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エルトウールル号のお礼

100年ほどまえに、遭難したエルトウールル号(トルコ)を、日本人が救助した話は有名だと思います。 じつは、、、最近この話知りました。 それから、トルコがイランイラク戦争の時? 逃げ遅れた日本人、何十人かを、トルコ政府が特別専用機で救いだした。、これはエルトウールル号のお礼、、、という話も有名だと思います。 が、、、これも最近知りました。 これのことです→http://www.kokueki.com/swf/toruko.htm この、トルコが、ノルトウールル号の借りを返した時、日本人、日本政府の反応はどうだったのですか? 日本人の感想はどんなかんじだったのですか?世界は? なんでもいいので教えて下さい。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • cse_ri2
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回答No.5

No.3ですが、追加のコメントを。 No.4の方の回答にあるように、エルトウールル号の事件とテヘランの日本人 救出事件を直接結びつけるのは、私も調べた限りではネジアティ・ウトカン氏 の発言以外は見つかりませんでした。 しかし、エルトウールル号の件のように、命がけで他国人を助けたということは、 しばしば時代を超えて人々の記憶に残ります。 そして何か歴史的な事件があった時に、その記憶が国民感情となって大きく 噴出することがあるのです。 9.11テロの時だったかと思いますが、イギリスでテロを悼むために、 どこかの広場が提供されました。 そこに献花やろうそくが多く備えられたのですが、そこの壁に 『我々は、あなた方の流した血を決して忘れない』 というメッセージが残されていたというニュースを見て、ビックリした記憶 があります。 あなた方の流した血とは、第一次・第二次世界大戦でアメリカが参戦して、 自国民の血を流してイギリスを助けたことをさします。 イギリスは日本と同じくアメリカの同盟国ですが、どこかあの事件を冷ややか に見ていた日本人と違うんだなーということを、強く感じました。 ネジアティ・ウトカン氏の発言は、リップサービスにすぎないという見方も 当然あるかと思います。 しかし、ただのリップサービスではなく、真心からの言葉であるということも 否定できないわけです。 過去のエルトウールル号の件が、国を動かした第一原因ではないかもしれません。 しかしトルコの関係者の心の中に、かつての日本人がトルコ人に示した親切の 記憶がわずかでもあったとすれば、かつて大島の住民たちが成した行為は 十分に報われていると思います。 ついでながら、トルコが特別機をイランに派遣するに際しては、相応のリスクを 覚悟していたはずです。 プロジェクトXの放映の粗筋を下記のURLで紹介しますが、実際特別機がテヘラン に付いても、離陸許可が出ずに出発できない状態にありました。 (http://homepage1.nifty.com/sagi/projectx.html) 最悪、離陸許可の手続きが遅れれば、航空機が撃墜され、トルコ人のパイロット も日本人の乗客もろとも死亡してしまう恐れもあるわけです。 イラクのフセインが、狂犬みたいな男であることは今は日本人も知っています が、隣国のトルコ政府がそれを知らないわけはないでしょう。 そういうリスクを犯してまでも、同盟国でも何でもない日本の要請を受けて 特別機派遣の決断を下したのは、長年の日本への友好感情が土台としてあった からではないでしょうか。 そして、その日本とトルコの歴史的な友好関係を築くきっかけとなったのは、 エルトウールル号沈没の事件であったことは間違いありません。 (少なくとも、外務省の公式見解はそうです。詳しくは以下のURLを参照。  http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/turkey/data.html) なお、エルトウールル号の事件は、よくある民間船の沈没を救出した事件と 異なるのは、エルトウールル号が当時のオスマン帝国の特使を乗せた船で あったということです。 そのエルトウールル号の乗客を助けたということは、トルコにとっては単に 民間人を助けた以上の大きな出来事であったことを、見落としてはいけないと 思います。

