- ベストアンサー
国民を戦争に導くのは簡単なことですか??
過去日本の太平洋戦争とを振り返ったり、今のアメリカのイラク攻撃のことを知ったりして、ふと思ったことですが、 政府が国民を戦争に導くのは簡単なことなのですか?? もし簡単ならばその手口を教えて下さい。 何かイザとなったら、 どのようにも意識をコントロールされそうな恐怖があります。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
今の日本を例にした場合、で考えて見ます。 第二次世界大戦(欧州戦線)のドイツの開戦理由はヒトラーの存在以前に 経済の低迷という生活レベルが低くなってしまう事象があったからです。 (正確に言うと、第一次世界大戦の賠償金で貧乏国家になってしまい、 それを立て直せる英雄としてナチスとヒトラーが民衆に期待された。 という構図です。これは、nayamuotokoさんの書かれた 「メシア(救世主)の誕生 」の側面があります) あのころと、今の政治形態については大まかに言えば同じですので、 その気になれば、小泉・石原レベルの国民の期待を背負った上で、 戦闘国家への道を歩みながら国民の不満を取り去りつづけることができれば 戦争に突き進むことは可能だと思います。 民主主義国家の致命的な弱点として、主権者たる国民が政治を考えるレベルが 自分の目の前にある問題(失業とかダイオキシンとか、低いところでは 名声とか利権とか自分の子供の学歴とか…)のレベルであることです。 極論ですが、戦争の準備のために国民の半分以上の月収が今までの 2倍になり、物価はそれほど上がらなかったら… おそらく、国民はその政府を支持するでしょう。 そして、戦争ができる国になった時点で開戦する。 そのときには民主制とはいえ、実質与党による専制が行われていると 予想されます。 戦前の日本で大政翼賛会ができたような感じですね。 (政治家も自分の首がいとおしいですから…) 言い方は悪いですが、餌で釣ることで国民は戦争に導かれる(引きずり込まれる) と思います。 特に、現状に不満があればあるほど国民は扇動しやすく、 だましやすい「豚」の群れになります。
その他の回答 (5)
- nayamuotoko
- ベストアンサー率42% (294/693)
根拠となるものがない限りすぐに出来るものではありません。 基本的にその国の主義教育と国民性、国の状況によると思います。 かつて太平洋戦争が終わるまでの日本は幕末頃に制定された尊王攘夷の下、天皇を神とする「天皇崇拝」教育が行われてきた為、国民は天皇の為なら死ねるという意識がありました。しかし年配を除いて今の日本人にそれはありません。日本人に戦争をけしかけるのは非常に難しいと思います。でも、手口次第ではその限りではありません。その手口は4つあります。 ・絶対的権力者崇拝教育 かつての日本や北朝鮮、ヒトラ-政権のドイツがこれに当たります。 ・宗教の下における聖戦 イスラム教のジハ-ドなどがこれに当たります。 ・メシア(救世主)の誕生 歪んだ思想を持った危険な宗教(オウム真理教など)がこれに当たります。 不安の交錯する現代社会において宗教に入れさせるのはたやすい事です。 そして救世主となる者を崇め、その仮面を外した時、オウムやヘブンズゲ-ト事件が起きるのです。当然戦争もその宗教にとっての世を救う為に喜んでやるでしょう。 ・サブリミナル効果 これが一番怖いです。テレビの24コマの一つに「戦争」や「殺せ「憎め」というキ-ワ-ドを入れておくと人間は無意識の深層心理に戦争というキ-ワ-ドがすり込まれ、どうしようもない憎しみと殺人の欲望、そして戦争をしたくて仕方ない状況になります。あまりに効果が絶大なのでCMなどで使う事も禁止されていますが、監視する手段がないので実態は倫理に委ねられているので全世界の国民を戦争に導く事の出来る最も有効且つ恐るべき手段です。 例えば、口紅や化粧品などは男性器を模して作られています。 抑圧されたタブ-とされる欲望が深層心理にあるからです。 イザとなったらどのようにも意識をコントロ-ルされるという事は可能です。 無論、サブリミナル以外は宗教や教育の問題なのでその人によるでしょうけどね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 今回の回答を見ても、簡単にコントロールされそうな気がしました。 正当な根拠など、いくらでもでっちあげることができると思うからです。 不安や恐怖を利用されると思います。
- SCNK
- ベストアンサー率18% (514/2762)
