょうか?例外的に付ける?どんなとき? (2) 「V結果補語」の場合、それ自体に完了のニュアンスがありますが、「文末の了」はどんなときに付けることが必要となるのでしょうか?原則は、付けても、付けなくてもいいのでしょうか?例外的に付ける?どんなとき? (3) 「他喫完了【目的語】」という文例において、目的語が「飯」であるか「三碗飯」であるかで、文が終わるニュアンスになるのか文がさらに続くニュアンスになるのかの違いがでるのでしょうか? (4) 「他喫完了【目的語】」ではなく、「他喫完【目的語】」という文例においても、(3)と同じことが言えるのでしょうか? (4) 文がさらに続くニュアンスのときには、やはり、「文末の了」を付ければ、文が終わるニュアンスになるのでしょうか?
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- tennnou
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こんにちわ(/は)。 なんかいろいろ悩んでおられるようですが、たくさんある結果補語と動態助詞"了"について簡単に納得できる文法を、以下。 主題の"了"関連のみについてご案内。(文法用語は中国の「現代漢語語法講話」を一応参照した)。 結果補語:主たる働きは、動作と状態の"結果"を表示する作用がある語。作用とは、動作を及ぼすもの又は動作を受けるものに状態の変化が発生したことを表現する目的があって"補足・補充"のこと。略して"結果補語"という。 例文; 1:他吃完了・・・。彼は・・・を食べ終わった(食べ終わってかつ終了したその状態が主眼)。 "・・・"の部分に動作を受けるものつまり目的語が来てはじめて完成文になる。 他吃完了。これだと未完成の文で試験ではペケ。口語なら省略して言う場合もあり。 2:他吃完・・・了。彼は・・・を食べ終わった(食べ終わったものが主眼)。1:とともに常用。 他吃了。彼は食べた(食べたのか食べないのかを表しかつその後の結果は問わない)。この一文は、単なる"動態助詞"構文で"結果補語"構文とは異なる(後述参照)。"動態助詞"は"時態助詞"とも言う。 ---- 動態助詞"了":単なる動作の状態を表す助詞のことで、単なる叙述文。(注:語気助詞の了とは異なる、割愛する、別件にてご案内予定)。 例文; 他吃飯了。彼はご飯を食べた(ご飯 が主眼)。 他吃了飯。同上。(食べた が主眼でこちらが常用。なぜなら人間は何を食べるかよりも食ベる行為のほうが重要です、生存のために)。 以上、結果補語と動態助詞"了"は両者ともに動作の発生時間=過去・現在・未来は問わないのが特徴。中国語の一大特徴のひとつに時制は前後関係から判断する、誤解を避ける目的で特に表したい場合は時間詞で補足する などがあります。"時間詞"とは、昨天・今天・明天・早上・晩上・過去・将来 などの名詞群、剛・剛剛・才・已経・常常・偏偏・正在 などの副詞群のこと。 たとえば、上の例文を今言えば今食べ終わったことを表し、未来のことについて言えばきっと食べ終わることの予想を表す。これでは誤解されそうなら時間詞で補足すれば良い。 -------- ある動作が更に継続することを表したいときは、"動態助詞"の了を用いて「~了~了」構文にすれば解決する。 例文; 他吃了飯了。(彼はご飯を食べてまだ食べている ことを特に表したいときの構文)。 他吃飯了。(彼はご飯を食べた/単なる叙述文で"ご飯"または"ご飯を食べた両方"が主眼)。 他吃了飯。(彼はご飯を食べた/単なる叙述文で"食べた"ことが主眼)。 (注:以上の了は"語気助詞"の了と紛らわしいが基本的には異なる)。 中文の述語部分の語順は、基本的には発生順・重要度順に並べて構成させる。それを更に時間詞や副詞や補語などで全体を補う。 ------------ 総括; 1:"結果補語"と"動態助詞"の了や着と"語気助詞"の了はほとんど別物である。 2:時制は文章内容から判断する、不明・不安なときは時間詞で補う。 3:重要なことを先に書く。 たったこれだけです。だから和訳するときも先にある語に主眼を置いて訳せば書いた人の意図に近似して訳せます。 これらのことをしっかりと飲み込めば、このサイトでたくさん質問されていた項目すべて解決すると思いますよ(^^♪。 PS:助詞・副詞・補語などは単なる添え物と思えば気が楽になりますよ。重要なのは語順です。
- cubics
- ベストアンサー率41% (1748/4171)
また出てきましたが、ニュアンスとか雰囲気、すわりがいい、中国語で言う場合の語感というのは、説明も難しく、ニュアンスとか言い始めると、人により言うことも違いますからねぇ。 ひとつ気をつけたおいた方がいいことは、結果補語が完了の意味を含むと、日本語式(あるいは英語式)に思わないことです。 結果補語の部分は、動作が結果に結びついたことを表現する部分でしかないと考えるべきでしょう。 ですから、自分が言いたいことが何かによって、それで足りるのかどうかが問題になるわけです。 本当に完了したんだよ、ってことを言いたければ、「了」を語気助詞でつけるなり、他の助詞を使うでしょう。いや「三杯」が大事なことであれば、「三碗飯」で言い切るのもありでしょう。 日常会話では、いろんな助詞が使われますが、教えるのが難しいので、学校やテキストでは、なかなか取り上げられませんね。 まあ、他の回答でお勧めした参考書を早く読まれることを再びお勧めします。
お礼
そうですねえ。無理矢理ルールを作ろうとしても難しいですよね。確かに、日本語の助詞のルールをと言われるとできませんものね。たくさん文章を読んで、自然に覚えるってことでしょうね。