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距離を表す名詞の使い方について
- 距離を表す名詞が副詞の役割をするときについての疑問を持っています。例えば、泳ぐ、走るなどの動詞に距離を表す名詞を置く際、使い方には何か違いがあるのでしょうか?
- 文章中で the longest distance と anyone has ever swum の間にどのような省略があるのか疑問です。関係代名詞や同格のthatなどが省略されているのか気になります。
- 距離の前に for が省略されていると考えた場合、文法的にはどうなるのか知りたいです。例えば、It's the longest distance for which anyone has ever swum without using a shark cage.のように表現することは可能でしょうか?
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http://okwave.jp/qa/q8261752.html 最近ここでも回答しましたが,普通には副詞的だと思います。 これも申し上げた通り,目的語とする余地もあります。 しかし,動詞による違いは辞書によってまちまちじゃないでしょうか。 the longest distance anyone has ever swum 補うとしたら that でしょうが,同格ではないです。 どちらかというと関係副詞だと思います。 というより,こういう名詞 SV といういわゆる接触節は every time SV のように,これで接続詞的に用いられたりします。 the way SV なんかもそうです。 補うとすれば関係副詞の when/how/that ということになります。 接触節というのは普通は目的格の関係代名詞の省略と同じものだとされるのですが, こういう関係副詞の省略という場合もあり, 省略というより,接続詞的にない方が圧倒的に普通です。 時間や距離の for ~の省略という説明もしましたが, ここでは for which と考えるより,関係副詞の省略, さらには省略と考えず,接触節の1つで 接続詞的につながる,という感覚だと思います。
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- lupinletrois
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私の持っている辞書には、 walk(自)(省略します) -(他)1.(道などを)歩く,歩いていく :I walked the beach alone for hours. 移動を表す動詞は、動作対象が道などの場所でほとんど 目的語を含んでいて必要とせず、行き先の方が重要な場合が 多い。(「~へ行く」 go to '行き先' ) 経路や距離を明示した場合、移動の動作対象の目的語感覚と 副詞感覚のグレーゾーンだと思います。学者さんは用例を 分類したがる人も多いでしょう。 (1) Currently, distances of 5 km, 10 km and 25 km are swum. (2) The first 5 km are walked between orchards. スポーツ競技では(1)(2)の表現が見られます。受動態の主語って 能動態の目的語ですよね。 (3) Pollutants can be carried long distances by the wind. 受動態になってますが、能動態では pollutants が目的語で、 「長い距離」は副詞の比重が大きいですね。 (4) I go my way. You go your way. (5) Go the way you believe is right. (4)(5)way は go の目的語か副詞的かグレーですね。 ( (5)では、関係節内では way は 主格ですよね。) 日本語でも「(わが)道を行く」ですよね。ドイツ語でも (4G) Ich gehe meinen Weg. 対格(4格,直接目的)なんですが、時や距離の名詞句は副詞的4格になり やすく、これは両方の感覚がありグレーです。 同様に、格変化のわかりやすいアイスランド語やハンガリー語でも 「(直接目的格の)道を(ほぼ自動詞の)行く」の表現です。 英語と同じゲルマン語派のドイツ語やアイスランド語だけでなく、 日本語やハンガリー語もで言語学的に共通に感じられます。 すべての言語ですべての動詞が同じ感覚ではないですが、基本動詞は 近い気がします。 (6) The longest distance I ever ran was 10 miles. これは目的格関係代名詞の構文でいいんじゃないですか。 run の他動詞用法とみなすかは別にして。 副詞用法の数値名詞が前置詞で明示できるとはいえないでしょう。 (7) She is forteen years old.
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ご回答ありがとうございます。 結局、あいまいなもの、として追究を諦めたほうが良さそうですね。 walk も距離の目的語がとれるということは受動態が可能ならば明らかということになりますね。 それならそれで、やはり他動詞の用法もちゃんと辞書に載せてくれないと説明がつきません。 あいまいなものならあいまいなものでいいのですが、同じ辞書で項目ごとに違っているとなぜ違うんだろうと考えこんでしまいます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ・接触節という言葉を知りませんでした。最近は中学校で習う言葉とは。 いろいろ調べてみて、おっしゃるように関係代名詞(目的格)の省略との説明ばかりでしたが、今回の場合、これがとてもピッタリ来る言葉に思えました。 (色々批判があるみたいですが、個人的には気に入りました。) ・副詞的と考えれば、なるほど、「関係副詞の that の省略」がいちばんしっくり来ますね。(質問2) ・ただ。「これも申し上げた通り,目的語とする余地もあります。」 → そう考えると、「関係代名詞thatの省略と考える余地もある」ということになりますよね? ・もっとも、今回調べてみて、「関係代名詞のthat」と言われているものは、関係代名詞ではなく接続詞だという考えがあることも知りました。。。(蛇足です) ・「時間や距離の for ~の省略」と考えることもできるのであれば、 質問3のようなことも(あくまで文法的には)可能ということになりますよね? ・「副詞的→(修飾関係のとき)関係副詞that→ほとんど省略されて接触節」というのがいちばんすっきりする説明になる(統一的に説明できる、私がしているような変な質問を封じられる)のでは、と思いました。 ・それにしても同じ辞書の中で、説明がわかれているっていうのはなんなんだろうな~と思います。勘弁して欲しいです。単語ごとの歴史的な経緯かなんかなんでしょうか。。。