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お金と哲学
お金に対して、小さい頃から植えつけられたいろいろな否定的な偏見や先入観がぬぐえなくて困っています。 なにか哲学的に肯定的にみる考え方などありませんでしょうか? よろしくお願いします!!
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幼い頃に「お金の神さま」とかいう昔話を読んだのですが、今から考えればかなり哲学的だったなーと思いましたので。 大富豪の商屋さんのところへお金の神さまがやってきます。で、なんか禅問答みたいなの。 ●お金を追い求めるなんて下道 富豪様もそういわれて落ち込んでいた時だったので、神さまが励まします。 「農家は美味しい野菜を作ろうと野菜を追い求める。武士は鍛錬と精神力を養おうと追い求める。商屋のおまえが金を追い求めるのも、道理だろう?」 ●お金持ちは根が腐っているやつばかり やっぱり富豪様もそういわれてました。 「土のなかに金を埋めればどんな木だって枯れてしまう。人間もそれを同じこと」 ●お金さえあれば全てうまくいく 富豪様はソレに関しては首を振っています。 どうやってもお転婆娘を大人しくさせることはできない。お金でどうにか出来ないことがあるから面白い。 ●お金を得る方法はペテン師にならなければならない 富豪様はいいます。「例えば料理をするのが得意な人が、料理を作ってお金を貰うのはペテンではない。ペテン師だって失敗すれば大損。結局どちらも同じように商売」 ●世の中は間違っている、お金持ちは本当は汚い人間で、まじめな人間はお金持ちになれない、なぜなら、その過程をみればわかる。 富豪様は偉く怒って言いました。誠実に生きてきて損をするわけがない。お金持ちが汚いのではなくて、お金持ちになって汚くなっただけのこと。 それも金に取り付かれたからだ。 それからお金の神さまが富豪様が正しい人だとわかったので蔵の中に住ませてもらうことになりました。 富豪様の子孫がワルイコトをしたらあっという間に蔵の中は貧乏に、誠実になるとちょっとだけ増えていったとか。 まあ、そういうわけで。
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- Syo-ya
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まず、この世の全てには「原因があって、結果がある」ということです。 試しに、この30分間でも、ご自分の行動を振り返ってみてください。 絶対に、自分の想ったとおりの行動をしているハズです。 逆に言うと、想わなかったことは絶対に行動していないハズです。 つまり、心の領域も、この「原因と結果の法則(因果説)」が支配しているんです。 宇宙も、心も、・・・みーんな、この自然の法則が支配しています。 この支配からは逃れられないんです。つまり真理です。 次に、かぼちゃの種を植えたら、かぼちゃが生るという真理です。 キュウリはならないんです。ひまわりが咲くこともありません。 かぼちゃからはかぼちゃしか生らないんです。 原因に対してふさわしい結果が現れるんです。(因果応報) 単純に、いい事をすればいい結果が返ってきます。(善因楽果) 悪いことをすれば、悪い結果が返ってくるんです。(悪因苦果) ※ もちろん一因ではなく「多因」ですから、難しいんですが、基本は、原因に対して結果が現れるんです。 つまり「結果」とは原因に対して支払われる「報酬」なんです。 リンゴが食べたかったら、リンゴの樹を植えるしか方法がないんです。 みかんが食べたいのに、桃の樹を植えても駄目なんです。 みかんが食べたかったら、みかんの種を撒くんです。 ですから、単純に、いい結果が欲しければ、いい原因を作ることなんです。 お金もこれと同じことなんです。 お金も、その原因を撒いたことによる、報酬として”与えられるもの”なんです。 ですから、基本的にお金持ちというのは、それだけみんなに良いものを与えているんです。 みんなの役に立つ商品や知識、技術、サービス、思想・・を与えている(撒いている)から、その結果(報酬)が与えられているんです。 「汝の欲せざるところを与えよ」です。 与えたもの(撒いたもの)に相応したものが返ってくるのが、自然の法則なんです。 で、人間界では、お金が代価として機能していますので、お金が与えられるんです。 ところが、人間には二種類いるんです。 かぼちゃの種を植えておいて、メロンが生るのを期待している人がたくさんいるんです。 結果(報酬)だけに眼を奪われて、それにふさわしい原因を植えようとしない人たちです。 学歴もないのに、医者になりたい、弁護士になりたいとか想ってもこれは無理な話ですから、結果として、学歴を詐称するようになるんです。そうすると悪因苦果を自らが受けることになるんです(因果応報) これは結果優先型の”ケダモノ”の発想なんです。 「あれが欲しい、じゃあ奪っちゃえ!」です。 完全な悪因です。 逆に学歴にふさわしい仕事を選ぶ人は、理性優先型なんです。 