noname#77343
noname#77343
回答No.4

#1です。 変な方向に行きそうなので、再度回答いたします。 実は私も例のフラッシュをみて「そんなことがあったのか」と思ったクチでした。ただ、私はきちんと事実関係を文献等にもあたって調べてみました。その結果が1の回答になります。ネット上の出所の怪しい情報以外に、それらしい話は元駐日大使が後年になって「日本人相手の講演会」で語ったものしかない。そして、それも直接エルトゥールル号とテヘランの件を結びつけるものではないということでした。 フラッシュで語られることは意図的に事実を歪曲しています。まず日本政府が主導でそれをおこなっていたことを隠している。タイムリミット前であり、実はそれほど命がけというわけではなかったこと。エルトゥールル号のお返し云々の台詞はその時から今まで少なくともトルコ側には存在していないこと。事実と照らし合わせると感動要素の殆どが作られたのもだということがわかります。 なお、エルトゥールル号の話が何故教科書に載っているかといえば、日本との「初の外交使節が事故にあった」という椿事であるからです。外国船の船が難破し地元住民が助けるという類の話はニュースにもならないほどありふれたものであり、一々国家や国民が感謝の念を強く持ち続けるという質のものではありません。 なお、先にマナー違反をされたので敢えて私の方も申し上げますが、 >エルトウールル号の事件を意識したことは間違いありません。 これは推測を飛び越えて願望に過ぎません。よく「間違いない」とまで言い切れるものです。それを証明する公的記録は無いのですから。敢えてそれを言うのであれば、確かな証拠を出すべきです。 >非常な親近感を持ってくれています。これはフィンランドでも同様です。 すいません情報源を出して貰えますか、誰かがそう言ったではなくて公的なものを。 トルコで親日感情が強いことは認めますが、「日本人のために死んでも良い」などというバカな話はありません。日本に親しみを感じる、行ってみたいと答える人が統計上多いということです。 >それにしてもプロジェクトXで取り上げられたとき、エルトゥールル号のことが取り上げられないのは不思議ですね。どう考えても、意識しても行動なのに。 つまりエルトゥールル号との関連を示す談話も、記録も一切得られなかったということです。(私もこの回は見ていましたが) この手の類の与太話はいろんなところに転がっています。とにかくネットだけではなくてきちんとした文献なども調べた上で判断なさるべきかと思います。 なお、 >この話しを「話半分」などと考える日本人がいることを深く悲しまずにはおれません。 私とすれば、自分が信じたいことと、事実は違うものだということを考えず、きちんと確かめもせずに無責任な情報を垂れ流すような日本人がいることを深く悲しまずにはおれませんね。

  • cse_ri2
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回答No.3

◎参考資料(絵物語 エルトゥールル号の遭難)  http://www.makuya.or.jp/teatime/douwa/ertug/ertugP1.htm このサイトの6ページの記述を引用します。 >前・駐日トルコ大使、ネジアティ・ウトカン氏は次のように語られた。 >「エルトゥールル号の事故に際し、大島の人たちや日本人がなしてくだ > さった献身的な救助活動を、今もトルコの人たちは忘れていません。 > 私も小学生のころ、歴史教科書で学びました。トルコでは、子供たちで > さえ、エルトゥールル号のことを知っています。今の日本人が知らない > だけです。それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、トルコ > 航空機が飛んだのです」 テヘランの事件のことは、プロジェクトXでも取り上げられましたが、 (http://www.nhk.or.jp/projectx/135/index.htm) エルトゥールル号のことは番組中では触れられませんでした。 NHKが何を考えていたかはわかりませんが、少なくとも他の国が自国民の 救出を優先し、日本人の救出を拒否する中、トルコが自国民の犠牲のリスク を犯してまで日本人を助けたのは、特別な理由があったと考えるのが自然で あり、その理由の一つがエルトゥールル号の件であったことは、上記の ネジアティ・ウトカン氏の発言にあるとおりかと思います。

aanihonnno
質問者

お礼

サイトありがとうございます。 写真まであるんですね。ちょっと感動してしまいました。 いずれにせよ、命がけで救出に行ったのは間違えないですね。すごいと思います。 それにしてもプロジェクトXで取り上げられたとき、エルトゥールル号のことが取り上げられないのは不思議ですね。どう考えても、意識しても行動なのに。 とても興味ある話なので、これからも多面的に見たり聞いたりしたいですね。 ありがとうございます。

