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18世紀以後の哲学者の思想の潮流について

あまり、哲学の本など読んだことは無いのですが、興味があり少し研究してみたいと思っています。 一口に哲学者と言ってもいろんな切り口があり、また東洋西洋あって幅広いですが、私が 興味を持つのは神の存在を肯定するか否定するかの観点からです。 調べてみたところ、無神論ではニーチェ、サルトル、ハイデッガー、有神論では ヤスパース、キルケゴールなどが有名みたいです。 ニーチェは「神は死んだ」と書いたことで知られてますが、晩年発狂してしまいました。 別に神を否定した罰が当たったわけではないでしょうが。 私自身は神の存在を信じてますが、それは別として上記の人も含めて、哲学者(に近い思想家も含む)の範疇で、おおまかでけっこうですので、無神論者、有神論者の分類など教えていただきたいです。さらに、代表的な著作も紹介くださるとうれしいです。 両論を偏らず読んでみて、また考えたいと思います。よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • kurinal
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回答No.1

こんにちは。 >「ニーチェは「神は死んだ」と書いたことで知られてますが、晩年発狂してしまいました。 別に神を否定した罰が当たったわけではないでしょうが。」 「神は死んだ」と書けば、「神」を有るとしたわけでしょう。

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その他の回答 (1)

回答No.2

18世紀以後の哲学(者)の思想の潮流という質問が、どうして有神論と無神論に分類されるんですか? それが私にはよく分かりません。 18世紀というと、西欧では、「啓蒙主義」以後のことですよね? そして「啓蒙主義」は、この世界から神だとか、その種の神秘的な、非・合理なものを追放し、ウェーバーのいうところでは「呪術からの解放」を成し遂げたことです。 「啓蒙」以前は、人間が気が狂うと、魔物が取りついたと言っては呪術師が祈祷を上げたり、お祓いをして魔物を退散させたり、あるいは魔女と言って若い女性が気が変になったのを、火あぶりにしていましたが、「啓蒙」以後、それは人間の心理上の問題とされ、精神医学が発展しました。 また、台風やハリケーンがあると神が怒っている、その神の祟りだと言っては呪術師が天に向かって、神の怒りを鎮める祭祀を執り行い、神の怒りを鎮めていました。 17世紀は「科学革命」による天文学と自然科学の革命でしたが、「啓蒙」はその「科学革命」の延長で、人文学の革命でした。 その延長線上にニイチェの「神は死んだ」という宣言が来るので、いわば西欧の非・合理主義に最終的に終止符を打ったものでした。 だから、神の対する信仰は道徳的な意味については残りましたが、存在論的には否定されたのです。 ニイチェに言わせれば、西欧の哲学の歴史はプラトンの形而上学と、それを受け継ぐ神学の歴史です。 アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドが「西欧の哲学の歴史はプラトンの注釈の歴史に過ぎない」と言っているように、ニイチェが「神は死んだ」と言ったのは、単に神が死んだと言ったばかりでなく、この世界を超える超越者が存在しない、人間だけが存在するヒューマニズムの時代が訪れたことを意味します。 17世紀のデカルト以来の西欧の哲学の歴史は人間を中心とする、意識とか心を中心として、世界をどう解釈するかの思想の歴史であって、有神論・無神論の思想の歴史ではありません。

BEACHBOYS1970
質問者

お礼

ありがとうございます。 ちょっと表題のつけ方を間違えたようです。西洋の哲学の流れでは神の存在を肯定派、否定派のどちらが主流なのか、また各々の代表的な学者を知りたくて質問しました。

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