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動詞の活用形
動詞の活用形で質問させて下さい。 例えば、下一段活用の「食べる」という動詞で、 普通連体形は、「食べる」だと思います。 食べる物、食べる時、と名詞につながるからです。 では、「食べ物」となったときの「食べ」は、 何形になるのでしょうか? 物は名詞だから、連体形でもあるようだし、 食べないというのもあるので、未然形の 形を取っているような気もするし・・・ お願いします。
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「食べ物」以外にも,「貢ぎ物」「捧げ物」,他にも「木漏れ日」「泣き顔」「笑い声」など,これらはすべて,「連用形+名詞」という形になっています。 動詞の連用形は,「行き」「働き」「喜び」のように名詞として用いることができまるものがあります。これを転成名詞と呼んでいます。 「運動場」「勉強部屋」のように,名詞+名詞で複合語ができるのと同じように,「転成名詞」+「名詞」で複合語ができあがっていると考えることができます。 ただし,「食べ」という転成名詞はありませんので,「連用形」+「名詞」という形でまとめた方がいいかもしれません。
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- murak3
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回答No.2
「食べ物」は食べるものを指す、名詞です。同じようなものに、「飲み物」「乗り物」「着物」「置き物」「持ち物」「書き物」「読み物」「塗り物」などが身近に見られます。いずれも、「動詞の連用形+物」で成り立っています。 どのような経緯で、こうした「動詞連用形+物」名詞が発生したか、経緯は説明できませんが、「食べ物」に特有ではないということはいえそうです。 また、これらの名詞は 動詞の結果を示すもののグループ(「書き物、塗り物」など)と、動詞の対象となるグループ(「食べ物、飲み物、乗り物」などに分けられます。
質問者
お礼
ありがとうございます。 とても勉強になりました。
お礼
くわしい解説ありがとうございました。 納得できました。