そう簡単なことでもないのではないでしょうか。 フランクリンルーズベルトは欧州での戦争に米国を参戦させようとしましたが、真珠湾攻撃があるまで国内の反戦論を押さえることができませんでした。 自国から戦端を開くのは難しいと思います。アメリカの過去の歴史をみると艦船が攻撃されると参戦してますね。米西戦争ではメイン号、第1次世界大戦ではルシタニア号、真珠湾は先に述べた通り、ベトナム戦争ではトンキン湾事件です。 ドイツがワルシャワを攻撃したときには、放送局が攻撃されたとの口実を作りました。ナポレオン戦争は革命に反対する周辺諸外国の攻撃がありました。大東亜戦争は日本に対するハルノートの存在がありますし、それ以前から戦闘状態にありました。それから日華事変は盧溝橋事件ですが、このときは謀略的に日本軍に対し銃撃が加えられています。第一次世界大戦においてはオーストリア皇太子がプリンチェフによって暗殺されました。このように何らかの攻撃を受けること。あるいはそのような口実を作ることが必要なのでしょう。
お礼
SCNKさんは、そう簡単なことでもないのではないでしょうか。 ということですが、後半を見ると、何か簡単なように思えます。 口実とか名目はいくらでもでっち上げることができると思うのです。 もし、そんなに簡単ならば、今までの平和運動とかは何の意味があるのでしょうか・・・。
>もし簡単ならばその手口を教えて下さい。 戦争の理由を考えることです。そのことで、乗ることはあっても、乗せられることは少なくなります。戦争の理由が、政府の手口を知ることになるからです。でも、政府政府って、人がつくったものですよ? 日本は中世、統一されていませんでした。戦争をして、統一となりました。 だけれどもそれは、全世界が「アメリカ」になるような仕方で、不器用なものです。 縄文時代は違っていたと、思われます。和を持って尊し、というように、十分な議論で、お互いによい、全体的によい方向を、位置づけて行っていたように思われます。だから、縄文時代は長く続いたのです。地方分権であり、全体集権は、それぞれの発言を持ち寄って議席に着いたことでしょう。個々の自立が守られていたと考えられます。たぶん、ですが。 この輪を持って尊し的な方法では、隠し事があってはなりません。 それぞれ自分の意図を、全部表示する必要があり、本音をさらけ出すべきです。結果的にはそれが一番よく、合理的であるのです。何故なら、多くの人の望みは、そう大差ないからです。 現代では、嘘をつくことは武器であり、防具であり、闘いの中での必要不可欠なものとなりましたが、それによって何が満たされているのか、全く疑問です。まるで、人を食ったような話です。魚釣りでは人間は魚をだまして食いますが。 しかし、現代は、自分にすら嘘をつく人もおり、むしろ、個の望みを知ることは困難な状況です。そんな中で、本音を言える人がどれだけいるでしょう。 闘いというのは、知性と肉体の渦巻く銀河であり、面白くもあり、迫力のあるもので、現実感が非常にあります。ですが、目的がすり替わってしまうとよくないです。奪い合っているものが、何であったのか?必要なものは何であったのか?今一度、立ち止まり、考え直すべきです。 それが富であるというなら、その富を、戦争に費やすのは矛盾です。 その富ゆえに、狙われるのも残念なことです。 自分のものにできない富を(若さ、美貌など)、狙うのも、残念です。 遺伝子操作により、時の流れを亡き者にしてしまうことはできるかもしれませんが、それは無意味です。時があることの意味が失われます。 つい、夢中になって、飛躍してしまいました。
お礼
ご回答ありがとうございます。
>どのようにも意識をコントロールされそうな恐怖があります。 情報操作ということですね。 情報操作について、概略を簡単に書いてある本があります。
- 参考URL:
- http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061492012/inktomi-jp-asin-books-22/249-7325323-2850762
お礼
ご回答ありがとうございます。 URL参考にいたします。
- ururai
- ベストアンサー率13% (89/674)
手口ということではないかもしれませんが、本気で戦争に持っていこうとする政治家が与党に数名いれば、できます。今の日本では、まだ、自衛のために軍隊を持ちたいと考えている政治家はいても、戦争を積極的にやろうとしている政治家はいないようです。
お礼
ああ、やっぱり簡単なんですね。 できれば手口を教えて下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 戦争体験を語り継いだり、平和運動を積み重ねても、 いつのまにか、そんなこと忘れて戦争しているのかも知れませんね。 今のアメリカのイラクへの姿勢にしても、他の国はできれば戦争はしたくないのにもかかわらず、ずるずるとその道を突き進んでいく。 アメリカのように多様な価値観とその主張が飛びかう国ですらこのざまなのですから、 日本のような同調圧力に弱い羊の群れを戦争に導くのは、超簡単なような気がします。