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LCR直列共振回路
http://media.dj.kit.ac.jp/kairoensyu04/LCRkairo.html のような実験をしまして、 回路図 +---コイル---コンデンサ---抵抗----+ 1 1 +----------(+電源-)--------------+ コイルの内部抵抗をr、コイルのインダクタンスをL コンデンサの容量をC、抵抗値をR 電源電圧をV、各電圧を順にVL,VC,VRとしたとき http://www.kdcnet.ac.jp/buturi/kougi/buturiji/lcr/lcr.htm の最終結果の共鳴の鋭さQ=f_0/(f_2 - f_1) ---式(a) の式から Q=(√(L/C))*(1/R+r)はどのようにして導かれるのでしょう? また、このことのついて 参考書を見たところ、V=I*√[{wL-(1/wC)}^2+R^2]の ルートの中の式の{wL-(1/wC)}^2 = R^2 ---式(b)の 式をwについて解き、符号について考えた後 大きいほうから小さいほうをひけば (a)式の分母が出て その分子はf_0=(2*3.14*√(LC))^(-1)から導かれるのが わかったのですが、 なぜ(b)式のようにしていいのでしょうか?
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教科書も捨てて、だいぶ経つので申し訳ありませんが、下記のサイトの話のようだったと記憶しています。 こちらの方が分かり易いと思います。 すなわち、共振時の電流I0と一般の電流Iの比 I/I0=R/√{ R^2+(ωL- 1/(ωC)^2 } から、これが1/√2になる条件(電力の1/2を電流に換算して)を計算すると R^2/{ R^2+(ωL- 1/(ωC)^2 }=1/2 2R^2={ R^2+(ωL- 1/(ωC)^2 } 故に、(b)の R^2=(ωL- 1/(ωC)^2 となる。 >Q=(√(L/C))*(1/R+r)はどのようにして導かれるのでしょう? Q=w0・L/R と w0=1/√(LC)から求められますが(1/R+r)は何のことか不明です。rはLの抵抗分ですかね?
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- Teleskope
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何を血迷ってるののでしょうw、最後の一節を削除します→「これはこの回路自体の電力消費とは別のことを言ってます。」
- Teleskope
- ベストアンサー率61% (302/489)
>> Q=f0/(f2-f1) ---(a) から Q=(√(L/C))(1/R+r) はどのようにして導かれるのでしょう? << 式(a)はQの近似式なので導きには使えません。本当の定義式を使います。 Q≡(ωoL)/R …(1) ωo≡1/√(LC) …(2) (2)を(1)に入れると簡単に出ます。r はたぶんコイルの内部抵抗ですね、直列に R に加わるということで。 >> (a)の分母は参考書を見たところ |Z|=|V/I|=√[{wL-(1/wC)}^2+R^2] のルートの中 {wL-(1/wC)}^2=R^2 ---(b) をwについて解けば出るのですが、 なぜ(b)のようにしていいのでしょうか? << 「していい」わけは、Δfが「 Zの式の 実部=虚部になる周波数」という定義だからです。 Z はもともと Z = R+j{ωL-1/(ωC)} …(3) でしょ? これの「実部=虚部」を書けば R = ωL-1/(ωC) …(4) ですよね、(b)の左右の2乗を外せば同じですよね。(抵抗はR>0ですから。) これはωの2次式だから根の公式で解けて、ω>0より ω/ωo = √{1+1/(4Q^2)}±1/(2Q) …(5) すなわち周波数は2つある。 ここで Q >> 1 の場合は、4Q^2 >> 1 ゆえ √内はほぼ1となり、 ω/ωo≒1±1/(2Q) …(6) 2つの差は (ω高-ω低)/ωo≒{1+1/(2Q)}-{1-1/(2Q)} = 1/Q 上下ひっくり返して Q≒ωo/(ω高-ω低) …(7) これが(a)式の正体です。参考までに。 で、 Z の実部=虚部が実際どう見えるか; 複素数平面で図にすると実部と虚部の長さが等しいのだから2等辺三角形で長さは √2倍。つまり共振時の長さ(実部だけ)より√2倍大きい。電流で言うと I=E/Z だから電流が 1/√2≒70% に減る周波数ですね。 ( 余談です; たいへん紛らわしいですが 電力が電流の2乗だとして「電力が1/2になる周波数だ」とも よく言われます。これはこの回路自体の電力消費とは別のことを言ってます。 )
- masudaya
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電磁気学 高橋著 裳華房 に書いてあったと思いますが,式(a)はQが大きい場合の近似式です.直列共振回路のインピーダンスは Z=R+j(wL-1/(wC)) 電力Pは P=E^2/Z なので,電力で3dBダウンのところは, R=(wL-1/(wC))となるときである.この式を用いて計算をすると, R=wL(1-1/(w^2LC)) R=wL(1-w0^2/w^2) (∵1/√(LC)=w0) 1=wL/R*(1-w0^2/w^2) 1=Q*w/w0*(1-w0^2/w^2) (∵Q=w0L/R) 1=Q*(w/w0-w0/w) 1=Q*((w^2-w0^2)/(w0w)) 1=Q*((f^2-f0^2)/(f*f0)) (∵w=2πf,w0=2πf0) 1≒Q*2Δf*f0/(f0*(f0+Δf)) (∵f=f0+Δf ,Δf<<1) ∴1≒Q*Δf/f0 ∴Q≒f0/Δf となり,式(a)となります.
お礼
ここで、まとめて書かせていただきます。 どの内容も僕が欲していたものだったのですが、 後になればなるほど、内容がねられていたので ポイントの配分をご覧のとおりにしました。 一人にポイントをつけれなくって申し訳ありません。 皆様ありがとうございました。