  • kageroho
  • ベストアンサー率26% (104/387)
回答No.2

まず、トルコがこの要請を受けた時にエルトウールル号の事件を意識したことは間違いありません。少なくともその後、在日大使は本件に言及しています。 ただ単に「日本の要請を受けただけ」というのはトルコ及び同国国民に対する侮辱です。この時点、この危険な状況で、自国民以外を助けようなどということは常識的に全く考えられないことだったのです。 さて、一方これに対する日本政府や国民の反応は、大変鈍かったのではないかと思います。朝日新聞などは「経済援助目当て」であるかのように記事にしました。トルコは、未だにエルトゥールル号の話しは教科書で教え、自国民の教育材料にしており、また長年苦しめられたロシアを日露戦争で破った日本に対して、非常な親近感を持ってくれています。これはフィンランドでも同様です。 その一方で、この事件を知る日本人は非常に少なく、この話しを「話半分」などと考える日本人がいることを深く悲しまずにはおれません。

参考URL:
http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/13017
aanihonnno
質問者

お礼

一つの出来事に対して、いろんな見方、考え方があるのだなあと思いました。 私も、なぜ、この話を知る日本人が少ないのだろう?と疑問に思ったのです。どう考えても有名なはずの話なのに、私は知らなかったものだから投稿しました。 未だにエルゥールル号の話しは教科書で教えているという事実だけで、彼等の感謝の気持ちは本物だろうなと感じます。 ありがとうございます。

noname#77343
noname#77343
回答No.1

2ちゃんに流布されているようなプチ愛国フラッシュは話半分に取った方が良いと思いますよ。 >これはエルトウールル号のお礼 とトルコ政府や政府要人が公式に言ったことは無いはずですよ。たしか元駐日大使だったと思いますが、その講演で「エルトウールル号のことはトルコ人は良く知っている。(そのため対日感情がよく)テヘランでの飛行機の派遣につながった」というようなことを仰っていたことは事実のようですがそれ以外では確認できませんね。 それとトルコ航空機の件については日本からチャーター便を出しても間に合わないということで、外務省が近隣諸国に飛行機を出してくれるように働きかけを行っていました。その中で、トルコが出してくれたと言うことです。ちなみにチャーター機まで出せる程の国となるとそもそも限定されますよね、特に中東では。費用は日本政府が当然出しています。もちろん対日感情が良いということも要因にあったとは思いますが、外交として日本に恩を売るチャンスというところもあったはずなので、「エルトウールル号の「直接的な」お礼」と言えるかと言えば、答えはNOです。 この手の話については、伝聞されていく間に、日本人好みの友情物語として尾ひれが付いていきますがよく調べた方が良いですよ。 例えば、「ロシアの圧迫に苦しめられていたフィンランドでは、日露戦争でロシアを敗った日本への親日感情が強く、東郷ビールというビールすらある。」と良く聞く話ですが、実際には「世界の提督シリーズのラベルの中」に東郷平八郎が含まれているというだけです。 話が脱線しましたが、 >日本人、日本政府の反応はどうだったのですか? >日本人の感想はどんなかんじだったのですか? まず当時は「ノルトウールル号の借りを返した」などという話はどこにもなかったということです。従って一般の日本人には対して興味のない話でした。「日本政府の要請に応えてチャーター機を出してくれた」というだけですので。もちろん政府、トルコに関わりの深い日本人などは感謝の意を表しましたが。

aanihonnno
質問者

お礼

へ~!そうなんですねえ! これを見て、トルコも日本もいい人なんだな~なんて感動してたんですよ。なんか、いいお話とばかり思ってたばかりに残念、、、。こんなにいい話なのに、なんで私知らないんだろう、、て思いました。 お礼じゃないんですね、、。確かに、日本人好みになってるかも。なんだ、、、事実は「日本政府の要請に応えてチャーター機を出してくれた」なんですね。分かりました。事実をきちんと知るようにしますね。 なるほど、これは2chに流れてるんですね。 ありがとうございます。