原因と結果のバランスがとれているんです。 人間の中には、獣性と理性があるんです。 獣性は大脳辺縁系の仕事で、理性は大脳新皮質の仕事だと言われていますが、その脳の構造は、社会にもそのまんま現れているんです。 ですから、人間は常に獣性と理性の二律背反を背負っているんです。 で、獣性が優位の人たちは、原因と結果の法則を見ようとしませんから、金に汚くなってしまうんです。 理性優位型の人は、原因と結果の法則を見ますので、ふさわしい結果に満足するんです。(少欲知足) ・・と、長くなりましたが、お金が汚いのではなくて、お金をそのように扱う人間こそが汚いんです。 「職に貴賎無し、あるのは、卑しい心だけ」というのと同じことなんです。 私が尊敬しているのは倒産はしましたがヤオハンの和田一夫氏です。 彼の本も読んでみると良いです。 「世の為、人の為」「私心なき献身」という理念に基づいて、あそこまで会社を繁栄させてこられたカリスマ経営者です。決してカネの亡者ではなかったんです。 他にも斎藤一人さんの本を読んでも、やはり言っていることは同じようなものなんです。 大切なのは「心」なんだということです。 でも「心」は無職透明で見えないですから、みんな一緒に見えてしまうんです。 で、この対極にあるのが「糸○ 英太郎」」という人物でしょうか。。。(苦笑) 彼の本も読みましたが、まさに”けだもの””大脳辺縁系優位”のリッチマンだと想いました。 ジェームズ・アレン著「原因と結果の法則」も読んでみるといいです。
お礼
私も、ナポレオン著は結構興味がありまして、何冊か読ませて頂いてます。 アレン著も読ませて頂きましたが、それをここで凄くうまくまとめて頂いてありがとうございます!かなり通じていらっしゃる方とお見受けしました。 しっかり記憶させて頂きます!
- MicroHard
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補足が書かれたので、オイラの意見を・・・。 ●お金を追い求めるなんて下道 下道でも外道でもないと思う。お金を稼ぎたいと言う心があるから、生活も豊かにしたいし、その気持ちが強いから人生を潤わせたいと考えてるんだろうし、誰もが考える事だと思うよ。 お金を稼ぎたいと思わない人は、人生の中の人としての特殊な生き物の中でも、諦めた考え方と行動をする人じゃないかな。 ●お金持ちは根が腐っているやつばかり オイラは腐ってないぞー。 ●お金さえあれば全てうまくいく お金で、世のトラブルは解決できる!裁判になっても、最後は金で精算し和解するでしょーし。心の通い合ってない人も金で動く。お巡りさんも、罰金を払ってくれそーなドライバーを狙って検挙する。払えそうでない暴走車はあまり追いかけない。 ●お金を得る方法はペテン師にならなければならない 詐欺師もペテン師も極めれば、「凄い!」と思われるので、ペテン師を蔑んではならない。それよりもその執念を学ぼう。 ●世の中は間違っている、お金持ちは本当は汚い人間で、まじめな人間はお金持ちになれない、なぜなら、その過程をみればわかる まじめな人間が、今の日本の仕組みを築いてるなら、仕組みを変えることや行動することも何か考えなきゃ、存在の意味・意義が無い。反論してても、そこまでの意義の無い存在でしょう。 汚い手口と商売上手は、別。 「その過程」が判らないので、なんとも「その過程」については、述べれないよオイラは。
お礼
どうもありがとうございます! 参考にさせて頂き、肝に銘じさせて頂きます!
- hanakago
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ホリエモンの本読んでみたら。
お礼
ホリエモンの本読んでみます!前々から気になっていたんで^^ ありがとうございました!
- MicroHard
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補足要求! どのような固定観念の否定的発想があるのかを書いてくれなきゃ、どんなときに否定的に考えるのか判りましぇん。
補足
そうですね。 言葉でうまく言える自身がありませんので抽象的に言います。なにかつかんで頂けると幸いです。 ●お金を追い求めるなんて下道 ●お金持ちは根が腐っているやつばかり ●お金さえあれば全てうまくいく ●お金を得る方法はペテン師にならなければならない ●世の中は間違っている、お金持ちは本当は汚い人間で、まじめな人間はお金持ちになれない、なぜなら、その過程をみればわかる(友人に言われたのですが、ムカツキました。でも潜在的にわかる気がしたので、自分自身にも腹が立ちました) 実際こんな考えは受け入れるつもりはありませんが、潜在的に植え付いている感があります>< よろしくお願いします。
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補足
すいません、その本は今でも手に入りますか?非常に興味があります、文章を見ていても、なるほど、と感じます。 ありがとうございました!