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二つの言葉からなる名詞
食べ物でいえば 「卵焼き」は何故「焼き卵」という表現にならなかったのか? 「焼き肉」は何故「肉焼き」にならなかったのか? 物に関しては 2つの名詞(動詞)からなる物は全て ○○(名詞or動詞)2+名詞 例えば自動ドア→「自動」の「ドア」 「電気カミソリ」→「電気」の「カミソリ」 のようになっています。冒頭で申し上げたように 食べ物に関してはそれが統一されていませんが 何故なんでしょうか?
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御質問の主旨は、「料理名」が「調理動作名」と「素材名」で合成されているとき、「調理動作名」と「素材名」のどちらが先に来るかということだと思います。すなわち、以下の(1)と(2)のどちらになるかが、何によって決まるかということだと思います。 (1)「調理動作」+「素材」 (2)「素材」+「調理動作」 結論としては、出来上がった「料理」の外観やイメージが、元の「素材」に近い場合は(1)、元の素材の外観が、「調理動作」によって変更されたものは(2)となります。 (1)の例は、焼き魚、焼き芋、蒸しパン、揚げ豆腐、焼肉などです。 いずれも、元の素材の形状やイメージが調理後も残っています。「焼肉」は、牛やブタの形状が残ってないのではないかという疑問が出るかと思いますが、これは、素材が我々の日常生活に登場する時点(スーパーなど)における形状と考えれば、納得できるのではないかと思います。 (2)の例は、野菜炒め、卵焼き、卵とじなどです。 いずれも、元の素材の形状やイメージが残っていません。「野菜炒め」の野菜は、スーパーで売っている丸ごとを炒めるわけではなく、細かく切って混ぜ合わせるので、元の素材イメージではなくなります。「卵焼き」や「卵とじ」の卵も元々の白い殻の付いた丸い状態ではなくなっています。逆に、もし、「焼き卵」という料理があるとすれば、それは、白い殻が付いた丸いままの卵をそのまま焼いた料理になります。
お礼
ありがとうございます。 全ておっしゃる通りな気がします。 ものすごく納得しました。